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ペルーちゃんぷるー
日系ペルー人と私のちゃんぷるな毎日を書いています。
沖縄のこと、ペルーのこと。不定期更新です。

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さよならマルティネス神父様[2007年03月07日(水)]
昨日の夜からPCの調子が悪くて仕事ができないでいた。
今朝は、朝からてんてこ舞いだった。

いつだったか、忙しいとは心を無くすことといわれたことがある。
今の私はそうかもしれない。
本当は年の瀬に、お世話になっているM神父さまにお目にかかろうと思っていた。
うちは、二人ともカトリックではないけれど、彼はいつも気にかけていてくれた。

M神父様は、私よりもずっと日本が長い。そしてペルーにもずっといらした。
日系ペルー人にとっては、なじみ深いお人だと思う。
彼の日本語は、私よりもずっと丁寧で美しい。

二人でがんばるどころか、低空飛行もいいところの私たちだったが、彼はいつも見守ってくれていた。
数年前に、うつ病になってしまい自暴自棄になっていた家のペルー人に対して、言葉には出さないけれど、励ましてくれていた。
小さな用事を見つけては、私たちに来るようにというのは、一緒に食事をしようといえば、
家のペルー人が窮屈がるからだったのを私はわかっていた。

3人で出かけるときは、私たちのことを孫だよと周りの紹介してくれていた。
典型的なスペイン人の神父様と私たちが似ているとは到底思えないけれど、
私は、その気持ちがうれしかった。

すごく不思議なことだけれど、家のペルー人とひどい喧嘩をして、
この世の中に神様なんていないと悪態をつくと、決まって神父様から電話があった。

本当のPapaが神父様を連れて行ってしまった。
眠るようにして旅立ったと聞いたのだが、後悔の気持ちでいっぱいだ。

もっともっと話したかった。
あいがとうございますと伝えたかった。
これからのことや、仕事のことなど本当につらいとき、彼は笑って指を天に向けたことがある。
「今、上が用意しているところですよ」と。
家のペルー人は、「神父のいう典型的なせりふだ」と言ったけれど、私は彼が伝えようしていたことがわかる。
信じているよと言ってくれたんだ。

思っていたのならば、どうしてすぐにたずねなかったのだろう。
神様に一生仕えた人なのだから、神様がそばにいかれるのに決まっている。
最後にお目にかかったとき、一人で歩くのがつらくなっていた。

おじいさんは困りますねとさびしく笑っていた。
何度もさよならと私たちに言った。

ありがとうございました。
言葉になりません。
なぜもっと会わなかったのか。おろかな私たちを許してください。


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