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2019年07月27日

〜言葉通りに、真面目に〜

昨日から、娘は夏休み。
1学期頑張ったご褒美に、西イオンのバイキングのお店に、母と2人で行くことに。
娘の好きなデザート(白玉、オレンジ、アイスなど)があり、頑張ったご褒美で、年2〜3回利用しています。

お店は、11時オープン。
10時頃には、イオンに着き、百均で、夏休みに使う物を買う予定で。
その前に、私の用事があり、サービスカウンターで、調べてもらっている間、
娘は10メートルほど離れたところにある休憩スペース(長いす)に、座っていました。
目の前の自販機で飲み物を買いたいと、財布をとりに来て、
「大丈夫、自分で出来るから!」と、自販機に向かいました。
サービスカウンターでの用事に時間がかかっている間、ちらちら娘を見ていました。
すると、向かい側の長いすに腰掛けていたおじいさんが、ニコニコしながら、自販機の前に立つ娘と、話をしています。話というより、声を掛けているといった感じで。娘もニコニコ何か適当に答えているようで・・・。
間もなくして、「ママ〜!」と、呼ぶ声。飲み物が買えないらしい。
いつもの自販機と違い、「現金でお支払い・はい・いいえ」などのタッチ式。娘には無理。
急いで行って、欲しい飲み物を買い、もう少し待っているように言いました。
ようやく用事が済み、振り返ると、近づいて来た娘は、
「帰る〜!イヤだ〜!ザワザワしてうるさい〜!」と、不安定まっただ中。
おじいさんは、ニコニコしながら、不思議そうな表情。おじいさんに、一礼し、
娘に「どうしたの、落ち着いて」と声を掛けるが、「イヤだ〜!帰る〜!」が、おさまらない。どんどん声も大きくなる。

状況から、理由はわかるので、娘の気持ち、パターンを考え、「ダメ、ギャーギャー言わない。まずは、静かな所で、落ち着くよ。」強めに言って、静かで誰もいない和食店横の長いすに、連れて行きました。
私「おじさんから、声掛けられて、どう答えたらいいか困ったの?」
私「何を、いわれたの?」
娘「わかんない」
私「困るから、声かけて欲しくないのに、声かけてきたから、どうしていいか、わからなくなったの?」
娘「(うなずく)」
私「わかったよ、困ったんだね〜」と、話をして、娘は、少しずつ落ち着き、
私「おじいさんは、困らせようとしていたんじゃないよね。それはわかるよね?」
娘「うん」

その後、百均に行き、無事、バイキングのお店にも行きました。

後で、考えれば、
私が「ここでまってて!」と言ったことで、困っても娘は動けずにいた。
私が、「困ったら、お母さんの所に来てね」と言っていれば、すぐに、来れたはず。
私の用事が済んで(お辞儀をした私を見て)、待つことが終わったと判断し、私のもとへ来たけど。待つ間は、ここで待たなければと、我慢していたのだ。

自閉症の特性「言葉通りに、真面目に」。
知的障害や認知の低さから、相手が違うと「何を言われているか、わからない」「何を答えていいかわからない」考えているうちに、次々言われると、パニックになる。
娘の特徴です。











posted by 佐藤 at 03:48| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき
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