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首筋に微風を[2018年02月23日(Fri)]

DSCN5606.JPG
皇居北の丸のお堀で

*******

谷川俊太郎『詩めくり』から

二月二十三日

風呂に入っている若い中国人にむかって
〈これ何?〉と大声で訊ねたのは
ラジオの前にいるイギリス人の女である
男がきれいな英語で
〈G線上のアリア〉と答えたので
女の八歳になる息子は首筋に微風を感じた

 (ちくま文庫、2009年)
◆日々のつぶやきや発見に加えて映画のワンシーンのような詩もある。
高橋源一郎の言葉から生まれた一日一編の詩が、故・天野祐吉「広告批評」が最初に出す単行本のためにとプレゼントされたという生い立ちの詩集。


財務大臣・国税庁長官殿に[2018年02月22日(Thu)]

腹がたっている時は自分がまっとうな人間であるような気がして元気が出る

  佐野洋子『私はそうは思わない』(ちくま文庫、1996年、p.111)


DSCN5601-A.jpg

◆納税者の厳しい視線が集まる国税庁の入り口。財務省と同居する。
建物は古いが霞が関界隈でも有数の広い敷地に立つのではないか。地図で見た敷地面積では、南隣の文科省、金融庁や会計検査院が同居する中央合同庁舎7号館の敷地の倍以上ありそうだ。

建物の周囲には1年以上にもわたって工事のフェンスがめぐらされている。
森友疑惑が浮上した去年の今頃よりも前からあれこれ工事が続いている印象ではある。
だけどそれにしても長すぎない?と別の疑念が頭をよぎる。
工事にかこつけて、財務大臣や国税庁長官にモノ申したい主権者・納税者を寄せ付けないバリケード代わりに利用していないか? と思いたくもなる。

財務省・国税庁・合同庁舎4号館DSCN2834.jpg

◆会計検査院などが入る合同庁舎7号館から見る財務省・国税庁(右のロの字形の低層ビル。左奥は中央合同庁舎4号館。内閣法制局などが入る)。

◆会計検査院は、2月9日に新たに出て来た300ページもの森友文書、会計検査院は精査の上、報告書の訂正版を出すべきではないか?財務省・国税庁を眼下に見下ろすビルに入居する省庁としてチェック・叱正の権能をしっかり発揮してほしいものだ。

*2017年11月22日に公表された会計検査院の報告書は下から閲覧・ダウンロードできる。
★「学校法人森友学園に対する国有地の売却等に関する会計検査の結果について」
http://www.jbaudit.go.jp/pr/kensa/result/29/h291122.html

非戦の背骨、金子兜太氏逝く[2018年02月21日(Wed)]

◆「アベ政治を許さない」の書で知られる俳人の金子兜太氏が逝った。享年98。
あの雄勁な書は、権力を私物化する者たちに頂門の一針であり続ける。

◆2018年元旦の朝日新聞には次の三句が新春詠として載った。

故郷  金子兜太

遠く近く秩父の山河猪と

中学五年山から星へ猪の如く

山並み覗く際もなく覗く脳裡


しかし、通例月曜に掲載される朝日俳壇には金子氏の選評が載っておらず、大きな空隙を感じながら二タ月が過ぎようとしていた。

◆12月10日の朝日俳壇には長谷川櫂氏と共選となった句への選評が、金子氏の俳句の世界と生きる姿勢を雄弁に語っていた。

素うどんのやうな亭主と冬籠  三浦大三(新庄市)

長谷川氏のこの句への評は〈「しんから温まれる人」、ととっておこう。〉というもの。
留保を含んで直截でない。比喩の解釈を示して食べるプロセスを飛ばしたために、コメントとして歯切れが悪いのである。

これに対して金子兜太の選評は《そっけないようでいて味のある男。》。
素うどんを食べるさまも味わいも彷彿とさせ、しかも明快である。

◆金子兜太はトラック島での体験をインタビューでもたびたび語っているが、非戦の意思は同胞を失った彼自身の戦争体験からくるばかりでなく、俳人として多くの人たちの投句を読み彼らの胸臆にわだかまる思いや祈りを我が事として読むことによっていよいよ不抜のものになって来ただろう。俳句を詠まない人も金子氏の作品を読むことによって静かに拳を固め、立ち上がらずにはいられないはずだ。

海に青雲(あおぐも)生き死に言わず生きんとのみ

水脈(みお)の果炎天の墓碑を置きて去る

死にし骨は海に捨つべし沢庵(たくあん)噛む



ふつうの人のこころに届く詩[2018年02月20日(Tue)]

詩人・豊公子さんの逝去を悼む

◆知人の奥様のお別れの会に参列した。

直接お目にかかったのは2014年秋、川崎市溝の口で開かれた九条の会の折。
駅から会場に向かうペデストリアンデッキで、ご夫妻連れ立って到着されたところに遭遇した。
電話や用向きの伝言を御願いすることが何度かあったが、いつも丁寧な言葉で受けとめていただいて来た。

◆喪主としてマイクに立った知人の話で、地元厚木市の「あつぎ九条の会」の旺盛な活動を支えて来た奥様の、詩人としての活躍を知った。
百数十号に及ぶ「あつぎ九条の会」会報の発行人であり、会報に連載する詩の制作も続けて来たことが紹介された。

◆会場入り口のコーナーでいくつかの作品を読むことができた。
どれもふつうの市民の心の中まで届くように、願いを柔らかに練り込んだことばであった。

その願いとは平和憲法を守り育てることであり、それはどこまでも家族・地域に根ざした生き方から湧き出るものであるように感じた。
そのような生き方から生まれる詩は、個からの発信というだけでなく、多くを受信しそれに応えようとする心の表現でもある。

たとえば、毎月九日、本厚木駅で続けて来た署名活動で出会った人々のことばたち。

駅頭にて  豊 公子(ゆたか きみこ)
    (*そのラスト2連)

ジャンパースカートの
娘さんがやって来た
「ありがとうございます
本当は私たちが
やらなければならないんです」
思い掛けない言葉だった
ずっと前から待っていた言葉だった

花柄の杖のおばあちゃん
「若い人が書いてくれたねぇ」
「はぁい」万感をこめて応えた


◆娘さんの装いやおばあちゃんの杖の花柄に目を留めている人は、相手の言葉だけでなく、相手の存在全体を注意深く見つめ、受けとめることが出来る人だろう。
そうした人のもとには自ずから人が集まってくる。


アベ政治を許さない   豊 公子

墨で書かれたポスター
駅頭で掲げる
何人 来てくれるか
いつもよりは多い予感

本厚木駅 駅前 北口
ポスター片手の人
横断幕を広げる人

次第にポスターがふえる
参加者を数える五六人
この街の駅頭宣伝で
こんなに集まったことがない
かぞえ違いかもしれない
もう一度数える六七人

通りすがりの青年
「一緒に並んでいいですか」
いつの間にか
朱色の「アベ政治を許さない」も並ぶ
心して 今度は声を
声を出しながら数える七五人だ

友人から熱いニュースが届く
ポスター持って
コンビニの前で二人で
信号の傍で数人


◆2015年9月16日、安保法制強行採決直前、横浜で公聴会が開かれた時の詩もある。

公聴会のあった日   豊 公子

横浜で地方公聴会があった日
我が家の夕食
夫が横浜の様子を話す
私は口をはさむ
公聴会で意見を聞いたら
公聴会の意見を確認して
さあどうしましょうかって
話し合わなきゃおかしくない
いきなり裁決はおかしいよね
「国会へ行く」と娘がいう
「もう夜だよ」と私
「じゃあ僕も行く」と夫
夫は財布の中を確認して
娘は夫の服装をチェックして
二人は出かけた
私は台所をかたづけ
パソコンにむかう
中央公聴会での
学生公述人の意見を読む


◆今現在を詩に読むことは容易でない。
記憶の減衰を加速させようとして目先を惑わすことに熱心な政治のもとでは、起きたことの輪郭が定かでないまま、読者の意識に引っかかる言葉のフックが外されやすいからだ。

上の詩では、歴史的な一日が夕食の家族の会話で描かれている。
「私」の「おかしいよね」という批評のことばの後に3人の短いことばが「 」付きで続く。
それぞれの役割がカッチリかみ合って行動に移る場面。
意思を固めた人々のドラマと言って良い。

家に留まる「私」は単に留守番役なのではない。
今ここでやれることを、なすべきこととして取り組む。
決然と肝を据えた人としてパソコンに向かうのである。

◆映画でも良いテレビドラマでも良い。
この詩を1シーンとして、今現在を描く表現者が現れないものか。

*******

*今日、2月20日は小林多喜二忌である。
厚木で例年行われる多喜二を偲ぶ集まりは豊和子さんの司会で行われて来たことも「お別れの会」では紹介された。案内を頂戴したこともあったのに参加できなかったことを残念に思う。
今は安らかな眠りを祈ることしかできない。


◆豊公子さんの作品のいくつかを「横浜詩人会議」のサイトで読むことが出来る。
またネット上には詩を載せた「あつぎ九条の会」の会報のいくつかがアップされている。

【横浜詩人会議】
http://keihinsiha.blog.fc2.com/blog-category-44.html



すすめられても ぎりめしくうな[2018年02月19日(Mon)]

DSCF0001.JPG

◆久しぶりに米屋さんへ行った。
先月、お供えとして田舎から送っていただいた玄米を半分だけ精米して貰った。
「花より団子と思って」と丹精の「あきたこまち」を送ってくれたのだが、米袋には保存の仕方も書き添えてあった。
玄米のまま三宝に盛ってお供えにしたあと、今朝初めて玄米のまま炊いた。
口にするとそれが育った田んぼに想像が向く。
おおげさに言えば、大地の恵みをいただいている感じがある。
やはり白米でも味わいたくなって10キロあまりを米屋さんに持参したのだ。

上の写真はお店に飾ってあった籾(もみ)から白米になるまでの愛らしいマスコット。
久しぶりにオニギリを食べたくなった。

*******

にぎりめし  阪田寛夫

にぎりめしは かるくにぎれ
にぎりめが つかぬほどに

にぎるてのひら しめりをくれろ
でもツバつけちゃだめ てにあせにぎるな

にぎるめしなら むぎめしもいい
おかずは にしめがよくにあう

にぎりめしには おはしはいらない
にぎりしめずに つまんでたべる

にぎりつかれて てについためしを
ひとつぶひとつぶ たべるのもうまい

すすめられても ぎりめしくうな
はらぺこにいちばん にぎりめし

  
   *「阪田寛夫詩集」ハルキ文庫、2004年


「すすめられても ぎりめしくうな」と言われて
ドキリとする政治屋とその取り巻きは世に多いだろう。
確定申告がスタートして佐川長官をトップに推戴する国税庁への批判の声は高まるばかりのようで、TVも取り上げざるを得なくなって来た。公然と「ぎりめし」をふるまう者がおり、それを食ってしまった者がいるという構図があからさまなのだから当然のことだ。

◆「税」の字、「のぎへん」=「禾」は米に代表される穀類、「兌」は抜け落ちる、という意味であるそうだ。税とは汗して手に入れた収穫から抜かれる米のことだ。税としてさっ引かれたものが横流ししされたりゴマカされていてはたまらない。私腹を肥やした輩こそが潔く年貢を納めるべき時機だろう。

映画「白バラの祈り」から[2018年02月18日(Sun)]

◆1943年の2月18日、ミュンヘン大学でゾフィー・ショルが兄のハンスとともに反ナチ抵抗運動を呼びかけるビラを撒いた日だ。
目撃した大学の職員が二人を拘束してゲシュタポに引き渡した(いつの世にも権力に迎合する協力者がいる)。
二人は同志のクリストフ・プロープストとともに4日後に国家反逆罪として人民裁判で有罪を宣告され、即日(!)処刑された。

彼らの平和的な抵抗運動は「白バラ抵抗運動」として知られ、映画にもなった。
1982年制作の「白バラは死なず」(ミヒャエル・フェアヘーフェン監督)を勤務校の芸術鑑賞会で生徒たちと一緒に観る機会があって、彼らのことを知った。
この映画を選んだ担当者の見識には、30年以上経った今も感謝するばかりだ(このブログをスタートしたばかりの実教出版日本史教科書排除事件の記事でそのことを思い出して引用している→〔2014年8月6日、飼い犬に手をかまれる日〕⇒http://blog.canpan.info/poepoesongs/archive/17
「政治的中立性」を理由に史実を描いた映画すら敬遠しがちな現在、こうした映画を全校で観ることが可能かどうか。

◆「白バラは死なず」はドキュメンタリー風に描いた映画だったが、その後、ゾフィーの尋問調書など新たに発見された資料をもとに制作された「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々」(監督マルク・ローテムント2005年(日本では06年)に公開)がTVで放映されていたので観た。

◆尋問するゲシュタポのモーア刑事とゾフィーのやりとりが胸に迫る。
抄録する。Mはモーアのことば。Sがゾフィーのことばである(字幕翻訳:古田由紀子)。

M:君はドイツ国民の幸福を案じている。ヒトラー暗殺を企てた卑劣漢とは違う。

S:じゃ、なぜ罰するの?

M:法があるからだよ。法がなければ秩序はない。

S:あなたの言う法はナチ政権誕生前の言論の自由を守る法よ。
今は自由に発言すると投獄か死刑だわ。これが秩序?

M:では法律のほかに何に頼れというのだ?

S:良心よ。

M:バカらしい。
法があり、人間がいる。
私の義務は両者が一致するか確かめることだ。あら探しじゃない。


S:法が変わっても心は普遍よ。

M:みんなが勝手に善悪を決めたらどうなる?犯罪人が総統を倒したら何が残る?犯罪的カオスだ。
自由思想、連邦制、民主主義、その結果どうなった?

S:ヒトラーが消えれば秩序を取り戻せるわ。独裁からも解放されるのよ、追従者からも。

M:独裁、追従者?中傷は許さない。

◆インフレ、失業や貧困をヒトラーが解決してくれたと信じるモーア刑事に、ゾフィーは国民を全面戦争に駆り立て犬死にさせているだけだ、と訴える(1943年2月18日は宣伝相ゲッベルスが総力戦を国民に説いた歴史的な日でもあり、映画には、捕らえられたゾフィーにラジオから流れるその演説を聞かせておけ、と看守に命じるシーンも挿入されている)。

学生として政府に守られ、食糧配給など特権を与えられている身であるのに、なぜ総統に反対し、誤った信念のために危険を冒すのか?と問われてゾフィーは「良心があるからよ」と答え、ナチが行っている蛮行の数々を挙げる。
とりわけユダヤ人の死の収容所送りだ。
モーア刑事はそれはただの噂だ、と否定し、ゾフィーを責める。

M:君は分かってない。間違った教育のせいだ。私に娘がいれば君のようには育てなかった。

S:ナチが行ったショッキングな話があるわ。
心を病んだ子をガス室送りよ。母の友人から聞いたわ。
病院の子どもたちをトラックが迎えに来た。
”どこに行くの?”と聞かれて看護師は”天国に行くのよ”
子どもたちは歌いながら乗り込んだ。
彼らに哀れみを感じるのは間違った教育のせい?

M:価値のない命だ。君は保母訓練を受けて心を病んだ患者を見てるはずだ。

S:だから分かるの。
どんな事情があろうと裁けるのは神だけ。
彼らの心は未知数よ。苦しみから英知が生まれるかもしれない。
命は尊いわ。

M:新しい時代の始まりを理解するのだ。


◆障害者を生きている価値がないと決めつけて抹殺する優生思想が息を吹き返している現在。75年前のよその国の話ではないと切実に思う。


「”問題行動”と見なすことが問題」[2018年02月17日(Sat)]

DSCN5442-A.jpg
星野健司「ライダー・トリックスターH」(1996年)
横浜市栄区のいたち川沿いの遊歩道で。

*******

相手への想像力

◆午前中、認知症サポート講座を受講。
先日、地元の医師による講義も勉強になったが、ケアに携わる方たちの話と合わせて理解が深まっただけでなく、人間のふるまいとその背景にあるものへの想像力がいかに欠けていたか教わった。

予防可能なのは脳血管性の認知症(認知症のうち15%)ぐらいで、アルツハイマーやレビ小体型認知症は(合わせて65%ほど)予防できないという。この2タイプだけで3分の2を占める。

◆長寿社会を迎えて未知の領域に我々が向かっていること、その一方で10〜30代の若い世代の死因のトップが自殺であること、といった大局的な視点から、「認知症は脳の糖尿病だ」という医師のことばで糖質中心でなくタンパク質をしっかり摂って骨折や肺炎につながるフレイル( Frailty)=虚弱に陥ることを防ぐ、などの実際的な話もあった。

◆徘徊や妄想=認知症の主な症状、と考えている人が多いが、それは誤解で、記憶障害(食べたことを忘れている)や見当識障害(時間や季節、場所が分からない)、理解・判断力の障害などが実は中核的症状で治りにくいものの、幻覚・妄想や徘徊、暴力的になる、などはそれに至る環境や心理状態によって引き起こされるので、それに留意して対応することで緩和され治る可能性がある症状だ、という話には全く認識が改まった。
妄想や怒りの対象は、実は最も依存している相手だという話もあった。
そのことに気づくためには、相手の内面への想像力を働かせることが欠かせない。
困らせる行動の向こうにあるものへの理解、ということだろう。

講師のKさん曰わく「”問題行動”と見なすことが問題」。
至言である。

◆10日ほど前の朝日新聞朝刊の「折々のことば」を思い出した。

今日も、明日も、明後日も、順調に問題だらけ
    (向谷地〈むかいやち〉悦子)
https://www.asahi.com/articles/DA3S13348197.html




本日です《誰が「日の丸・君が代」を必要としているのか?》 [2018年02月17日(Sat)]

DSCN1624-A.jpg
かながわ「あーすぷらざ」前の造形(2017年5月に撮影)。

◆作者・タイトルとも分からないまま形の面白さに惹かれて撮った一枚。
夕方の集会前に時間があったら確認してこよう。
本郷台から歩いて5分かからない近さの「あーすぷらざ」(地球市民かながわプラザ)。
多文化共生の活動をしている市民や日本在住の海外の人たちの交流の場として知られている。

【集会お知らせ再掲】
《2018年学習交流集会》

誰が「日の丸・君が代」を
必要としているのか?

◆講演「道徳の教科化と教育勅語〜報道の現場から」
 講師:成田洋樹さん(神奈川新聞記者)

◆「日の丸・君が代」問題での県教育委員会への要請についてご報告等を予定しています。

と き:2018年2月17日(土) 14:40〜17:20
ところ:地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)大会議室
   ※根岸線本郷台駅下車徒歩5分

******

『地理V課』(ジオグラフィー・スリー)より第十課
     エリザベス・ビショップ

地図とは何ですか?
地球の表面の全体または一部を表す図。
地図にはどんな方角がありますか?
向かって上が北、下が南、右が東、左が西。
中央から見て島はどの方角にありますか?
北に。
火山はどの方角ですか? 岬は? 湾は? 湖は?
海峡は? 山々は? 地峡は?
東には何がありますか? 西には? 南には? 北には? 北西には? 南西には? 北東には? 南東には?

「エリザベス・ビショップ詩集」小口未散 編・訳
  (土曜美術出版販売、2001年)
2018年 教育の自由を求める学習交流集会[2018年02月15日(Thu)]

DSCN5398.JPG
アオジ。境川に臨む明治学院大グランドわきで。

◆ここには野球場やテニスコートのほかに、サッカーやラグビー、ラクロスの練習に使われているグランドもあって、いま夜間照明を付ける工事が進んでいる。
宿泊施設も備えたグランドだが、照明設置は2019年のラグビー・ワールドカップ(横浜日産スタジアム=横浜国際総合競技場で決勝戦を含む7試合が行われる)に関連して練習場として使う予定でも組まれているのだろうか。

*******

《2018年学習交流集会のお知らせ》

誰が「日の丸・君が代」を
必要としているのか?

 〜人権、道徳、改憲、報道を考える〜


◆神奈川新聞記者・成田洋樹さんの講演
「道徳の教科化と教育勅語〜報道の現場から」があります。

◆鋭い切り口で同紙の代名詞となった論説「時代の正体」の執筆陣の一人です。

◆「日の丸・君が代」問題での県教育委員会への要請についてご報告等を予定しています。
お誘い合わせの上ご参加下さい。

と き:2018年2月17日(土) 14:40〜17:20
ところ:地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)大会議室
   ※根岸線本郷台駅下車徒歩5分
 *資料代:500円です
主催:学校に思想・良心の自由を実現する会
※行き方は会のホームページ
「会場案内図」のページをご参照下さい。

自衛隊ヘリ事故続報[2018年02月14日(Wed)]

アパッチヘリの重大事故・続報

◆2月5日に佐賀県神埼市で海上自衛隊の攻撃型ヘリコプターAH64Dが住宅に墜落し、2名の隊員の命が失われた事故。直前の整備で交換されたばかりの部品(メイン・ローター・ヘッド)は中古品であることが判明した。

★【朝日新聞Web版 2月14日15時過ぎ】
墜落ヘリ部品、直前に中古と交換 防衛省「新品」と説明
https://www.asahi.com/articles/ASL2G32GZL2GUTIL002.html


◆記事によれば、防衛省はこれまで、「新品と交換した」と説明していたそうだ。
メイン・ローター・ヘッドは米ボーイング社製で、日本でライセンス生産をしている富士重工(現スバル)が購入したものだとのこと。
別の同型機で使用して、飛行時間は基準の1750時間以下だったのでそれを他の機に再使用しても整備基準に照らして問題ない、というが、墜落機はこのヘッド自体が破損していたとのことだから、墜落の主因である可能性が高いのではないか。

日経報道では陸自は14日、新品だったとの説明について「(幕僚長の会見後の)調査で別の同型機で使用された整備済みの部品だったことがわかった」と訂正した。
★【日本経済新聞 2月14日19時過ぎ】
墜落ヘリの交換部品は中古品 陸自が説明
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2689432014022018CC1000/

◆時事通信の記事ではこの部品の修理歴や、墜落機に使用されるまでのいきさつがさらに詳しく報じられている。

問題のヘッドは、陸自配備の同型機で使用されていたが、ヘッドと機体とを接続する部分が摩耗し、振動する不具合が発生。2010年4月に取り外した。製造企業に送って修理を行い、17年8月から事故機が所属する駐屯地で保管していた。

★【時事通信 2月14日22時過ぎ】
墜落ヘリ、交換部品は中古=陸自が説明訂正、修理歴も 陸上自衛隊
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018021401046&g=soc


◆不具合があったヘッドを製造元のボーイング社で修理してもらってから7年以上も経過していることになる。
重要な部品であろうから、修理歴も含め厳重に管理されていただろうと考えたいが、その管理がそもそもどんな内実をもち、基準が妥当かどうか、素人には判断材料が何もないのだから、一から説明する責任は防衛省にあるはずだが、「新品と交換した」というこれまでの説明がウソだったことの責任も問われる事態となったのだから事は重大だ。

◆2月5日の当ブログの記事で、AH64Dヘリ導入に当たっては後継新型機の開発がなされたために当初の導入計画を大幅に(62機予定が13機に)削減する結果になった、いわくつきのヘリだと書いた(後継機開発の情報は日本政府も知っていたのに、一旦決めた購入計画のすみやかな見直しができなかった、という指摘もある)。
 *2月5日記事〔陸自アパッチヘリ墜落・炎上〕
  ⇒http://blog.canpan.info/poepoesongs/archive/761

その結果、日本でライセンス生産を引き受けた富士重工は初期投資分を回収することが全くできなくなった、ということも問題になったはずだ。
そんなわけで、自前のメンテナンス体制が整わないまま問題のヘッドをボーイング社で修理してもらうしかないという事情があったのではないか。
さらには、高い買い物を米側から強いられて、重要な部品の使い回しを余儀なくされていたということがあったのではないか。
そもそも修理が万全になされたか、それを確認・点検する技術力やチェック体制が国内に整っていたかどうか、疑うべきことはいくらでもある。
政府・防衛省としてそれらをきちんと検証し公表することが、犠牲となった隊員および家族への責務のはず。わざわざ韓国に出かけて米韓軍事演習を要請するような内政干渉をやって恥をかくヒマなどないはずだ(アベ首相が2月9日の首脳会談で)。

◆今日の各紙には舞鶴航空基地の哨戒ヘリが飛行中に部品を落下させていた恐れがあるという記事も載った。
ユルんでいるのは果たして部品だけか。

毎日新聞 2月14日 01時16分】
海自舞鶴総監部 ヘリのボルトなど紛失 飛行中に落下か
https://mainichi.jp/articles/20180214/k00/00m/040/233000c


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