発達障害、特に自閉症では、知的障害を伴う子も多いので、
知的発達障害について、簡単に説明します。
★言葉、文章の表現や、お金の計算など全般的に同じ年齢の子のようにできない。
知能障害と日常生活、社会生活での困難が18歳未満に生じるもの。
運動、言語、社会性の遅れもしばしばみられる。
1) 言語発達:始語の遅れ。話す力やことばの理解の遅れ。発声の不明瞭さ。
2) 身体発達:乳児期に体重、身長などの身体発育値が標準より下回ることが多い。
3) 運動機能:首のすわり、寝返り、座る、歩行の遅れ。体が柔らかい子が多い。
4) 認知機能:形を認識する力や状況を理解する力の遅れ。
療育手帳の障害区分
(児童相談所で、判定検査を行ないます)
IQ 50〜70 軽度 B判定
IQ 35〜50 中度
IQ 20〜35 重度 A判定
IQ 20以下 最重度
★知的障害児への対応
1)子どもの知的能力を客観的に把握。
必要に応じ医療機関受診。
2)成功できる課題をたくさん用意する。
決して不得意なものを無理やり教えない。
目標設定:その子のレベルより少し低い所から。
達成感、充実感を感じることができるように。
3)その子なりの努力や得意な点を認める。
その子自身と周囲の子どもたちにも伝える。
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posted by 佐藤 at 04:38
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