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17. 「眼をそらさないで下さい」 [2011年05月30日(Mon)]

■常設展示から
「眼をそらさないで下さい」
山田恵三
ピースあいち・メールマガジン[第17号]2011/4/25



 「ピースあいち」の主展示場である2階は、「愛知県下の空襲」「戦争の全体像・15年戦争」「戦時下のくらし」に分けて展示されており、部屋のほぼ中央当たりに「命の壁」といっている写真パネルを設置したコーナーがあります。ここでは戦争は生命の破壊ととらえ、日本軍兵士の死、中国民衆の死、原爆の死、空爆の死、沖縄の死とそれぞれの戦争犠牲者の写真でうめられていて、「眼をそらさないで下さい、これが戦争です」と大書されています。まさに、この言葉が全てを語っています。

 この前に佇んでみていると、戦争とはどういうことか自ずからわかってきます。写真をみるというより写真と対峙すると言った方がよいかも知れません。一般的には、この種の写真は眼をそらしたくなるのが普通であり、とくに小中学生には多少のショックを与えるかもしれませんが、それでも写真と対峙させるべきでしょう。戦争とか暴力の本質を見究めるためには、それから逃げてはいけないと思います。次世代を担う若いお母さん、お父さん、お子達と一緒にこのコーナーをみるためお出かけになりませんか。極端に言えば、他のコーナーをとばして、このコーナーだけみてお帰りになってもよいのではないかと私は思っています。そして、お子達の成長に応じて再びこのコーナーに立ち寄っていただくことを願っています。
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