映画「ふるさとをください」を制作するまでの経緯やそこに秘められた思いなどが語られています。そして、映画の話しだけではなく、障害理解について、伝えることの重要さ、これからの日本の在り方など、いろいろな話題へと話しが展開されています。
映画「ふるさとをください」は、精神障害をテーマにした映画です。昨年12月にきょうされん全国大会に参加した際に予告編を見ましたが、なかなか興味深い映画です。
タイトルになっている「ふるさとをください」は、家族や親族から離れて精神病院に社会的入院をしている精神障害のある人が地域社会に復帰しようとした時の思いを表した言葉です。
ジェームス三木さんのお話し 〜対談の中から〜
「ふるさとをください」で言わんとしているのは、精神障害のある人たちにもふるさとをわけてほしいということです。この国では、精神科病院に社会的入院という形で入院している方々が10万人以上も存在していると言われています。20年間も、30年間も入院している人が少なくないというのだから驚きです。ようやく退院を果たしたとしても、家庭や親族の事情などから本来のふるさとに帰ることが難しく、共同作業所に落ち着く人が少なくないと聞いています。つまり、共同作業所が新しいふるさとになるわけですね。ところが、地元がこの作業所づくりを拒絶する、自分たちのふるさとを犯してくれるなというのです。精神障害の方たちのふるさとと、地元の人びとのふるさとが激しくぶつかり合うわけです。もちろん、精神障害の方たちの「私たちにもふるさとを分けてください」という主張は、決して間違っていないのです。
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障害のある人が地域で暮らしていくこと、障害理解について、勉強なる映画らしいです。この本を読んでさらに鑑賞したくなりました。
きょうされんの加盟団体によって、全国各地で上映会を行っていくそうです。皆さんもお近くで上映される機会があれば、ぜひどうぞ。財団ビルのものは、英語字幕ですが、音声は日本ですので、ぜひご参加ください。
上映会情報は
こちら。
Book人にやさしく 山田泰久