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テープカッターについて[2019年01月24日(Thu)]

◆テープカッターを新調した。税込228円ナリ。
細々とした雑貨を増やすべきではないのだが、30年ほど使ったものが切れ味が落ちてテープが粘つくことしきり、かつ本体のプラスチックも劣化したのでやむを得ない。
持ち運びしやすいよう、軽目のものにした。

下のように、なんの変哲もないデザイン。
MADE IN CHINAで大手ホームセンターが輸入販売元である。

DSCN9750.JPG

◆外箱を処分しようとしたら、「小巻テープも使用可能」と書いてある。
箱の説明書きを見ると、滑車の軸の部分が取り出せるようになっている。

DSCN9751.JPG

◆手前が小巻テープ用の滑車。このように入れ子状に、しっくり収まるつくりになっている、ただそのことに感動する。
小巻のセロテープをセットしてみた。

DSCN9752.JPG

◆小巻のセロテープはプラスチックの簡易なケースに収めて売られているものが多い。
ケースにはギザギザの刃も成型されていることが普通だから、わざわざ小さなテープを上のように普通サイズのテープカッターにセットする場面があるかどうか。
考えられるケースとしては、封筒ののりしろをテープで貼る作業を複数の人間でやっていて、大巻(径が75cmくらいのもの)のテープがなくなった、しかし小巻のテープは未だある、という場合だろう。
最後まで作業効率は維持したい、テープをセットする滑車の交換の方が、大巻のテープを買い足しに行く手間より少ないだろうことは想像がつく。
とすると、大小2つの滑車を仕込むよう発案した者は、テープカッターを使う人間は小巻タイプも用意して作業するハズと踏んだ上で、これをデザインした、ということになる。

大小のテープを用意するような人間も、手分けして行う作業中にテープを切らすなどでロスしたくないと考えるタイプの人間、ということだから、両両相俟って生み出された製品、ということになる。いくばくかの感慨が湧いてくるのを覚える。

*******

◆大小のテープを入れ替えている内に、カッター本体の軸受けとなる切り込みが2条彫られていることに気づいた。

DSCN9753.JPG

上の切り込みの位置で滑車の軸を使用するようにと、箱に書いてある。
では下の方は何のために使うのだろう?
試しにテープをセットした滑車の軸を下の方に落とすと、テープは底に当たってしまう。

思うに、梱包した時の高さを押さえ、箱のカサを小さくするためではないか?
上の彫り込みに滑車を置いたまま箱に入れてみると1cmほど高くなってしまう。
たった1cmでもコンパクトになれば保管・輸送のコストを押し下げる、ということなのだろう。
(処分することにした古い方のテープカッターを確かめると、やはり2条の彫り込みがあった。)
だとすると、コイン2〜3枚の小売り価格ながら、1cm身を縮める努力で何円かの利益につなげる努力を営々と続けてきた商品、ということだろう。


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