CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

«ANNE FRANK EXHIBITION | Main | 2. 『あたらしい憲法のはなし』»
1. 焼き場に立つ少年 [2011年05月30日(Mon)]

■常設展示から
焼き場に立つ少年
ピースあいち・メールマガジン[創刊号]2009/12/26



 2階の常設展示にある「命の壁」コーナーは、戦争の現実を知ってもらおうという写真で成されたコーナー。本土で、中国で、沖縄で、何が起きていたのかを来館者に衝撃的に訴えます。「焼き場に立つ少年」は、静かに、そして厳しく、戦争の残酷さを物語っています。

 10歳くらいの裸足の少年がおんぶ紐で赤ちゃんを背負って、直立不動の姿勢でいます。焼き場で順番を待っているのです。背中の赤ちゃんはすでに亡くなっているのでした。
 「その時です、炎を食い入るように見つめる少年の唇に血がにじんでいるのに気がついたのは。少年があまりきつく唇をかみしめているため、唇の血は流れることもなく、ただ少年の下唇に赤くにじんでいました(「写真が語る20世紀 目撃者」より)」。撮影者のアメリカ空爆調査団公式カメラマン、ジョー・オダネル氏は話しています。

 オダネル氏は私用のカメラでこの写真を撮り、検閲を逃れるため戦後もフィルムを保管していたそうです。
コメントする
コメント