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「”問題行動”と見なすことが問題」[2018年02月17日(Sat)]

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星野健司「ライダー・トリックスターH」(1996年)
横浜市栄区のいたち川沿いの遊歩道で。

*******

相手への想像力

◆午前中、認知症サポート講座を受講。
先日、地元の医師による講義も勉強になったが、ケアに携わる方たちの話と合わせて理解が深まっただけでなく、人間のふるまいとその背景にあるものへの想像力がいかに欠けていたか教わった。

予防可能なのは脳血管性の認知症(認知症のうち15%)ぐらいで、アルツハイマーやレビ小体型認知症は(合わせて65%ほど)予防できないという。この2タイプだけで3分の2を占める。

◆長寿社会を迎えて未知の領域に我々が向かっていること、その一方で10〜30代の若い世代の死因のトップが自殺であること、といった大局的な視点から、「認知症は脳の糖尿病だ」という医師のことばで糖質中心でなくタンパク質をしっかり摂って骨折や肺炎につながるフレイル( Frailty)=虚弱に陥ることを防ぐ、などの実際的な話もあった。

◆徘徊や妄想=認知症の主な症状、と考えている人が多いが、それは誤解で、記憶障害(食べたことを忘れている)や見当識障害(時間や季節、場所が分からない)、理解・判断力の障害などが実は中核的症状で治りにくいものの、幻覚・妄想や徘徊、暴力的になる、などはそれに至る環境や心理状態によって引き起こされるので、それに留意して対応することで緩和され治る可能性がある症状だ、という話には全く認識が改まった。
妄想や怒りの対象は、実は最も依存している相手だという話もあった。
そのことに気づくためには、相手の内面への想像力を働かせることが欠かせない。
困らせる行動の向こうにあるものへの理解、ということだろう。

講師のKさん曰わく「”問題行動”と見なすことが問題」。
至言である。

◆10日ほど前の朝日新聞朝刊の「折々のことば」を思い出した。

今日も、明日も、明後日も、順調に問題だらけ
    (向谷地〈むかいやち〉悦子)
https://www.asahi.com/articles/DA3S13348197.html




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