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同門から出て異なった作風を開拓した鎌倉時代の「運慶vs快慶」に始まり、室町時代の代表的水墨画家雪舟等楊と彼に私淑した雪村周継、安土桃山時代に天下人の御用を争った狩野永徳と長谷川等伯など、中世から近代までの日本美術史に名を刻む巨匠たちを、2人づつ下記12組とし、名品を対決させる形で紹介いたします。
その関係は、同時代に競い合った文字通りの「対決」だけでなく、弟子と師匠の関係、一方が一方に私淑する関係など様々ですが、広い意味でライバル意識があったととらえ、「対決」としています。互いの作品を比較して見ることで、巨匠たちの優れた個性にふれていただければと思います。
〜HPより〜〜
はぁ〜、すごい!
の一言ですね。
日本美術のいいとこ取りのような、企画展です。いわゆるオムニバス映画を見ているような感じです。
巨匠対決だけあって、誰もが知っているような、つまり社会の教科書に載っているあの人、あの作品が紹介されています。日本美術の奥深さをあらためて感じました。
巨匠の対決としては、勝ち負けを超越していますが、鑑賞者である山田は完全に打ちのめされました(笑)。
山田的に見ごたえがあったのが「永徳vs等伯」です。
二人の屏風対決がすごい!
狩野永徳の檜図屏風にはその構図、豪華さ、迫力にクラクラしてしまいますね。一方、長谷川等伯の松林図屏風は空気感がすごいのを再発見しました。ガラスケース間近に見て、3m離れて眺めてみると、確かに「大気」を感じます。
あと、雪舟の国宝「慧可断臂図」 (えかだんぴず)がすごいです。
禅宗の創始者達磨に弟子入りを願い出た慧可(えか)の逸話を描いたものですが、その逸話の一瞬を切り取り、その逸話のエッセンスを凝縮させたものですね。「道」にかける鬼気迫る思いが感じられます。壮絶の一言です。
などなど、他にもいろいろお薦めはあります。ぜひ足を運んでみてください。
Art人にやさしく 山田泰久