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2019年10月18日

〜練習と我慢〜

お皿洗いのお手伝いを終えて、食器用洗剤の補充をしだした娘。

私は心の中で「練習、練習」とつぶやく。

食器用洗剤の詰め替えは、難しい。
シャボン玉のように、膜が張ると、上手く入らない。横からたれてしまう。
量も加減が必要だ。入れすぎても、あふれ出す。

優しく「シンクの中でしてね」「集中してね」とだけ言って・・・
横目で、ひやひやしながら見守る。
こぼれたときは、「大丈夫、これは難しいからね。こうして始末したらいいのよ」とフォローしようと、頭で考えながら・・・

ずいぶん練習した成果で、昨日は、こぼさずに、8分目まで補充出来ました。
やったね! 娘の満足した表情!

娘は、「やりなさい」「やってみようよ」と言っても、本人にやる気がないと絶対出来るようにならない。
「やりたい」と思うことが、何度も,何度も、失敗しながら、経験しながら、コツをつかみ、いつかは出来るようになります。

「やりたい」と言ったことは、できるだけ「全てダメ」と言わず、少しだけでも大丈夫なことをしてもらい、「今日は、これだけね。また、今度頼むね」「ありがとう」「すご〜い」「たすかったよ」と持ち上げて終了させるように心掛けてきました。

実は、私の心は、毎回葛藤・・・
「あ〜また面倒なことを始めたよ。今は、止めてよ〜」「イライラ」「良く見てよ!落ちる〜こぼれる〜そこじゃないって!」「違うでしょ!」「ぎゃ〜、あ〜あ〜、やっちゃった・・・」
という叫びの全てを「我慢、我慢」し、
「練習、練習」と、心に言い聞かせ・・・

子育ては、忍耐。
自分との戦い!



posted by 佐藤 at 04:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 娘の話

2019年10月15日

〜もっと勉強しなきゃ、母が〜

娘は、言葉によるコミュニケーション、社会性も、
一見、一瞬、問題の無いようにみえてしまいます。
それは、常に私の横にいて、私を見ていて、真似をしてきた、
その経験の積み重ねで、
彼女なりに、身につけてきたワザ・・・
(相手からの想定外の応答には、逃げ出しますが・・・)

認知、理解する力は、非常に低いです。
昨日も、「100(百)点」の書き方を聞かれ、
「1(いち)、0(ゼロ)、0(ゼロ)」と教えると「100」と書けるけど、
「はじめに1(いち)、次に0(ゼロ)、もう1回 0(ゼロ)」と教えると「1010」
プリントの端に書いた見本100を、何度も見ながらだと、「100」と書けますが、
違うプリントで、見本がないと、「ママ、教えて?どうやって書くんだっけ?」
お金の10円、100円の100は、書けていたのに、
娘にとっては、100円と100点の100は、別物らしい。
まあ、1、2、3、4、5以上は、いっぱい!の世界の娘。
おはじきやら、お菓子や、ミニトマトを使って、一緒に数えるけど、
1人だと、わからなくなるらしい。あきらめず、続けておりますが・・・

この「差」が、不安を大きくしていると、以前から医師に言われてきました。

担任が、この「差」をわかり、娘の不安、我慢を感じ取れる先生だと、
娘は安心してきます。安定してきます。
それでも、波はあります。時々、学校行く行かないと葛藤します。
今年は、担任の先生が、ベテランで、昨年からの持ち上がりで、最高の状態です。
ですから、来年、高等部へ進学したら、どうなるだろうと、不安でした。

先生によって、ものすごく違うのです。
ですから、先生に「わかってよ!」と、いつも先生に求めていました。

でも、違う視点を、教えられました。

本当にいい先生は、違う先生や環境下でも、
その子が、不安なく同じように出来るように、物(カードや、手順表など)を使い、わかる方法、できる方法をパターン化してくれて、将来につなげることを考えてくれる先生。
人に頼って、「出来る」では、自信も付かない。
将来に向けて、いつもキーパーソンとなる人が、常にいるわけではない。
卒業後、就労B、生活介護、グループホーム・・・
一生母が付き添うわけではない。
キーパーソンに頼らずとも、手順書を見ればわかる。できる。確認出来る。「手伝って」「手本を見せて」「助けて」「休みたい」「○○したい」を、誰にでも、いつでも伝えられる方法。生活のパターン化。などが必要だと・・・

それに、娘は、それだけ、不安が、大きいなら、わからない世界に、不安を常にもって生活、学校生活しているということ。
もっと、見える化、見通しを持てるようにした方がいい。(スケジュールは、毎日、何度も確認している娘。)見える化(構造化)を、娘の凸凹の能力に合わせて、よくわからないことは、何か、どうしたらわかりやすい手立てになるのかを、見極め、見える化し、再評価していくことが必要。

見える化を少し勉強し、わかったつもりでいたけど、全然活かし切れていない。
担任とも相談し、見える化、パターン化、模索していこうと思う。
あと数ヶ月しかない。でも、あと数ヶ月もある。

教えてもらって、良かった。
気づけて、良かった。






posted by 佐藤 at 08:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 娘の話

2019年10月02日

〜我慢〜

昨日、のど元を指さし、「○○ちゃんに、引っかかれた。」と、
思い出して、騒ぎ出しました。
そのときの、感情がよみがえったのでしょう。
でも、傷も、赤みもないけど・・・
ゆっくり、優しく聞いていこう・・・

母「いつ? どこで?」
娘「(スクール)バスの中」
母「前に座っている子?後ろに座っている子?」
娘「前」
母「引っかかれる前に、なにかあったのかな?」
娘「ううん、○○ちゃん、ずっと耳押さえている」
(バスの中は、賑やかで、娘の声が、大きかったのかな?娘は大声出すタイプではないけどな)
母「○○ちゃんは、言葉うまく話せる子?」
娘「ううん、うまく話せない」
母「引っかかれて、「やめて」って、言えたかい?」
娘「言った・・・」
母「やり返したりは、しなかったのね?」
娘「うん」
母「我慢したの。偉かったね」
母「バスの先生や添乗員さんに、話したの?」
娘「ううん」
母「わかったよ。バスの中で、○○ちゃんに、ここを引っかかれて、いやな気持ちになったんだね。○○ちゃんは、どうして、(娘に)引っかいてきたんだろうね?」
娘「わからない」
母「もしかしたら、嫌なことがたまっていて、バスの中の音がうるさくて、我慢出来なくて、言葉で言えないから、わかって欲しかったのかもね」
娘「そうかもね」
娘は、落ち着いてきたので、
次は、バスの中で、困った時はどうするか、を教える(何度も繰り返して教えていること)
「やめて」と言っても、止めてくれない時や、イヤなことをされたときは、先生か添乗員さんにいうこと。言えなかったら、学校の担任の先生や、母に言う事。そして言う練習を簡単にしました。

そんなことをしながら、
娘も、言葉が話しがうまく出来ない頃は、
すぐ手が出ていて、幼い時は、かじって・・・
思いを伝えていた、表現していたよね〜。
だいたい、相手は、好きな子や仲のよい子、自分に恐怖を与えてこない子。
そして、母。(母には今も、当たってくるわ。)

我慢するって、幼い子や、発達障害の子は、難しい。
我慢するって、自分の気持ちのまま行動(発散)すると、そのあと、どのような展開になるか、結果になるか、考えて、その行動をしない方がいいと判断し、自分の気持ちを抑えるということ。発達の凸凹がある子は、この「一瞬考える」ことの脳の機能がうまく働かず、難しい。わがままでも、しつけが出来ていない訳でもありません。脳の発達のその子の特性です。

ただ、我慢出来ないから、仕方が無い。でもありません。
よく観察していると、その子なりの、元になる気持ちがわかります。
そんなときは、どうしたらよいかを教えることや、
不安定になる、衝動性を強める環境を工夫する、
我慢出来たら、褒めて、認めてあげる。
ただ、我慢しなさい!では、ストレスをためさせて、二次障害を起させるだけです。
気長に、あきらめず、我慢できない子も辛いと思って・・・

時には、子どもが言う出来事と、本当のことが違うこともあります。
子どもの頭の中では、ウソのつもりはないようですが・・・

今回の、「引っかかれた」は、教育相談や参観日が近くて、不安な気持ちがあり、
○○ちゃんの手が当たっただけを、「引っかかれた」に、転換したような気がする。
母の直感。
でも、いいやね。娘の話を、冷静に聞いて、気持ちを聞いてあげれば、娘も安心する。
本当の肯定的な我慢って、自己肯定感がないと、できないと思う。
だから、娘を肯定的な我慢出来る子に育てるため、なんでも話せる、安心できる、頼れる母でありたいと思っています。
そのために、母もイライラする気持ちをかなり我慢しているけどね(笑)。











posted by 佐藤 at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 娘の話

2019年09月30日

〜心の距離感〜

夏休み後、2学期の生活リズムにも慣れた頃から、
爪かみが多くなっているし、爪いじりも激しい。
軽く注意はしましたが、
何が、ストレスなのだろうか?
話しを聞いていても、
これといった原因がわからないでいました。

「学校イヤだ!」が始まりました。
「スクールバスの隣の席のお友だちがイヤだ!」
「作業がイヤだ!」

学校での様子、スクールバスでの様子を聞いても、
そんなに「イヤだ!」と、なるほどのことはない。
本当の原因は何?

娘の話を、「そうなんだ〜。フムフム。○○がイヤだったんだね〜。」
共感してあげながら、原因を探っていました。

あるとき、「○○先生(女性の担任)にも、しっかり伝えたし、先生わかってくれているよ〜」と
私が言ったときの、娘の表情が、瞳が、ちょっとだけ反応しました。
大好きな○○先生です。娘にとって、安心できる、信頼できる先生です。
娘にそれとなく聞いても、わからない。
たぶん、娘も認識出来ていない?自分の気持ちを・・・

なぞなぞか?
一日中考えて〜
昨年までは、娘の心が不安定になる出来事も有り、
○○先生は、ずいぶん娘と密に、話しをしていました。
でも、今年は、不安定になる材料がさほどなく、
わりと落ち着いていて、先生方からも、頼りにされ、褒められて・・・
○○先生は、作業班も一緒なので、いつも、一緒にいる。

もしかして、心の距離感?
もっと甘えたいけど、甘えられない?
自分のことをもっと見て欲しい?

娘に、「もしかして、○○先生と2人で、もっと色々なお話したいの?」と聞くと、
瞳が輝き、うなずきました。

先生に、伝えると、
そういえば、めずらしく手を触ってきたこと、手をつないできたことがあり、
私をもっと見てというサインだったのですね。気づかずすみません。と・・・
そして、意識して、娘と関わってくれて、
その後の娘は、そんなに嬉しいのかい?と思うほど、明るくなりました。
スクールバスがイヤだ!作業イヤだ!も、言わなくなりました。

普段から、生徒1人1人に十分に心をよせてくれる○○先生です。

母親もそうですが、家にいて、話したいときには、話せるからと、気にしていなかったのですが、
子どもは、「しっかり自分を見て欲しい」「自分の気持ちをわかって欲しい」と思っています。幼い子ほど。いや、思春期の子もそうかもしれません。(娘は知的に幼いですが)

心の距離感、2人の空間、私も意識するようにしています。
寝る前に、布団でゴロゴロしながら、たわいもない話しをし、一緒に笑い、話したいことがあれば聴ききってあげる。そんな時間を大切にしています。











posted by 佐藤 at 04:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 娘の話

2019年09月17日

~ 〜パプリカ〜

Eテレでは、時々「パプリカ(歌)」が放送されます。
娘は、テレビを見ながら、歌っています。
歌、それなりに歌えるようになってきました。

年中で幼稚園に入る前は、娘の言っている言葉が、
私(母)しかわからない状態でした。
毎日、童謡などを一緒に楽しく歌いながら、発音の練習をしました。
幼稚園で「ありがとう」と「おはよう」さえ伝われば、何とかなる。
この2つだけは、誰が聞いても伝わるように・・・
キーボードをひきながら、娘のリクエストに応えながら・・・


小学生になり、言葉を覚えて、私との会話の中で・・・
娘「せんたっき、たべたい」
母「せんたっきは、食べられないよ。ケンタッキーは買って食べられるよ」
娘「うん、それ、せ(け)んたっきー」

娘「ほっとぷれーと、たべたいな〜」
母「ホットプレート硬いから無理。ホットケーキなら、食べられるよ」
娘「うん、それ、ほっとぷれーとけーき!」

娘「ばけもの食べたい」
母「化け物はイヤだな。漬け物(たくあんのこと)は、お母さんも食べたいな」
娘「うん、一緒に食べよう、ばけもの!」
こんなやりとりをしながら、似ている言葉があり、考えて言うように、少しずつ教え、
私が笑顔で訂正する分には、娘は否定された感がなく、少しずつ覚えていきました。

娘は、すごい音痴だったので、私似だと思っていましたが、
最近、声の出し方、音程、上手くなっています。夫似でした。

繰り返し、繰り返し、練習していく(本人は、楽しい遊びの感覚)ことで、
少しずつ、少しずつ、出来ることが増えていきます。それなりに。

今、発達などで、悩んでいる親へ
「焦らない、あきらめない、一緒に楽しみながら。」だと、
子どもは、ゆっくりだけど、成長発達します。
逆に「焦って、あきらめて、1人で苦しませ。」だと、
絶対、良い方向には、成長発達しません。

ユーモアを持って、○○ちゃん(くん)らしさを、一緒に楽しみましょうね。













posted by 佐藤 at 04:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 娘の話

2019年09月12日

〜トイレ問題〜

家族で遠出してきました。二泊で。
車で・・・

中3の娘は、今では、何の問題も無く、
静かに後部座席に座り、景色を眺めています。
小さい頃は、遠出は大変でした。

発達障害があり、こだわりやら聴覚過敏やらで、
「トイレ」が、いちいち面倒でした。

コンビニや道の駅を見る度、「おしっこ〜!」と叫び、
たぶん条件反射のように尿意が起こるようで・・・
大騒ぎでした。

コンビニに寄る度、トイレだけ借りるのは申し訳ないと、
飲み物や、ガムやお菓子を一つは買って・・・
目的地に着く頃には、買える物がなくなるほど(笑)

「この次のコンビニに寄るから、今は寄らないよ」と言い聞かせ、
少しずつ我慢させ、我慢出来たら褒めて・・・
最近は、トイレが済んだら、「次は、○○のトイレに寄るよ」と
言うと「わかった!」と言って、全く問題ありません。

小さい頃は、トイレに入っても、
(今でもだけど)洋式しかできないし、
換気扇があれば(たいてい道の駅トイレでは、回っている)
換気扇の音がイヤで、真下は絶対入れない。
耳を押さえ、換気扇がイヤだと「ギャーギャー」いいながら、
用を足す。

ふたを上げずに座ったり、便座も上げて、スポンとお尻が落ちたり、
(わざとか?と、ツッコミいれたくなる)
カギをすると、開けられなくなり、大騒ぎ。
だいたい自分で拭けなかったので、
一緒にトイレに入っていました。
そのうち、娘の後に、私が用を足していると、
さっさとカギを開けて、逃走!!

今は、自分でできるし、逃走することもありません。

ですが、新しい場所では、トイレを確認しないと落ち着きません。
先に、トイレを確認させると、安心して、他のことに気持ちを集中させられます。
これは、今も続いています。
「トイレ問題」は、自閉症の子に多いようです。






posted by 佐藤 at 04:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 娘の話

2019年08月12日

〜「まかせて!」〜

夕食後、中3の娘が、「まかせて!」と言って
食器洗いをして、お米を研いでくれる。
その後ろ姿を見ていて、
よくぞ、ここまで成長してくれたと涙が出そうになった。

小さい頃は、目が離せず、大変で、
娘の行動も気持ちも、時々私には理解出来ず、
このまま大きくなるのではとかなり不安でした。

東日本大震災後、夫が里親をしようと言い出し、
娘の成長にもなると思い、里親になりました。
いざ、小さい子を預かることになったとき、
娘が小さい子にケガをさせないか不安でした。
一瞬たりとも目が離せない。
<もし何かあったら、私の責任。娘を信じよう。>
覚悟を決めました。
そして、今まで、10人の子を短期で預かりました。
ケガをさせることもなく(今でも、目は離さないです)
今では、最高の里姉になっています。

小6の時、担任が合わず、ためていた不安、不信感が爆発し、
娘の心が壊れ、荒れて、暴れて、私を攻撃して、
(この気持ちをわかってよ〜助けてよ〜)って、言葉にできず、行動で、
私はあざだらけ。
殺されるかもしれないと思ったことも。
(担当医から精神科も紹介されました)
私が「わかっているよ」と、言っても、
娘の割れてしまったガラスのような心は、
そう簡単には、回復しない。
「無理しなくて、いいんだよ」ずっと寄り添い、大変だったけど、
<娘を信じよう。私と娘の今まで築いてきた関係を信じよう。>
腹をくくろう。そう覚悟した日々でした。

中学は養護学校にし、楽しく通い出したものの、
2学期からは、スクールバスがイヤだ。学校行きたくない。
また、不安定になり、
<中1で、学校卒業してもいいや。娘の歩む速度でいい。娘を信じよう。>
そう、思った。そう、決めました。

今、中3。「早く学校始まらないかな〜」楽しく、学校行けています。
将来パン屋さんになるという夢もしっかり持っています。
(パン製造もしている事業所に体験実習に行き、これがしたい!)
毎日、色々有るけど、
ちょっとしたことで、不安定になるけど、
少しずつ、自分でコントロール出来るようになってきた。
もちろん、常に寄り添い必要ですが。

私が、いつも、心で唱えていたこと。
〜何とかなる。何とかする。何とかならなきゃ、あきらめる〜

娘の、背中を見ながら、思う。
何とかなったよね。何とかなっているよね。










posted by 佐藤 at 04:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 娘の話