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ペルーちゃんぷるー
日系ペルー人と私のちゃんぷるな毎日を書いています。
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ペルー人は結婚できないという説[2006年10月01日(日)]
疎遠になってしまった友人のご主人が、
「あれだろ、彼がペルー人だから結婚できないんだよね。本物の日系人だったら結婚できたんだよね」と話していたのを、共通の友人から聞いた。
広島の事件を受けて、ペルー人の取締りが厳しくなったからというニュースに影響されたのだろうか。

日本の民法では、婚姻に必要な条件がそろっていれば、どんな相手とも結婚ができる。
まず年齢、相手が重婚にあたらないこと、そして性別。
なので、死刑囚とも結婚ができるし、もちろん不法滞在者とも結婚は可能なのだ。
問題なのは、大きくわけるとそれが一緒に暮らせるという保障がないことと、相手の滞在資格が自動的に付与されないこと。

しかし、人の誤解というのはすごい。
もちろん偽日系人もいるわけで、うちのが日系人の証拠はこれですよと見せても、「戸籍買っちゃうらしいね」といわれれば、それまでだ。
まあ、嘘かそうではないかというのは、日本人にはわかりにくいかもしれないが、日系人同士ならば相手が偽の場合、その矛盾にすぐ気がつくポイントがある。
知り合いのご主人の場合、偽とかどうかよりも、彼がペルー人である外人だというところで反応していただけだ。
知らなければそういう見解を持つのかもしれない。

多くの日本人にとって、日系人とはなんだろうと思うのが実情なんだろうな。
日本人のようなアジア人の顔をしている日系人だから、日本社会と親和性が高いとはかぎらない。いつの世代に日本人の血がと思う人のアイデンティティが日本だったりもする。
今の時代、いきなりしょっ引かれたり、つぶてを投げられて排斥されることもないと思っているけれど、こうした身近なところで、先のご主人のような意識があるんだなと知ったことにちょっと驚いた。

まあ、ふつーの日本人は、自分達の身分などについて知る必要がないから、外国人がどんな滞在資格を持っているのかも理解しないのが当然だ。
びっくりするような発言をしていたご主人も、決して外国人を差別しているとか、そういうのは全然ない人で、一緒にでかけたときもよくしてもらってた。
きっと、間違いを指摘したら理解してくれると思うけれど、なんとなく世間というのを感じた瞬間だった。
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