リポートV 命の短歌・朗読〜語り継ぎ [2008年12月01日(月)]
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命の短歌 /伊藤明彦作 朗読:たかむら 花美
この短歌は、元長崎放送記者・伊藤明彦さん(原爆証言取材の第一人者・被爆者の声を記録する会・代表)が、ヒロシマ・ナガサキにて証言取材中に詠まれたもので、「ヒロシマ・ナガサキ平和の祈り 五色のコンサート」の舞台開催にあたり、ご提供下さったものです。 伊藤明彦作・原爆歌集より 光りたる一瞬 万物沈黙す かかる静寂 かつてなかりし 目の前のドームの窓ゆ火をすいて やがてふきだし 燃え上がりけり 熱線は 摂氏五千度 爆風は秒速 三百五十メートル 蚊帳カーテン パラソル幔幕 スフ人絹 照射一瞬 着火炎上 黒焦げの人体襲う 衝撃波 皮膚肉とわず 剥ぎとりにけり 幾万の黒焦げのひと歩み行く 無言沈黙無念 黙々 ぼろのようワカメのようとひとらみな 言うは剥げたる人間の皮 妹につきささりたる木を抜けば 大出血を恐れもどしぬ 耳がない 目がない 鼻までないではないか 人間の顔 かくもl変われり わしゃあ ここで参らせていただくけえ あんたひとりで逃げてつかあさい 安らかに眠りたもうな あやまちをくりかえすがに「美しい国」 たかむら 花美 プロフィール朗読を始めて二十五年、朗読塾パローラ、風舎を経て、現在「無名塾劇朗読逢読会」所属。 ![]() 個人活動としては、朗読とことばの会「ことばの舟」主宰。世田谷、大田、板橋などで毎月シニア朗読サロンを開く。 また、地域での折々の朗読講座やコンサート活動なども行っている。日本語の美しさ、ひとりひとりのオリジナルな楽器である声を通して伝える言葉の可能性など、朗読表現の展開をライフワークとして活動をしている。 東京都認定福祉朗読専門者 シニアルネッサンス財団認定 シニアライフアドバイザー ピアノ:高橋晴美 「ひとつ」作詞・作曲 五色のコンサート リポートWにつづく |






