六本木ヒルズ、直島(香川)、東京都現代美術館。
宮島達男の作品が見れて、かつ、山田が行ったことのある場所です。
宮島達男/Art in You
2008年2月16日〜5月11日
水戸芸術館現代美術ギャラリー
宮島達男、好きな現代アーティストの一人です。
その個展が茨城・水戸芸術館現代美術センターで開催されているのでわざわざ水戸まで行ってきました。
宮島達男の作品を簡単に説明すると、1から9までの数字を使ったデジタルカウンターの作品です。たくさんの数字のデジタルのカウンターが様々なスピードで変わっていく。それは、様々な人の人生の長さを表し、1からカウントされ9までいった数字は最後に消えてしまい、死を象徴する。死を暗示することにより、生を感じさせる。
そんな作品だそうです。
作品を前にしてデジタルの数字を眺めていると、人それぞれの生きるスピード、この中に自分の生きるスピードがあるのではと思わせます。そして、その数字もいつか9まで数えて終わってしまう時のこともイメージさせます。でも、その数字もまたあらたなカウントを始めるわけです。生、死、再生のイメージがまさに数字に表されています。
さて、今回の作品の中には新たな展開がありました。これまでは「死」を表すことで「生」を感じさせていましたが、「生」そのものを表現しているような作品がありました。これを見ただけでも、水戸に来たかいがありました。
HOTO
高さ5.5メートル、直径2.2メートル、LED3827個が使われている新作。人間の命の大きさと輝きを表しています。
まさに命の輝き、そのものでした。
宮島作品といえば、薄暗い中で赤く点滅するデジタルの数字というイメージが強いですが、この新作はそれを裏切るようなきらびやかな作品です。生を謳歌しているようなイメージですね。
いろいろな作家がいて、いろんな作品があって、いろんなコンセプトがありますね。
今回、初めて水戸芸術館現代美術ギャラリーに行ってきましたが、展示スペース自体はコンパクトですが白を基調にした開放感のある美術館でした。作品を見ていても、気分のいい感じです。
ぜひ、宮島達男の作品を見に、水戸まで足を伸ばしてみて下さい!
Art人にやさしく 山田泰久