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13. 学問・思想への弾圧 小林多喜二 [2011年05月30日(Mon)]

■常設展示から
学問・思想への弾圧 小林多喜二
安井真理子
ピースあいち・メールマガジン[第13号]2010/12/25



 「学問・思想への弾圧」のパネルの右上には、1933年3月20日に特高(特別高等警察)の拷問で殺された小林多喜二の写真があります。多喜二を見守る友人たちの悲痛な思いが、見る者の胸に突き刺さってきます。多喜二の死因は、翌日心臓麻痺だったと発表され、敗戦後まで真実が公表されることはありませんでした。

 1981年刊行の『吉里吉里人』の中で、すでに憲法第9条を取り上げていた井上ひさしさん(今年4月9日に急逝)の最後の戯曲が、小林多喜二を描いた『組曲虐殺』であったことは、とても意味深いことのように思われます。井上さんは、劇中多喜二に「絶望から希望へ橋渡しする人がいないものだろうか……いやいないことはない。」と語らせ、「愛の綱を肩に 希望めざして走る人よ (中略) あとにつづくものを信じて走れ」と歌わせています。これらの言葉をしっかりと受け止め、未来につないでいく役割を、微力ながら果たすことができたならと思い、私はピースあいちのボランティア活動に参加しています。
 『組曲虐殺』をご覧になりたい方は、DVDがありますので、ご連絡ください。
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