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ゴミの身ながらさりながら[2019年02月17日(Sun)]

◆フィルム・カメラと10数年前に買った最初のデジタルカメラなどをまとめて引き取ってもらった。合計9台。
交換レンズなども結構あったがカビを生やしてしまい、買い取り額は雀の涙ほど。「クジラの涙ほども泣けた。」と笑いのめそうとしたが、さすがに愛用機との別れは切ない。
一台一台、勇姿をカメラに収め、最後は勢揃いの写真も撮って、しのぶよすがとした。

◆思い切って主力とするデジタルカメラを新規に購入。散歩に初めて携行して撮ったのが下の写真。

DSCN0003.JPG

境川に無残にも捨てられたプラゴミの袋だ。

回収するには岸から距離がある。
冬のこととて、雨で流れて行く日はなかなかなか来ないだろう(2キロ下流に、ゴミを捕らえるネットが設置されているので大雨が来れば、流れ下ってそこで食い止められるのだが)。

◆今朝の朝日新聞、1・2面を使って海洋を汚染するプラスチックゴミの記事があった。
インドネシア・バリ島のマンタが生息する海の現状を伝えている。
地元政府は非常事態宣言を出して2025年までに70%のゴミ削減を目指すというが、担当大臣のコメントは「目標達成は可能だが、そう簡単ではない」。
弱気を克服して「簡単ではないが、十分可能な目標だ」と前向きに取り組んでほしいものだ。

◆記事には、海のゴミが環境中に残り続ける期間が表で示してあった。それによると、

タバコの吸い殻=1.5〜10年、レジ袋=1~20年というのは序の口で、
ペットボトルやおむつは450年(!)、釣り糸は600年(!!)という。

◆環境保全に頭を悩ましているのは湘南海岸も例外ではなく、先日藤沢市役所を訪れたら、「かながわ海岸美化財団」のキャンペーンがロビーに展示されていた。10年ほど前に、境川遊水地センターに展示していたこの財団の組パネルを借りて来て勤務校で展示したことがある。

DSCN9946_0000-A.JPG
吸い殻たち

DSCN9944_0000-a.JPG
大小さまざまなプラスチック製品


中にはこんなものまである。
DSCN9945_0000-a.JPG

プラ製品のほとんどが川から流れ下ってきたものだ。

DSCN9942_0000-A.JPG

◆会場にこんなメッセージカードが置いてあった。
至言である。

190214神奈川海岸美化財団ハガキ.jpg

*******

「焼却炉」より   山崎るり子

ええ 焼却炉のことは時々考えます
袋の口を結んだ人も
そのうち行くでしょう 箱に入れられて
そして形を変えて
空で出会う
「来ましたね」
待っていたものたちはそう言って
ゆっくりと一緒に 歩き出す


◆『山崎るり子詩集』(思潮社現代詩文庫、2007年)より「焼却炉」の結び。
この世に在ったゴミも人間も、果ては一緒だ、と大胆に言い切る詩。
行き着く先が空(そら)だ、という所に救いを残してある詩を、一部だけつまみ食いしてゴミの話題に配しては作者に失礼なのだけれど。

冒頭のゴミ袋、明日もあそこに白々と転がっているに違いないと思うにつけ、何とかせねばなァと、夜半過ぎても思案しているのだ。今夜はきっと夢に出てくる。



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