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『はだしのゲン 映画とトークイベント』 最後はみんなで元気よく歌いました! [2013年08月06日(Tue)]

8月3日(土)、中沢ミサヨさんをお招きしたイベントには、家族連れが何組も参加していました。

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第1部は映画『はだしのゲンが伝えたいこと』を見ました。
はだしのゲンの作者中沢啓治さんが被爆体験と若い世代へのメッセージを語るドキュメンタリー映画でした。

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第2部は中沢ミサヨさんを囲む座談会。

はじめにミサヨさんから啓治さんのマンガ人生をお話ししてもらいました。
原爆を描くきっかけのときの様子や、原爆のもたらす悲惨さの真実を描こうとしたことなど。
生前につくられた詩『広島 愛の川』も朗読されました。


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続いてピースあいちの『はだしのゲン展』の取り組みについて、野間館長と宮原事務局長のお話。
「今回のマンガパネルを作るのに、みんなで10巻を読みこんだ」

ミサヨさんに「小さい子供にもわかりやすいように工夫したパネルに感激した」と喜んでもらえ、
疲れが吹き飛びました。

会場の参加者にもお話ししてもらいました。
ゲンは世代を超えて読まれ、また20か国語に翻訳されて外国でも親しまれているそうです。
翻訳に携わるみなさんのゲンへの思いがひしひしと伝わってきました。

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続いて『みんなで歌おうゲンに出てくる歌』

戦時中の歌を替え歌にしてゲンは歌い、つらい時も元気を出しました。
8曲目の最後は啓治さんのお母さんが好きだった『ゴンドラの唄』を独唱で聞き、胸がジーンとし、参加者全員で一緒に歌って、ほのぼのとした気持ちで終えました。

「人類の宝は平和」という啓治さんがいつも言っていたメッセージを、ミサヨさんは最後に私たちに伝えてくださいました。