「○ちゃん(娘)は、あなたを選んで生まれてきたのよ」って、たまに言われる。
私もそう思うし、お褒めの言葉として、ありがたく受け止めている。
偶然にも、私の元に生まれてきた娘のこと。
発達障害の特性も受け入れて、プラスに変えることができたから、
偶然を必然に変えることができた。
そう、思えるようになった。
でも、受け入れることが出来なかったら、
偶然は、不幸な物事のようになっていたかも。
偶然か、必然か・・・。
全ては偶然。はじめは偶然。
偶然を偶然のままで終わらせるか、
偶然を活かして、必然につなげていけるか、
その違いだと思う。
ヨーロッパなどでは、宗教的に、
障害を持って産まれてきた子は、「神様から与えられた障害(プレゼント)」
そして親は「神様から選ばれた親」って、話があるらしいけど、
日本では、
恥の文化、「障害は、恥。隠す」というとらえ方でした。
国や宗教、時代によって違いすぎ。
大事なのは、考え方、受け止め方。
前向きに考えるか、後ろ向きに考えるか・・・。
実は私、「子は親を選んで生まれてくる」って思っていない。
なぜなら、
親から虐待を受けた赤ちゃんや子どもたち、いっぱいいるから。
今も、苦しんでいる子も、たくさんいるから。
心も体も傷つけられ、最悪命まで。
虐待する親も、子どもの頃に親から十分な愛情をもらっていない。
それらを考えると、辛くてね。
だから「子は親を選んで生まれてくる」とは、
私は言わないようにしている。
たまたま、この親の元に生まれてきた偶然を、
不幸にするか、幸せにするかは、
親の心しだい・・・。
周囲の理解とサポートしだい・・・。