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ガレとジャポニスム [2008年05月28日(水)]
もう終わってしまった展覧会ですが・・・。

ガレとジャポニスム
サントリー美術館
2008年3月20日〜5月11日
http://www.suntory.co.jp/sma/index.html

フランス・アール・ヌーヴォー期を代表する芸術家エミール・ガレ(1946-1904)の国内外の作品を中心とした企画展です。19世紀後半は、パリ万博などに出展された日本の美術品、工芸品がジャポニスムと呼ばれるブームを巻き起こしていたそうです。ガレもその影響を大きく受けた一人で、彼のガラスや陶器の作品にはその影響が色濃く反映されていているものが数多くあります。今回の企画展は、ガレがどのように日本の影響を受けて、それをさらに発展させていったのかをコンセプトにしています。
会場に入った第一歩からもうダメでした。
最初に迎えてくれるのがガラスの花器「鯉」。
これは葛飾北斎の「北斎漫画」の中の鯉の絵をモチーフにした作品です。
透明なガラスの器に鯉が踊っています!
和物である鯉が、西洋の手法で別な形で生き生きと躍動していました。日本の美術品・工芸品だと、陶器や蒔絵などが中心ですが、ガラス器によってまた新たな生命を吹き込まれたような感じです。
西洋人によって再発見された日本のよさ。

サントリー美術館の企画展は、その芸術家や作品だけにスポットをあてるのではなく、どうしてそういう作品をつくるようになったのか、その背景も含めての展示となっているので、企画展のコンセプトとして非常に面白いですね。いろいろな気づき、発見があって、美術の勉強になります。

あと、今回のガレ展に行ってみて、山田はなにげに工芸品が好きだときづきました。それも発見でした(笑)。

Art人にやさしく 山田泰久
Posted by 日本財団 山田 at 08:32 | ボーダレス・アート・アプリシェイター | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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