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ペルーちゃんぷるー
日系ペルー人と私のちゃんぷるな毎日を書いています。
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丈夫そうな女[2006年10月19日(木)]
南米の男と一緒にいると、さぞかし情熱的で熱い日々を送っていると思われるところがある。
ラテン男といえば、ロマンティックな甘い言葉の一つや二つどころか、たな卸しできるほど抱え、女性を酔わせることこの上なし。
だいぶ前なら、フリオ・イグレシアス、ちょい若めでリッキー・マーティン、最近ならばフアネスみたいなもんかと思われる。

しかし、ラテン男の実態(というか、ペルー男)は、コリコリの「漢・・・おとこ」だ。
亭主関白はあたりまえ、男の沽券のためなら、殺人が起きてもおかしくない(かもしれない)。
いや、殺人は大げさでも、少なくても男の名誉を傷つけられたとあっては、黙っていては男がすたる。

そういうやつらが、なんで情熱的でロマンティックなことをするのか。
日本人ならば、「男は黙って」だし、甘い言葉をいうヤツは、男から信用されない。
本当の男は、背中で語るもんで、ぺらぺらとしゃべるヤツは、男じゃないのだ。

それに比べて、ラテン男ときたら、かなり朴念仁だと思う人でも、女性の扱いは心得ている。
しかし、思うに、
これもまた、究極のマッチョ、マチスタたる所以なのではないかと思う。
つまり、燃えている俺、熱い俺、戦っている俺、甘い俺、
俺という男が、いかに情熱的なのかということに、妄想をたぎらせて身をくねらせているというのが、真実の姿ではなかろうか。

ペルー人の中でも日系人の場合、親の考え方にもよるけれど、結構日本人的な部分がのこっているせいか、あからさまに言葉にしたり、いわゆるわかりやすいラテン男の雰囲気は、他の人種のペルー人と比べると少なめかもしれない。
どちらかといえば、シャイな人たちが多いかなという印象を持っている。
言葉の表現もかなり少ない。
さして、若くもないけれど、やはり身近な男には、「かわいい」とか「きれい」だとか、
ほめてもらいたいときもある。

「ねえ、私のどこが好き」というような、こっぱずかしい事だって、たまには言ってみたいときがある。
この年になれば、自分の容姿の限界や、程度はよ〜くわかっているから、
あからさまにほめてくれとは言わないけれど、やはり甘いほめ言葉も聞きたいものだ。

そんな気分になった今日、
「私のどこが好き?」と聞いてみた。
「そんなこと言わなくてもわかるだろ〜」的なテレもなにもなく、
しばらく、上を向いたあと、

「丈夫そうなところ」

と、彼は言った。

どの言葉を翻訳すると「丈夫そう」という日本語がでてくるのか、果てしなく謎だ。
女なんて単純なのだ。

「とにかく見えるところは、どこでもほめる」とホストNo1の友人も言っていた。

「丈夫そうだ」といわれた女は、なんと反応すればよいのか、誰か教えてほしいものだ。

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