2019年03月18日
〜「甘やかすから、わがままになる」は、間違いです〜
子どもの要求を受け入れるのは、「甘やかし」ではありません。
HSCを育てる親に、周りから言われる言葉
「過保護だ」「子どもの言いなりになりすぎ」
「だから、子どもがわがままになるんだ」
親が間違った育て方をするから、
こういう子どもになるんだ。という風に・・・
辛いですよね。
HSCにとって、
過保護だから、保育園になじめないのではなく、
もともと敏感な特性があって、新しい環境になかなかなじめない、
不安が強い、だから、親がしばらく子どもの相手をせざるを得ない。
ちょっとしたにおいや味に敏感なので、においの強い食材などが苦手。
今までさんざん無理にでも食べさせようとしたけど、
そうすると、よけい泣き出したり、食事の時間がお互い辛くなる。
だから、結果として、子どもの味の好みに合わせるようにした。
これも、親の行動は、「原因」でなく、「結果」です。
HSCは、空腹や疲労、恥ずかしさやイライラなど不快な状況になると、すぐに不安定になったり、自制心を失い、言う事を聴けなくなります。
それを避けるために、子どもの要求を受け入れることは、決して「甘やかし」ではなく、必要なことです。
〜「甘やかす」くらいが、丁度いいと、
佐々木正美先生も言っています〜
参考:「HSCの子育てハッピーアドバイス」明橋大二(1万年堂出版)
「D 特性のある子の子育て」記事一覧にもどる
この記事へのコメント
コメントを書く
トラックバックの受付は終了しました
この記事へのトラックバック
この記事へのトラックバック