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あしたこそ[2019年07月03日(Wed)]

DSCN1197.JPG
ヤブカラシの上にベニカミキリムシ(紅髪切虫)。
夕焼けを眺めすぎたかのような全身の赤味が印象的だ。


*******


夕焼け   工藤直子

あしたは かならず
晴れるに ちがいないなあ

あしたも わたしは
たしかに生きるだろうなあ

あしたこそ
なにかをみるかなあ

きっと そうであり
そうに ちがいなく
そうと思いたい

……………
そんなふうに眺められる
夕焼けが あった



工藤直子『てつがくのライオン』(理論社、1982年)所収

水内喜久雄・編著『一編の詩がぼくにくれたやさしい時間』(PHPエディターズ・グループ、2008年)によった。




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