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朗読会 あの夏の空に届け [2015年06月27日(Sat)]

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7月4日土曜日16時30分から17時30分まで、ピースあいち1階ホールにて、南山国際中学・高校演劇部ならびに保護者有志による朗読劇『あの夏の空に届け』を上演します。

 毎年この時期に公演を行っており、今年で7回目となります。

 入場無料。皆様の御来館お待ちしております。

風船爆弾を語り継ぐ [2013年12月01日(Sun)]

11月30日(土)に『私は伝えたい「風船爆弾がつくられていた!」椙山女学園高校生大学生の番組発表会』が行われました。

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            開始前の打ち合わせ


会場には番組制作にあたったメンバーに加えて応援する高校生や大学生が詰めかけ、若い熱気にあふれました。


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発表会の様子はTou Tubeで公開されています。
http://youtu.be/YM3Wbwobc_M


若い世代が身近なところから戦争・平和を考え伝える素晴らしい取り組みでした。
椙山女学園関係者の皆さんにはたいへんお世話になりました。





『はだしのゲン 映画とトークイベント』 最後はみんなで元気よく歌いました! [2013年08月06日(Tue)]

8月3日(土)、中沢ミサヨさんをお招きしたイベントには、家族連れが何組も参加していました。

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第1部は映画『はだしのゲンが伝えたいこと』を見ました。
はだしのゲンの作者中沢啓治さんが被爆体験と若い世代へのメッセージを語るドキュメンタリー映画でした。

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第2部は中沢ミサヨさんを囲む座談会。

はじめにミサヨさんから啓治さんのマンガ人生をお話ししてもらいました。
原爆を描くきっかけのときの様子や、原爆のもたらす悲惨さの真実を描こうとしたことなど。
生前につくられた詩『広島 愛の川』も朗読されました。


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続いてピースあいちの『はだしのゲン展』の取り組みについて、野間館長と宮原事務局長のお話。
「今回のマンガパネルを作るのに、みんなで10巻を読みこんだ」

ミサヨさんに「小さい子供にもわかりやすいように工夫したパネルに感激した」と喜んでもらえ、
疲れが吹き飛びました。

会場の参加者にもお話ししてもらいました。
ゲンは世代を超えて読まれ、また20か国語に翻訳されて外国でも親しまれているそうです。
翻訳に携わるみなさんのゲンへの思いがひしひしと伝わってきました。

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続いて『みんなで歌おうゲンに出てくる歌』

戦時中の歌を替え歌にしてゲンは歌い、つらい時も元気を出しました。
8曲目の最後は啓治さんのお母さんが好きだった『ゴンドラの唄』を独唱で聞き、胸がジーンとし、参加者全員で一緒に歌って、ほのぼのとした気持ちで終えました。

「人類の宝は平和」という啓治さんがいつも言っていたメッセージを、ミサヨさんは最後に私たちに伝えてくださいました。










5月は【世界フェアトレード月間】です [2013年04月28日(Sun)]

毎年5月は世界フェアトレード月間です。
名古屋でも,フェアトレードの団体が様々なイベントを開催します。
そして,ここピースあいちでも5月6日(祝)に開催される《ピースまつり》においてもフェアトレードのお店が出店します。是非お立ち寄りの上,見るだけでも楽しい品物の数々をご覧下さい。
また同時にフェアトレードのスタンプラリーも開催していますので,当日スタンプ帳をお渡ししますのでスタンプを集めてプレゼントをゲットしてください。
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2階プチギャラリーでパネル展 [2013年03月19日(Tue)]

『戦争を語り継ぐ 15人の想い』は3月30日(土)まで開催しています

制作者の堀田ふみ香さん(名古屋学芸大学メディア造形学部四年)は、広島の平和祈念式典に参加して被爆者の体験が強く印象に残り、「誰かの思いを伝える力になるものを作りたい」と、戦争体験者15人に話を聞き、パネルにまとめました。

“戦争を語り継ぐ” 今、本当に求められている取り組みです。

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PATH主催イベント「3・11後に立ち上がる若者たち」が行われました。 [2013年02月17日(Sun)]

PATH主催によるイベント「3・11後に立ち上がる若者たち」が、2月16日日曜日にピースあいちにて催されました。原発問題や震災ボランティアに携わった3名の方に講演して頂き、参加者とのディスカッションが行われました。

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福島の報道されない現実を、自身の体験を交えながら話す心理セラピストの佐藤瑛気さん。

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学生とともに震災後の被災地を映像に記録した経験を話す椙山女学園大学の栃窪優ニ教授。


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学生として被災地でのボランティア活動に参加した経験を話す名古屋市立大学学生の岡原里佳さん。

ディスカッションでは、参加者からの問題提起で、3.11に対するメディアの報道姿勢について活発な議論が行われました。
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3.11に関する3名の方の発表は、それぞれの置かれた違う立場から、異なった視点を参加者に提供し、参加者のそれぞれが考えさせられるようなイベントとなりました。
「原爆の図展」日記 その2 [2012年07月31日(Tue)]

開催初日 丸木美術館学芸員岡村幸宣さんのギャラリートーク

連日の猛暑日の中、原爆の図展が始まりました。

午後1時半からのギャラリートーク 前半は展示室で絵を見ながら

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「原爆の図はきのこ雲ではなく、人間が描かれた絵です」

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「原爆によって焼かれ、ひどくつらい思いをした人たちを描いた。
事実とは違うが少年少女たちをこれ以上傷つけては描かなかった」

続いて後半は1階へ移動し映像を見ながら

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大きな作品に描かれた細部の一つ一つも、しっかりと見落とさないように。

とてもわかりやすく、すっと胸に響くお話でした。丸木夫妻の「原爆の図」に込めた思いに
一歩踏み込めたようでした。



ズットナーの講演会が行われました [2012年05月28日(Mon)]

ズットナーの『武器を捨てよ!』の翻訳者糸井川修愛知学院大学准教授による講演会ベルタ・フォン・ズットナーの生涯と反戦小説『武器を捨てよ!』が5月26日に行われました。

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ズットナーが1889年に書いた反戦小説『武器を捨てよ!』は当時ベストセラーになりました。
日本では1911年(明治44年)に雑誌で一部が翻訳されましたが廃刊になり、邦訳がありませんでした。それから100年目の昨年、6人の研究者によって日本語版が出版されました。

『武器をすてよ!』とは軍備に頼らない平和構築
今日なら『核を捨てよ!』と言い換えられるでしょう

ズットナーの提唱した平和の思想について、参加者から「もっと知られるといいのに」「日頃の平和活動に声援をもらったようだ」など、感想がいくつも出て充実した会となりました。

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                糸井川先生と野間館長



開館5周年 ピースまつり [2012年05月13日(Sun)]

5月5日(土)6日(日)に行われたピースまつりは600人以上もの来館者になりました。

2日間の多彩なプログラム
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5日オープニング 

NPO平和のための戦争メモリアルセンター設立準備会 森嶌昭夫理事長の挨拶
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ペガサスちちバンドはピースまつり3回めの登場で、懐かしいフォークソングの演奏でした

今年も賑わったバザー会場
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バザー会場横の活動紹介コーナー 左はピースあいち 右はあいち平和映画祭

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国連WFPなごや

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名古屋をフェアトレードタウンにしよう会ショップ

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おもちゃの修理 名古屋おもちゃ病院とんかち

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午後のコンサート  あさのよしたかさんはハーモニカを吹きながらギター弾き語り

6日

前々日から準備した 本格手打ち讃岐うどんは一杯100円で大人気!

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午後 ピースコンサートは満席でした

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左からシャンソン渡辺みかこさん ピアノ錦城まりこさん クラシック岡田園子さん
素晴らしい歌とピアノ、楽しいトークに拍手喝采  
おりからの雨も止み、外は青空になりました

ご来場ご協力くださったみなさま、出演者の方々、ありがとうございました。














5月は「フェアトレード」月間ー「ピースまつり」協賛 ー [2012年05月02日(Wed)]

皆さんは『フェアトレード』という言葉を聞いたことがありますか?
直訳すると『公平な取り引き』。
私たちは日々様々なものを購入します。
それらがどこから来たのか考えたことはあるでしょうか?

このご時勢,少しでも安いものを手に入れたいと思うのは当然のことでしょう。
しかし,そのことによって森林が伐採され環境破壊が進んでしまったり,貧しい国の人たちを苦しめているかもしれないことをご存知ですか?

途上国では,貧しく学校に通えない子供たちをとても安い賃金で過酷な労働に従事させています。世界中の子供たちの7人に1人が児童労働を強いられているという統計もあります(国際労働機関(ILO)2010年発表)。
そんな現状を少しでも変えていこうという仕組みが『フェアトレード』です。

1989年にWFTO(世界フェアトレード機関:World Fair Trade Organization)という途上国の立場の弱い人びとの自立と生活環境の改善を目指す世界中の組織を結成した連合体が生まれました。
ここに所属する団体は,生産者と直接取引をするなど適正な価格で品物を購入し販売をすることで,途上国の人々の生活向上と共に持続可能な世界を目指しています。

生産されるものには,コーヒー・カカオ・衣料品・食品・手工芸品など様々なものがあります。これらの商品はフェアトレードを応援する店で販売されることが多かったのですが,最近では大手スーパーやコーヒーチェーン店などでも少しずつ扱うようになってきました。

もちろんフェアトレードが全ての貧困問題を解決するわけではありません。
しかし,皆さんが購入する商品のうちひとつでもフェアトレードのものを購入することによって,途上国の人々を救う手助けになるのです。
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そして,その『フェアトレード』をたくさんの人たちに知ってもらうために,2002年より5月を『フェアトレード月間』として世界中で様々なイベントを催しています。
日本でも各地でイベントが企画され,ここ名古屋でも様々なイベントが開催されます。
ピースあいちでも『ピースまつり』にフェアトレードショップが出展しますので,実際に商品を手に取って生産者の人たちの思いを感じ取ってみてはいかがでしょうか?
また,名古屋でイベントスケジュール等が掲載されている『世界フェアトレードデー2012』ウェブサイトがありますので,是非こちらもチェックしてみて下さい。
http://www.wftday.org/2012/events/list/toukai/index.htm
                「ピースあいち」ボランティア  乳井 公子
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