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農福連携と障がいのある人たちのディーセントワーク [2017年08月27日(Sun)]
障がい者の働く場「パワーアップファオーラム〜経済的自立を備えた新しい福祉をめざして」8月25日金沢市で開催された「農業と福祉の連携に取り組む障がい者の働く場」に参加させて頂きました。
 農福連携が最近、とてもクローズアップされていますが、今、まさに障がい者のディーゼントワークが農福連携の取組のなかでなされていこうとするのかなと藤井克徳さんきょうされん専務理事の講演を思い浮かべてそんなことを思いました。
その農福連携の捉え方を吉田行郷さんから御教え頂きました。少し長くなりますが、掲載します。

農林水産省 農林水産政策研究所企画広報室長兼首席政策研究調整官 
吉田 行郷先生からの「農福連携」に関する提言 
 地域経済の情勢から、障害者が働ける他産業での就業先が不足し、就労する能力があるにもかかわらず自宅待機となっている障害者がいます。
 他産業ではその障害特性から就業できなかった障害者が、多様な仕事がある農業分野では、障害特性に合った働き場所を見つけられる可能性があります。
 作業を行うことで、精神障害が軽くなったり、集中力や根気がつくことで、他産業での就業が可能になる障害者が増加する可能性があります。
 したがって、農業分野で障害者の就労を促進することで、障害者の働ける場所、居場所をさらに拡大させることが可能になります。
農福連携は、「障害者福祉施設が農家を手伝う取り組み」という定義は、農福連携を狭く捉え過ぎているように感じています。また、「農福連携は、障害者の就労支援の手法の一つ」という定義も、農福連携が結果的に就労支援の効果を果たすことはあると思いますが、少し狭すぎて違和感があります。 
農福連携で、障害者の生涯にわたっての居場所を作ることも可能ですし、他産業への就労を志向している障害者の就労支援として機能させることも可能だと思います。目的に合わせて、色々な「連携」の仕方があっていいのではないでしょうか。ですから、移行支援事業所には、支援カリキュラムに農業を取り込んで、「農福連携で障害者の就労移行支援」を行ってもらいたいですし、継続支援事業所が、農業分野で障害者が定年まで働ける居場所を作ることも重要な取り組みだと思っています。
※このようなことを稲刈りの準備をしながら、自分なりに総括しました。農作業はアイデア、思索の宝庫です。
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カメラ
公益財団法人ヤマト福祉財団 瀬戸薫理事長様のセミナーでの挨拶です。
Posted by ピアファーム at 16:36 | 私の想い | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
障がい者の働く場パワーアップフォーラムに参加させて頂きました。 [2017年08月26日(Sat)]
 公益財団法人ヤマト福祉財団主催「障がい者の働く場パワーアップフォーラム〜農業と福祉の連携に取り組む障がい者の働く場」が8月25日(金)金沢市で開催され参加、農業に関心のある福祉・就労支援事業所の方が全国から180名集まりました。
 農業と福祉のかかわりは昔からありましたが、これほど注目されるようになったのは今の時代背景なのでしょう。
 これまでの拙い実践を報告させて頂きました。ありがとうございました。
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カメラ
 農業はイイですよ!!
Posted by ピアファーム at 18:12 | 私の想い | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
九州豪雨に被災した皆様に心より哀悼の意を表します。 [2017年07月07日(Fri)]
 連日台風3号から続く豪雨で被害の状況が伝えられています。大変だとの思いよりも、被災を伝えるニュースを見るたびにいたたまれない気持ちになります。
 自然災害は避けることの難しさを感じます。農地が、家が、地域が流されていくこと。見るたびに悔しい思いです。でも被害に遭われた方の分も含めて、今を懸命に精進したいと思います。
 
Posted by ピアファーム at 18:19 | 私の想い | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
平成29年 年頭所感 [2017年02月01日(Wed)]
平成29年 年頭所感
さりげなく あたりまえに はたらく
〜 法人創設10年目の節目を迎えて 〜
                
 NPO法人ピアファーム 
理事長 林 博文
皆様のご支援のお蔭を持ちまして、これまで大きな怪我や事故もなく、今年で法人創設10年目を迎えることができましたことに心より感謝を申し上げます。
事業の方向を農産物の栽培に力を入れるため、昨年末で5年間運営してきました福井市順化1丁目に設置致しました夢の果実農産物直売所呉服町店を閉じました。農業生産者の高齢化、担い手不足により農産物直売所に集まっていました農産物が品薄になり、これからは少し農産物の栽培生産にメンバーと共に力を入れていきたいと考えています。
これまでの農業に特化した事業実践を振り返りながら、これからの10年、20年を展望していきたいと考えています。まだ、まだ至らない面も多々ある法人ですが、メンバー、スタッフ、保護者の皆さんのご支援とご協力を賜りながら、今年も精一杯努力します。
年頭にあたり所感を申し述べます。
1.メンバー工賃給与の向上をめざした就労支援事業
1)メンバーと共に汗を流し働くことに感謝
 障がいのあるメンバーが働き手(担い手)となり農業に特化して生産、販売、栽培を一貫した農業経営に取り組み、高い工賃給与が得られるアグリビジネスを継続していくことをめざしていくことが、当法人の役割と責務と考えています。
 本人ができることを大切にして、楽しく農業で働き、販売を通じて高い工賃給与を出していく仕組みをつくりだし、社会に貢献していくことを事業の中核に据えた取り組みを今後とも継続していきます。
2)産直市場ピアファームは5年目、B型事業で働くことで地域に貢献する
営業を引き継いだスーパーマーケットを産直市場ピアファーム就労継続B型事業所として開設、営業が困難な店舗を引継ぐことは多くの苦難があり、採算面で人件費、光熱費等のコスト削減に挑みながら社会的な使命を達成しつつ、運営に努力しています。
この事業所を通じて坂井市三国町エリアの障がい者就労支援と地域振興と貢献を果たして行きたいと考えています。
3) ナシ・ブドウ・野菜栽培がピアファームの原点
 開設当初は1haであったナシ園も2.5haになり、ナシ栽培も15年になりました。5年前からはブドウ栽培も始め、観光化にも取り組んでいます。
障がい者就農を本格的に取組み、農業で働くことが地域振興と共に財産になり、農産産物の販売等を連携していくことで彼らの自立支援が図れることがピアファームのめざす目標でもあります。
2.平成29年度に取り組みたいこと、そして展望
1)品質、技術の向上 〜 栽培、販売、接客
 ナシやブドウを栽培していくこと。栽培した農産物、商品をお客様に買って頂くための商品陳列、販売、接客など、これまで以上に品質向上を図って行きます。そのためには、スタッフのメンバー支援スキルの向上、そしてメンバーの生産力を向上させるため、下記の2点を中心にスキルアップを図りたいと考えています。
 @できることを伸ばしていくスキル向上A会話、聴く、伝えることをしっかりできるようにする。

2)あわら・坂井のうふく連携事業を通じて〜地域、農家、団体との農業振興につなげる
 これまで事業と支援を継続できたのは地域、農家、各種団体など多くの皆様のお蔭と深く感謝しております。昨年より始まった事業を通じて様々な面の連携から療育的な支援の拡充と強化、次世代につなぐ事業ステップの試行と準備、販売の拡充を図ります。福祉事業、就労、就農事業から、地域の多くのと農業継承、発展に繫げます。

3)法人創設10周年に向けて 〜10年、20年後を見据えて〜
 平成20年4月に創業し、今年から10年の節目を迎える準備に入ります。これまでを振り返りながら、10年、20年の長期ビジョンを策定していきながら、これからの事業実践を考えて行きます。
4月頃に実行委員会を立ちあげて、10周年事業、これからの10年、20年を見据えた検討していきます。
これからの障がい者就農、暮らしのことなどを法人の事業の在り方も含めて議論を深めながら、次世代に事業を継承していきたいと思います。

@これまでの歩みを振り返るなかで感じていること
メンバーと共に働くことがこれほど素晴らしいことをこの10年で改めて築き再認識をしました。障がいが重くても主役になって普通に働けること、働くことで自信をつけていく姿が法人の事業をここまで伸ばしたと確信しています。

Aメンバー一人ひとりが力強く活きる
メンバーがコツコツと働く姿にとても尊いもの感じています。出来ないことができるようになるよりも、「出来ること」を大切にして「出来ること」でその人が自分の世界を広げて行けるような支援やお手伝いをしていきたいと思っています。


Posted by ピアファーム at 11:07 | 私の想い | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
母の葬儀を終えて [2016年04月24日(Sun)]
 個人的なことで恐縮ですが、介護施設を利用していた母が病院で先週亡くなりました。死ぬと言うことを想定していなかったので葬儀を終えて1週間、ふと気持ちに穴が開いたような感じを受けています。
 葬儀の後始末やお礼などを終えて、先祖の墓参りをして花を飾った時、母に対する感謝の想いで涙が溢れました。これまでとても我儘な面もあり、母との衝突も多くあったことなど、様々な思いが横切りましたが、「私を生んでくれてありがとうございました。」ですべてを終りにしました。疲れよりも、これからの生き方、暮らし方、働き方を考えて行きたいと思うようになりました。
 生まれた山里を守り、果樹栽培等の事業を継承していくために80歳まで現役で働きたいと思っています。そのプログラムを考えて行きたいと思っています。
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カメラ
山吹の花です。
Posted by ピアファーム at 18:54 | 私の想い | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
平成28年 年頭所感 [2016年01月26日(Tue)]
平成28年 年頭所感
          さりげなく あたりまえに はたらく
                                 NPO法人ピアファーム 
                                   理事長 林 博文
 昨年は皆様のご支援のお蔭で、毎日新聞主催第43回毎日農業記録賞の優良賞、北陸農政局「デイスカバー農山漁村の宝」優良事例選定証を受けることができました。
そして、耕作放棄地の再生を通じて障がい者の自立(所得保障と生活支援)に挑戦して農業で高い給料を出すことに取組んだことを評価して頂いてヤマト福祉財団第16回小倉昌男賞を受賞いたしました。
これまでの農業に特化した事業実践を振り返りながら、これからの10年、20年を展望していきたいと考えています。まだ、まだ至らない面も多々ある法人ですが、メンバー、スタッフ、保護者の皆さんのご支援とご協力を賜りながら、今年も精一杯努力します。
年頭にあたり所感を申し述べます。

1.メンバー工賃給与の向上をめざした就労支援事業

1)農業で障がい者の自立(所得保障)と地域振興と活性を図る
 農業に特化して生産、販売、栽培を一貫して取組み、農業経営と果樹の担い手になり、高い工賃給与が得られるアグリビジネスを継続していくことをめざしていくことが、当法人の役割と責務と考えています。
 農業で高い工賃給与を出していく仕組みをつくりだし、社会に貢献していくことを事業の中核に据えた取り組みを今後とも継続していきます。

2)産直市場ピアファームはメンバー工賃給与月平均5万円を達成
営業を引き継いだスーパーマーケットを産直市場ピアファーム就労継続B型事業所として開設して1年を過ぎ、普通では営業が困難な店舗を引継ぐことは多くの苦難があり、採算面で人件費、光熱費等のコスト削減に挑みながら社会的な使命を達成しつつ、運営に努力しています。
この事業所を通じて坂井市三国町エリアの障がい者就労支援と地域振興と貢献を果たして行きたいと考えています。

3) ナシ産地継承と新たな産地ブドウを作り出すことへの挑戦
 ブドウ栽培に取り組み5年目、昨年に観光ブドウ園を開設し生産販売を充実させてゆとりある作業を実施することで、工賃給与のアップの継続も図ります。

2.平成28年の課題、今後に向けての展望

1)品質、技術の向上 〜 栽培、販売、接客
 ナシやブドウを栽培していくこと。栽培した農産物、商品をお客様に買って頂くための商品陳列、販売、接客など、これまで以上に吟味して全体的な品質向上を図って行きます。

2)スタッフのメンバー支援スキルの向上 〜 生産、接客力のアップで給与アップ
 今年度からメンバーの生産力を向上させるため、下記の2点を中心にスキルアップを図りたいと考えています。
 @できることを伸ばしていくスキル向上
 A会話、聴く、伝えることをしっかりできるようにする。

3)連携 〜 地域、農家、団体との地域振興、農業振興につなげる
 これまで事業と支援を継続できたのは地域、農家、各種団体など多くの皆様のお蔭と深く感謝しております。様々な面での連携をすることはこれからも継続していきますが、次の点を次のステップにしていきます。
 @療育的な支援の拡充と強化 A次の事業ステップの試行と準備 B販売拠点の拡充

4)法人創設10周年に向けて 〜10年、20年後を見据えて〜
 平成20年4月に創業して再来年10年を迎えます。今年から10年の節目を迎える準備に入ります。これまでを振り返りながら、10年、20年の長期ビジョンを策定していきながら、これからの事業実践を考えて行きます。

5)障がい者就農についての研究調査活動 〜農福連携を推進、農業塾の展開〜
 障がい者就農についての調査と担い手定着の研究活動を今年から始めて、多様な障がいのある方の受け止めながら、農業活動の定着化を図ります。
 研究調査活動を広げていきます。
 「農業塾あわらベルジェ」もこれはピアファームの農業での取り組みをもっと多くの方に体験してもらいながら理解して頂くピアファーム応援団でもあります。
 そうしたすそ野を広げながら、積極的に農福連携の一つの参考になるように活動を展開して、障がい者就農についての調査と担い手定着の研究活動を今年から始めていきます。

Posted by ピアファーム at 17:53 | 私の想い | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
山、畑の神、樹の精霊たちに感謝 [2015年10月04日(Sun)]
 畑や田、ナシやブドウを栽培していますと大地、田や畑、果樹に見守られて仕事ができることの感謝を感じます。逆らうこと、愚痴なく大地で仕事をしていますと、木々から色々な力をもらえるように思ったりします。猫
 障がいのあるメンバーは、できることをコツコツと取り組んでいる姿をジッとナシの樹が見守っています。「今日は〇〇さんは休みかな。この足元を綺麗に草を取ってほしいな。」と言っているようにも感じます。犬
 ※このブログを書いている時、事務所に〇〇さんがやってきました。「家に帰らん。怒られる。」と言ってきました。「これが終ったら一緒にかえるか。」と声を掛けました。精霊のようにも感じました。足
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カメラ
 愛宕梨です。20日頃に収穫です。
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 今、栽培を検討中のリンゴです。ナンテネ

Posted by ピアファーム at 19:03 | 私の想い | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
加盟を進めらるが。。。。 [2015年09月18日(Fri)]
 某振興団体から加入をしないかとの問い合わせがありましたが、即座に断りました。今、私たちにとって、その団体に加入するよりもしなければならないことがたくさんあるように思います。
 研修会の案内、会合、打ち合わせなど本当に必要のは。。。。。。私にとって、メンバーと一緒に梨の作業などをしてることが一番必要と感じています。猫
 それにしても、福祉関係は研修会の多いことにあ然とします。毎回出ていますと、学者にでもなれるかも知れません。ナンテ、スイマセン目
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カメラ
あきづきナシです。糖度も14度といい味しています。

Posted by ピアファーム at 19:14 | 私の想い | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
さいげなく あたりまえに はたらく  [2015年09月05日(Sat)]
猫昨日に締切でした原稿書き上げました。
猫
〜農業でイキイキと!!〜
さりげなく、あたりまえに、はたらく
 ナシ園にメンバーの会話が響きあう。なかにはラジオを聴きながら作業をする人、黙々と草取りをする人、じっと座って空を眺めている人、常に一人お喋りをしている人、ナシ園の木々たちがそうしたメンバーを暖かく見守ってくれています。
 皆、農作業の主役たち!! ピアファームは「平成の茗荷村」だとこころのなかでは思っています。

1.就労継続B型事業で農業に特化する。
 平成20年4月に勤務していた社会福祉法人より10名の障がい者とスタッフ3名で独立分社してNPO法人で農業に特化した就労継続B型事業を開始しました。果樹栽培はとても手間が掛かる農作業が多く、稲作や畑作等はちがったやり方や方法があり、専業化の必要性を感じて独立しました。
ナシ栽培に特化して専業することで、ナシ栽培の維持管理を安定的に取組むことで品質が保たれたことが販売実績にもつながり、収益アップの原動力になっています。

1)事業目標を設定して事業を推進、メンバー工賃給与アップをめざす。
農業に特化して取組む意義は、第一に当事業所に働く障がい者の工賃給与の向上、所得保障です。平成26年度のメンバー月平均賃金はピアファーム40,474円、産直市場ピアファーム50,183円ですが、将来的には月平均6万円に持っていきたいと考えています。農業は栽培品目、販売を工夫していくと収益拡大が可能な面が多々あります。
農産物の栽培は、安全、安心の消費者から信頼される商品を販売していきますと、息長く収益の拡大が望むことが可能です。

2)障がい者が農作業の主役になる
 ナシ園の防風垣根を剪定してくれる武志さんは、コツコツと丁寧に垣根を剪定しています。誰にも気兼ねなく作業を進めている姿からは障がいは感じられません。ピアファームの農園で働くすべての方がイキイキと自分ができる農作業をしています。
 「仕事で垣根の剪定をしているから、家の垣根の剪定もできると言うので、家の垣根の剪定を息子に頼んだら、大切の育てた松の垣根を全部切ってしまった」と武志さんのお父さんは、ぼやいていました。「お父さん一緒に作業をしましたか。」と聞きました。「いや、息子だけしかしなかった。」と言っていました。スタッフとメンバーがナシ園で作業を進めていきますが、お互いの呼吸を感じながら違う作業をしています。できることを基本に組立てる農作業はとてもはかどります。
 農作業では「できること」を基本に作業に従事してもらっています。「教えて」もらうことよりも、できることを中心に取り組みながらできることを増やしていくスタンスで参加してもらっています。農業は楽な作業ではありませんが、皆で作業をすると早く終わり、楽しくできます。スタッフやメンバーが楽しく農業に従事してもらっていることがピアファームの誇りでもあります。また、楽しく真摯に農業に向き合っているスタッフ、メンバーに感謝をしています。

2.障がい者就農〜福祉からビジネスへ挑戦〜
 障がい者福祉で農業を就労支援事業として取り組む場合、福祉サービスの一環としての農業の取組でしたが、当法人は農業の一環としての福祉サービスとして取り組んでいます。当然、高い収益性を目標として、福祉、障がい者割引は一切受けていません。またあわら市の障がい者優先調達推進法の対象からあえて、除外して頂いています。

3.認定農業者として認証を受けて、本格的な農業に参画できることへの喜び
1)専業農家と同等レベルで競いあいと育ちあい
 平成23年9月にあわら市認定農業者になることがで、このことにより農業事業を推進でき、福祉的農業から、専業化して法人として農業に取組めることが、大変な名誉なことと感じています。認定農業者になるための農業経営改善計画書を提出できたことが農業を進めていく自信と収益を改善できる農業プランの策定もできることになりました。

2)認定農業者として、農林関係の事業補助金、融資を活用する
 同時に他の農家、農業法人と同等の事業補助金を受けられることにもなりました。また、NPO法人が認定農業者になったことが北陸農政局管内で初であったことを知らされてビックリもしました。農林関係の補助金制度や日本政策金融公庫等の低利融資が受けることが事業を拡大することに大きなメリットになっています。

2)障がい福祉サービス就労継続B型で農業に特化する必要性と役割り
 当事業所の事業イメージが下記の絵のようになります。役割としてトラックの荷台に積んである3点の項目が農業に特化する役割と考えています。

 第一はこれまでにも説明をしましたが、就労継続B型事業として、メンバーの工賃給与の向上です。
第二は農業・販売を通じての地域貢献です。非営利組織を活用し農産物や加工品の販売を通して地域貢献をしていく取組で、110の農家・団体の声をききながら進めています。農産物直売所は出荷してくださる地域の農家さんの協力があっての事業でもあり、大切な地域貢献でもあります。
第三は地域農産物産地の継承で、高齢化で後継者不足で廃業するナシ園を引き受けてこれまで40aのナシ園がこの8年間で約6倍に増えました。手間の掛かるナシ等の果樹園は減少傾向にあり、就労継続B型事業として農作業、栽培を継承していくことが私たちの役割と考えています。
 専業農家と同等レベルで栽培と販売に取り組みながら、品質向上で市場への参加をしていきたいと日々研鑚していきたいと思っております。

4.販売は栽培の2倍のパワーを掛ける。
 ナシ園の耕作依頼がありますと、そのナシの販路先を検討して営業をしていきます。秋にナシ園の耕作契約をしますと、翌年の2月までには契約した園のナシの販売先を決めてしまいます。
 農産物直売所は平成21年7月に現在の場所に移転して始めました。平成22年3月には福井市内、平成26年8月には坂井市三国町のえちぜん鉄道三国駅前のスーパーの営業、今年7月にはブドウ園で果樹園直売所と計4か所の直売所を経営しています。この直売所は現在110農家・団体が当法人に加盟して頂き農産物加工品の出荷をしてもらっています。
 障がい者就農の職域拡大の一環として始めた事業ですが、買い物難民の多いエリアでは採算的には厳しい面もありますが、地域のお年寄りから新鮮な野菜がとっても良いと好評で、直売所が人を結ぶ交流をしながら地域貢献を果たしていると感じました。また、農家さんが農産物直売所に出荷して頂き、そうした連携が農業振興にも結び付いていると認識しています。

5.農業に特化してこれまでに取り組んだこと。
1)ナシ産地の継承とブドウの新たな産地をつくる。
 栽培すると同時に、売れるように品質を上げていくことも大切です。私たちが活動をしているあわら市波松地区は福井県では古くからのナシ産地ですが、この産地を継承すると同時に、新たなナシ品種の導入、栽培技術向上を図りながら、品質の高いナシを生産販売すること販売を強化していきたいとおもっております。
 福井県ではブドウ栽培が少なく県が奨励する園芸作物になっていますので、福井県の企業的園芸確立事業の補助を受けてブドウ栽培を始めました。現在は約75aの生食ブドウ栽培面積になっています。今年7月から観光ぶどう園「あわらベルジェ」を開設しましたが、こうした取り組みで地域を活性化を図りたいと思います。
 NPO法人の認定農業者でもありますので、 ナシ、ブドウの栽培と販売が大きな収益になっていますが、地域の方や福井県坂井農林総合事務所の皆さんのご指導を仰ぎながらナシの産地継承とブドウの新たな産地を発展させていきたいと考えています。

2)耕作放棄地を開墾して耕作面積の集積を進め、農作業の効率化を図る。
 耕作放棄地再生事業には平成20年から取り組み、これまでに19,198uの放棄農地を再生してきました。この取り組みのねらいは、耕作面積の集積化を図り農作業の効率化を図ることです。また、ナシ栽培等では耕作放棄地が病害虫発生温床になり、地域の方より耕作放棄地を何とかしてほしいとの依頼もあり実施してきました。
 耕作面積が近場に集積することで、移動や管理作業の効率化も図ることができ、効率化と業務省力化にもなっています。

6.これまで事業のなかで学んだこと。
 1)苦労は多いが、みのりも多い農業、
 本当に良くこれまでの「事業で苦労されたことがどんなことでしたか」との質問を受けますが、確かに苦労の連続かも知れません。しかし、苦労とは思わず、農業で高い収益を上げて、メンバーの工賃給与アップにつなげることができるのです。それは、私自身の自己実現の課題でもあります。
障がいのある人たちと共にナシ、ブドウ栽培をすることが夢、生きがいです。品質の高いナシやブドウを栽培して、買って下さる方に喜んでもらう。このことが生きがいです。同時に、障がいのある人たちと共に農業ができることが私の夢であり、自己実現でもあります。こうした形で働けることが感謝です。

2)栽培や販売は、習い、学ながら習得しました。
「栽培は専門の方がやられていますか。販売はどのようにしていますか」と質問も見学・視察者の方から良く聴かれます。
ブドウやナシの栽培、その習得は簡単ではありせんが、ドイツ語、フランス語を習得するよりも簡単とも思っています。自分たちでやろう決めたことに壁が作りません。できることで伸ばしていきます。

7.終わりに
 今の仕事をして感じることは、障がいのあるメンバーと共に農業、果樹栽培で働くことで、メンバーから癒され励ませることが多いことです。
 メンバーとは「指導、支援する、される関係」ではないので、共に耕し、育むなかで儲かる農業をして、工賃給与アップを図りたいと思っております。
Posted by ピアファーム at 16:16 | 私の想い | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
 スタッフの働く姿勢〜メンバーから学ぶこと〜 [2015年08月02日(Sun)]
 スタッフ 〇〇〇さんへ

 貴方たちと話していると実に言い訳が多いことに愕然とします。指摘、改善点に対する言い訳は通用しません。言い訳を言っている方は多分、「自分は悪くない」「一生けん命に仕事をしている」つもりで弁解しているように言っているようですが。犬
 (〇〇〇さんへの提言)
 副店長として@売上アップAお客様への接客対応の向上B出荷生産者への連絡をして農産物を切らさない、お客様に新鮮な農産物を販売すること。地域に信頼されるお店にすることを計画実行していくことです。
 そして、就労継続B型事業所として月平均工賃給与7万円〜10万円を目標に取り組んでください。犬

 40歳になって、言い訳なんかを考えているより、即実行です。メンバーが貴方の働いている姿を見て、尊いと思えるようになってください。
 私は障がい者就労に従事して感じることは、メンバーは決して言い訳はいわず、一生懸命コツコツとやっている姿をとても尊いと感じて、今もやっています。言い訳を言ったことがありませんし、「言い訳」と言う単語、行為をアナタから教えてもらいました。
 言い訳が多いことは、おごり、ごうまんな気持ちから来ることです。そうしたことを改善することを望みます。学習は、習い学ぶことです。常に学習です。
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カメラ
 自走式草刈機を操作するメンバーの山下さん、丁寧にやってくれています。感謝です。
Posted by ピアファーム at 13:33 | 私の想い | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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