くりこま高原自然学校の代表の佐々木さんは、先のCANPANブログ大賞を受賞したブログ「
豊志のくりこま高原物語」を運営しています。
佐々木さんは発生当日から携帯電話を活用してブログでの情報発信を行っていました。
報告書はブログの記事や新聞報道を活用しながら、くりこま高原自然学校のスタッフが災害発生から被災地で避難先での状況について時系列でまとめています。
その内容は、被災の状況や耕英地区の住民避難、学校関係者の避難先や避難所での暮らし、行政との交渉、救援ボランティアの活動、耕英地区への一時帰宅、くりこま耕英復興プロジェクト、分校となる「アネックス松倉」の立ち上げ、自然学校の年間イベントの実施など、自然学校と耕英地区の状況がつぶさにまとめられており、災害発生から約3カ月の間の被災地の事例を詳しく知ることができます。
被災者の立場から災害を知るために非常に参考になる一冊です。
本書の巻頭で佐々木さんは、「そして、日本は今後どこで大きな地震が起きてもおかしくないことも事実です。被災した地域、被災した者として今後どこかで大きな災害が起こった時に備えて、今回の出来事を記録し、体験として生かしていくことも私たちの義務であると思いました。」と語っています。
本報告書を読んで、こういった記録がまとめられるということは、非常に重要であるということがわかります。
ところで、最近は全国的に報道される機会も少なくなってきましたが、被災地ではまだ避難生活を余儀なくされています。仮設道路を通じて一時帰宅はできるようになったそうですが、まだ避難指示が解除されず、耕英地区で生活することはできないそうです。
ようやく復興の時期に入ったところだと思いますが、これからも
佐々木さんのブログなどを通じて多くの方がくりこまに関心を持っていくことが一つの支援になると思います。
KUROさんのブログ「
続・雨ニモマケズ風ニモマケズ」でも、この
報告書の紹介や、耕英地区でのボランティア活動の状況が掲載されていますので、こちらもご覧下さい。
ぜひ、多くの皆さんに、この報告書はご覧いただきたいと思います。
◇問い合わせ先:
宮城県栗原市栗駒松倉中山田16
くりこま高原自然学校
電 話:0228−49−3155
メール:info@kurikomans.com
価格はカンパの意味も込めて1000円で頒布しております
Book人にやさしく 山田泰久
11月下旬に入って、審査が本格化してきました。2009年度もなかなか面白いことができそうです。