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すい臓がん支援団体のNPO法人パンキャンジャパンのブログです。
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[ビデオ講座E]『『QOLを高める−がんリハビリテーション外来』』[2016年08月08日(Mon)]
「がんリハビリテーション」とは

がんに罹る中で、さまざまなに生じる体の障害の軽減、日常の動作等、日常生活がしっかり送れるようにその改善を目的としたリハビリを行う、これが「がんリハビリテーション」の意味です。

パンキャンのこれまでの講座から、優れた動画をご紹介する『教育講座』。
今回は、辻 哲也先生のご講演をご紹介します。


動画が見れない場合は以下へ
https://www.youtube.com/watch?v=7m49D0Rm4Es


がんの5年生存者が500万人を超える時代、「がんに罹った方の半数以上が生きられる時代」であると同時に「進行がんの方も、がんと共存する時間が長くなって」きました。
その時間のときどきで、必要となるリハビリやサポートが異なります。

ビデオでは、がんのリハビリを病期別に以下の4つ、
@がん発見後の「予防的」、
A治療開始後の「回復的」、
B再発・転移後の「維持的」、
C末期時の「緩和的」
に分類して、効果的に行うことを説明しています。

がんリハビリ1.png
リハビリの分類と目的


どのようなものが対象となるか


リハビリテーションの対象となる障害にはどのようなものがあるか。
ビデオの中では、次のように解説しています。

■がん そのものによる障害
・骨への転移による痛みや骨折
・腫瘍が末梢神経を巻き込むことによるしびれや筋力の低下  など

■がん治療の過程で生じる障害
・抗がん剤や放射線治療による筋力や体力の低下
・抗がん剤によるしびれや筋力の低下  など

リハビリはQOLを維持する1つの手段になります。
整形外科的なもので、がんで治療していることには関係ない と考えずに、すい臓がんに関連する情報として、必要な方はぜひ上記の動画をご覧ください。

■動画「QOLを高めるために−がんリハビリテーション外来」
辻 哲也 先生 (慶應義塾大学病院 がんリハビリテーション科 診療副部長)

慶應義塾大学病院HP
http://www.keio-palliative-care-team.org/medical/kanwacareteam/rehabilitation.php

■参考資料
「がんリハビリテーションガイドライン」

日本リハビリテーション医学会 金原出版
PDF版  *ダウンロードできます
http://www.cancer-reha-wg.com/pdf/1404_cancerreha_guidelines.pdf

こちらは、パンキャンのfacebook でもご紹介しています。
お時間がありましたら、ご覧下さい。
https://www.facebook.com/pancanjapan/

パンキャンジャパンHP
http://www.pancan.jp/

Posted by 眞島 at 08:08 | パンキャン ビデオ教育講座 | この記事のURL | コメント(0)

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https://blog.canpan.info/pancan/archive/24

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