訪問した際、3時間近くご一緒させていただき、いろんな話をお聞きしましたが、すごい濃い人生を歩んでらっしゃる方です。まるで熊本ラーメンのスープのような濃厚な味わいです。そのお話をこの本でさらに詳しく知ることができました。
種子島に生まれ、高校卒業後、森永乳業の工場に勤務し、異動で長崎の営業所へ。そこでトップセールスを達成している中で退社し、一転、今度はスーパーの経営者へ。そこから今度は、家族5人で車で放浪生活。行き着いたのが熊本県の益城町。ひょんなことからラーメン屋になって、今度はラーメンでボランティア活動。そして、熊本県のNPO法人第1号に。
そして、著書を書いている当時は、ラーメン店主で、ボランティア活動をしながら今度は障害者の小規模作業所を運営、そして小さい頃から詩人として活躍(ラーメン店は現在廃業したそうです)。
濱田さんの仕事や活動を簡単に抜粋しただけでも波乱万丈の人生です。さらにその節目節目に面白エピソード満載です。
一言でいえば、行き当たりばったりの人生。でも、その時その時に信念を持って行動されているところに尊敬してしまいます。すごい人です。
こういった人が福祉の世界にいるというのは大変貴重です。
ネタばれになってしまうので、この書評では紹介しきれない話が満載なのでぜひどうぞ!
ところで、熊本といえば水俣にあるまどか工房のたまねぎせんべいを何度かご紹介させていただきましたが、その施設の理事長さんと濱田さんが従弟同士とはビックリです。縁を感じます。
Book人にやさしく 山田泰久