現代作家の奈良美智は、韓国で開催された個展で制作した家が展示されていたり、先の「青森犬」があったりと、さすが地元ならではの展示です。
そして、お薦めは美術館の外に作られた「八角堂」です。
螺旋階段を登っていくと、天井がぽっかりと空いた八角形の空間の壁面に奈良美智の作品が展示されています。
屋上は近くの野原と同じように雑草が生い茂っていて、ぽっかりと空いた天井から雑草を覗くことができます。
美術館を見る前に、すぐ隣の三内丸山遺跡を見てきましたが、復元された竪穴式住居の屋根部分に雑草が生い茂っている様子とリンクしていて、この辺に住んでいた縄文人と現代人の思いが交差しているような感覚になりました。
その他に、寺山修司の展示がいいですね。
寺山修司の生い立ちや高校生まで青森で過ごしていた様子がよくわかります。
久しぶりに寺山修司の本を読みたくなりました。
Art人にやさしく 山田泰久