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人事を尽くしても神頼み(台風19号接近中)[2019年10月10日(Thu)]

DSCN8581.JPG

横浜天主堂跡に立つキリスト像(横浜市中区山下町。中華街の青龍門の近く)。
開国後の1862(文久2)年、日本近代最初の教会がこの地に献堂された。
現在の山手カトリック教会の前身にあたる由。

*******

ドラッグストア、スーパー、どこも朝から列をなしていた

◆朝、開店したばかりのドラッグストアに行ったら、水もパンもすでにほとんど売り切れ。レジには年配の女性たちの姿がたくさん並んでいた。
台風再襲来に備えた買い溜めのようだ。
昼に寄ったスーパーもなかなかの混みようで、トイレットペーパーが品薄。
こちらとしては水ℓ6本の箱入りがあればと思って足を運んだのだが、見当たらない。
ボトルのひしゃげた「富士山天然水」2ℓが一本残っていただけ。

◆311の大震災後はさておいて、1973年冬のオイルショックが似たような世情だったかと思うが、当時は水を買う、という習慣はなかったように思う。
トイレットペーパー争奪戦の方は学生寮暮らしだったので実体験はない。
銭湯の料金が連続して上がって行くので、週2回沸かす寮の風呂で我慢することにしたことぐらい(バキュームカーのアルバイトをした時は、さすがに別料金のシャンプー代も支払って銭湯を利用したが、くみ取りの匂いはしばらく鼻について閉口した)。

◆目下中心気圧915hPaという台風19号の凄まじさは先月の15号の比ではないようで、かの伊勢湾台風(何と895hPaだった由)に次ぐ猛烈さと書いた記事もあった。

TVで50m/sで窓が割れ部屋の物が吹き上げられる実験映像を見て、にわかに窓のことが気になりだした。それ以上の暴風が見舞うとなれば屋根が吹っ飛び、命の危険も現実となる。

思案の末、窓に養生テープを貼り(何カ所かは3.11後に貼ったのがそのまま残っている。その上に、隙間ないほどに緑色のテープを貼って行った。

さらに、雨戸がなく風当たりの強そうな窓は、コンパネを買って来てふさぐことにした。ブルーシートの買い足しを含め、ホームセンターに2往復。
ついでにLED懐中電灯も買い足す。これも手頃な値段のものは払底していた。
やはり懐中電灯を買いに来て、仕方なさそうにクリプトン球のものを手にレジに並んだ人が何人かいた。

◆モノが揃えば大丈夫、ということでないのは承知なのに、形が見えるものを手もとに置いてこれで一安心、と言いきかせないと収まらないのだろう。台風の姿は衛星画像で目の前にあるのに、正体はかえって見定めがたく感じられる不安がこの先続くことへの取りつくシマのなさというか。

台風との格闘に備えて体力を温存すべく、どの店でも品物をめぐる争奪戦こそ無かったけれども、
誰もが同じようなことを考えて同様の行動に駆り立てられてしまう神経消耗戦は静かに進行中のごとくだ。


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