会場に入った第一歩からもうダメでした。
最初に迎えてくれるのがガラスの花器「鯉」。
これは葛飾北斎の「北斎漫画」の中の鯉の絵をモチーフにした作品です。
透明なガラスの器に鯉が踊っています!
和物である鯉が、西洋の手法で別な形で生き生きと躍動していました。日本の美術品・工芸品だと、陶器や蒔絵などが中心ですが、ガラス器によってまた新たな生命を吹き込まれたような感じです。
西洋人によって再発見された日本のよさ。
サントリー美術館の企画展は、その芸術家や作品だけにスポットをあてるのではなく、どうしてそういう作品をつくるようになったのか、その背景も含めての展示となっているので、企画展のコンセプトとして非常に面白いですね。いろいろな気づき、発見があって、美術の勉強になります。
あと、今回のガレ展に行ってみて、山田はなにげに工芸品が好きだときづきました。それも発見でした(笑)。
Art人にやさしく 山田泰久