9月14日にときわ市民ホールで「グレーゾーンの子どもの育て方」について当法人代表の佐藤がお話させていただきました。
発達障害は、生まれつきの脳の偏りで、生活や勉学に困難を生じるレベルの事です。
発達障害グレーゾーンは診断基準には当てはまらないが困り感はある子どもの事です。
定型発達の子と同じように出来ることも多いので周りに理解されず苦労することも多いと思います。
また、最近注目されてきているHSC(人一倍敏感な子)も発達障害と似た敏感さがあり脳による特性です。
グレーゾーンは医療的な診断がつかないため医療的な治療や支援、福祉的な制度や支援を受けられない事が多いです。
またグレーゾーンの子は普通学級で定型発達の子と同じように学び、同じレベルを求められます。
そのため他の子と比較され、挫折感や劣等感を味わうことも多く、うつ症状、反抗挑戦性障害、不登校や引きこもり等の二次障害を起こしやすいのです。
周りの理解や支援が得ずらいグレーゾーンの子には親の理解と支援がとてもとても重要になります。
また、医療や福祉のサポートは難しくても教育的支援は受けることが出来る場合もあるので親がいかに子どもの特性を理解し教育現場と連携出来るかが重要です。
〜ひとりごと〜
ウチの子はまさにグレーゾーンの子どもです。
うちの子は小1で学校に行けなくなるまで私は子どもの困り感に全く気づかず過ごしました。
面白い子どもだとは思っていましたが能力的な凸凹があることも検査を受けるまで全然わかりませんでした。
娘が学校に行けなくなったのは私に対するSOSでありもっと子どもと向き合いなさいという事だったのかなと6年経った今思っています。
この6年間全力で子どもと向き合えたと思っています。この経験は私の自信になりました。