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『琳派から日本画へ』 [2008年12月22日(月)]
琳派から日本画へ
−宗達・抱一・御舟・観山−
2008年11月8日〜12月25日
山種美術館


山種美術館HPより〜

初めて山種美術館に行ってきました。
今回は琳派から連なる明治、大正、昭和の日本画の名作による企画展です。
琳派の俵屋宗達や酒井抱一、鈴木其一の作品も数点出展されていました。

俵屋宗達と本阿弥光悦の新古今集鹿下絵和歌巻断簡がありましたが、宗達の鹿と光悦の書の組み合せはやっぱりいいですね。
そして、近代日本画も琳派のDNAが引き継がれているのがよくわかりました。
宗達の「たらし込み」の手法や、デザイン的な構成などなど。

菱田春草の月四題のシリーズはすごいです。
闇夜を墨で表現し、逆に月の部分は墨で塗られていないんですよねー。
いわゆる余白部分が満月になっているんです。

あと、前田青邨の平家物語や義経記の鎌倉時代の武家物語シリーズは初めて知りましたが、これもすごい!
特に、「大物浦」はいいです。
九州に逃げのびようとする義経一行の船が嵐に巻き込まれている場面を描写したものですが、嵐の海の荒々しさのと、嵐に翻弄される一行の不安と船酔いで疲れきった顔まで細かく描写した情景が、はっとさせます。
もう会期は残りわずかですが、ぜひどうぞ。

Art人にやさしく 山田泰久
Posted by 日本財団 山田 at 12:50 | ボーダレス・アート・アプリシェイター | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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