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2019年11月06日

〜具体的に言わないと、子供はわからない〜

言葉がしゃべれても
人によってとらえ方の違う
曖昧な言い方は解りません。


子どもは、意味がわからずとも使います。
使いながら、意味を覚えていきます。

曖昧な言い方では、伝わりません。


・曖昧な言い方とは
「ちゃんと」「しっかり」「きちんと」
「ていねいに」「かたづけて」「あとで」
頭の中で、何か場面をイメージできましたか?


・具体的な言い方とは
「床に置いてある絵本を本棚に入れてきてね」
「石けんをつけて泡立てて洗おうね」など
頭の中で、イメージできますよね。


子どもの行動(言った言葉、見えた動き)を
具体的に言うようにすると、教えるときにも、
褒めるときにも、適切に使えます。


CSP(コモンセンス育児法)では、
行動を具体化する「見えるように話す」が
しつけの基本になっています。
例「あなたがカバンを床に放り投げたのを見ましたよ」
 「カバンは、カバン置き場に置きますよ」

boys_kenka_omocha.png

「友だちが遊んでいたおもちゃを
むりやり取り上げたのを見たわよ。」
まず、感情ではなく、
事実(見たこと、聞こえたこと)を
伝え、ここから、教えることがはじまるのです。

例えば、相手の気持ちを教える。
「貸して」と言うスキルを教える。
順番を待つスキルを教える。
謝るスキルを教える。など
(ケンカは、子供同士で問題解決もあり。
 見せて話すの説明としての例です)


この「見えるように話す」は、
普段から、使うのがいいですね。
「こんにちは」って、挨拶できたね」
「お箸出してくれたのね。」
「自分でしようとしていたのね」
小さなことでも、
子どもの行動を具体的に言う事は、
子どもの行動を認めているということにもなります。


また、かんしゃくなどの行動は、
具体的に「叫んで、足をばたばたしていたね」と
伝えることで、子ども自身がそんなことしていたんだと
気づくことがあります。


親も脳活です。
「あれ、それ」「ちゃんと」で済ませず、
具体的に言うようにしましょう。


〜教わったとき、具体的に言うことが、
こんなにも難しいのかと思いました!
子どもは、意味がわからなくても、
いつもこうだからと、経験上でしていたり、
ずれた状態で、理解していたり、
特に幼児や発達障害の子には、
具体的に言うことが良いそうです。〜



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posted by 佐藤 at 04:24| Comment(0) | TrackBack(0) | しつけの仕方

〜どうしたい?〜

最近、娘が落ち着いてきて、いい感じです。

先週は、毎日、スムーズに学校と児童デイへ行きました。
驚き!(学芸会の練習も有るのに。)
毎朝「行く、休む」で葛藤するのが儀式のようだった日々。
「休みたい」と一言も言わなかった一週間は、初めて。


帰りのスクールバスを降りたとたん、
疲れで不安定になるのは、あるけど。軽い。



日曜日、旭川市民活動交流センターのお祭りがあり、
娘が大好きな知り合いの方のライブを聞きに、行きました。

人混みが嫌いなので、行く、行かないは、娘任せ。

ライブの途中、後方で大きな音がして、
パニックになりそうでしたが、セーフ。


ライブを楽しみ、知り合いとの会話を楽しみ、帰りに、
「フィール(デパート)とイオンに寄りたい」と言い出しました。

日曜の昼、人も多いから、
いつものように、途中で不安定になるだろうと思いながらも、
久しぶりの外出を楽しみました。


夏休み以降、外出を嫌がっていて、
日曜日は、布団にもぐってばかりで、
無理させず見守ってきました。


久しぶりに来たフィール、売り場が変っていました。
娘の想定と違うのです。
娘は、フリーズ。

状況と次の選択肢を、娘に伝え、
「どうしたい?」と尋ねると、
娘は、しばらく考えて、
「(エスカレーターで)降りよう。」
「次は、○○寄りたい。ママ、い〜い?」と笑顔。


前は、想定外だと、不安定になり、
冷静に考えるなんて、難しかったのに・・・
まして、人混み、音や人の動きが気になる中では、
いきなり、「ヤダ〜、帰る〜」だったのに・・・


成長したな〜と思いながら、
北風の中、2人で歩き回って帰宅しました。





posted by 佐藤 at 04:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 娘の話