日時:2008年5月3日(土) 13:30〜21:00、4日(日)09:00〜12:00
場所:日本財団ビル2階会議室
【助成事業について】
事業名:知的障害のある本人による本人活動支援者ガイドブックの作成
団体名: さくら会(東京)
事業費:1,500,000円 助成金:1,000,000 円
事業計画:
1.本人活動支援検討委員会の開催
開催時期:2008年5月、東西別の委員会(兵庫、東京)
2008年11月、全体委員会(東京)
内容:各地の本人の会の代表者を東西それぞれで15名ずつ計30名選定
本人が必要とする本人活動支援について検討
2.テキスト作成委員会の開催
開催時期:2008年5月〜12月計5回
開催場所:東京
内容:関東近辺の本人の会の関係者6名による委員会を設置
本人活動支援者テキストの骨子作成、内容検討
3.本人活動支援者セミナーの実施
開催時期:2008年10月
開催場所:東京、兵庫
内容:テキスト(案)を使用し、各委員がファシリテーターとなって本人による本人活動支援者セミナーを実施する
参加者:各50名
参加費:5,000円
(参考:事業内容の見直し)
財団申請時(07年10月)には、本人活動を支える支援者養成に関するガイドブックを制作し、セミナーを開催するという内容であったが、08年3月の時点で本人を含む関係者で話し合い、支援者養成の前に、本人の会のリーダーを養成したいということになり、内容を@リーダー養成、A支援者養成に変更することになった。
【会議内容について】
全国の本人活動に積極的に係っているリーダー(本人)を委員にし、事業内容に関する打合せを行った。本人12名、支援者2名で計14名(日曜日はそれぞれ2名、1名、参加者が増えた)
大阪、新潟、兵庫、福島、山口、東京、岡山、神奈川、北海道から参加。
全体の司会は支援者2名、中味の話し合いは本人が司会で行った。今回の会議の内容としては、本人活動のリーダー研修を開催するにあたってどのような内容にするかということ。
1日目は、本人の会についての振り返り・意見出し合いを行い、KJ法でまとめた。あわせて、「本人の会のリーダーとは」と、いうことも話し合った。
2日目は、その内容をもとに、リーダー研修をどのような内容にするか、東日本と西日本でわかれて話し合いを行った。
1日目は、1時過ぎから夜の9時までという長丁場であったが、参加したそれぞれが意見を出し合い、積極的に話し合いに参加していた。
今回の事業の背景として、2007年度に日本財団の助成事業で釧路トゥモロー編集委員会が「本人による本人のための自立支援法ガイドブック」の作成を行い、全国の本人のリーダーが集まって作業を行った。その経験から全国的なネットワークを構築したい、そのためになにかやりたいということで、東京のさくら会が事務局となって財団に助成申請したもの。
【山田の感想】
昨年の釧路トゥモロー編集委員会の検討会議も見学したが、委員の2/3程度が昨年度と同じメンバーで昨年よりさらに活発な議論が行われていた印象。聞いていて、いろいろ勉強になった。
皆さんが、会議で実際に使った手法を学んで、自分たちの本人の会に持ち帰って実践している(昨年の会議ではロールプレイの手法)という話しを伺い、嬉しく思った。
手をつなぐ育成会や行政などの会議に本人が参加することが多くなってきたが、財団助成の一連の事業のように本人主体のものはまったくない。他の会議では、学者や福祉関係者、行政なども含めた委員会の一委員ということで本人が参加しているケースが大半。
会議を見ていて、自分達で考えて研修会を開催するという皆さんの意気込みを感じた。2007年度は本人活動の支援として4つの事業を実施して、その発展として2008年度事業につながっている。事業としての発展があった。
今回は2名の方がパソコンを持ち込んで、会議の内容をその場でメモを作成していて、皆さんのスキルアップや意識向上などを感じた。山田も負けていられません!
以上