約10年前の97年に出版されたものなので、今の状況とは若干違っている部分があるかもしれませんが、その当時の支援内容や「タメ塾」の活動などがよくわかりました。現在は、99年に設立した
NPO法人青少年自立援助センターが運営母体となって、不登校やひきこもりの青少年の支援を行っています。
ひきこもり・不登校についてはほとんどといっていいほど詳しくないので、この本を読んで参考になりました。著者が、ひきこもりの子どもと話しをして支援を行うために、家に何度も訪問し、最初は本人に聞こえるように家族と話し、少しずつ自分の存在を認識させ、本人の反応を確かめつつ会ってもよいという気持ちにさせていく訪問相談の手法など、興味深く読みました。
ただ待つだけでなく、何とかこの状況を変えたいと心の奥底では思っているひきこもりの人の心を揺さぶり、支援につなげていく取り組みは福祉の分野とはまた違ったアプローチ法ですね。
興味のある方はぜひ読んでみてください。
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Book人にやさしく 山田泰久