2008年2月20日(水)10:00〜12:00
茅ヶ崎市分庁舎6Fコミュニティーホール
「発達障害の理解と対応」
LD、ADHD、高機能自閉症、アスペルガー症候群などの発達問題を中心とするクリニック・かとう(川崎)の加藤醇子院長を講師に2時間の講演です。
発達障害の概念全般的なことから、ADHDやアスペルガー症候群を中心とした解説です。医療面などの専門的な話ではなく、特に発達障害のある子どもを理解するためにどのような状況(本人の特性や、学校や生活での困難さなど)なのか、そして支援や対応方法をわかりやすく解説されていました。
以下は、講演会の中で山田が参考になったお話しをまとめてみました。
但し、いろいろなセミナーに参加したり本を読んでいるので、発達障害に関する基礎的な部分は書いていません。また、講演者の話を山田が聞いてまとめたものなので、その発言をそのまま表現しているものではありませんので、あらかじめご了承下さい。つまり、文責は山田ということで。

発達障害については、診断がないと対応しないという現状がある。
医師によって診断が違う場合もある。
小さいうちにみんなの輪から外れてしまい、学校に行けないということを防ぎたい。
書くときに必要なこととして、目と手の協応の発達・視覚運動の発達。目の動きが大事。
ADHDは、興味・関心がないと集中しない、年齢によって変化する、無多動のADHDもある、
自己評価の低さ。
年齢が上がって着席ができるようになっても、座ってもじもじするのも多動の一種。
離席は多動とは限らない。いやだから、勉強がわからないという理由もある。
複数の指示が聞けない。
勉強しなければと思っても何から手をつけるか、どうしたらよいかわからない。
ADHDに効果がある薬としてリタリンがあった。リタリンはうつ病の薬として認められていたが、依存が問題になり禁止へ。その代わりにコンサータという薬がADHD用の薬として認められた。使用の管理をしっかりする。土日や長期休暇の時は使用しない。処方できる医師や薬局も認定制となっている。
家庭でのADHD支援の一つに「睡眠覚醒リズム」がある。熟睡することはだれでも大事だが、特にADHDの人には集中できるように熟睡することが大事。思春期は普通より眠気が強い人もいる。また、好きなことに集中しすぎて夜に眠れないこともある。
「きちんとしなさい」「きれにしなさい」は抽象的。どのようにするか具体的な指示が必要。
たとえば、学校全体でテストの様式を決めておけば常に氏名を書く欄が決まっていたり、わかりやすくなる。
時間配分ができない。時間への意識が弱い。
発達障害の子どもは、学校の準備などどういう風にすればよいかわかならいケースがある。小さいうちから手伝ってあげる。ただし、すべて手伝ってしまうと何もしなくなるので、全部はやらない。
主催した「スペアちがさき」は、年に数回、このようなセミナーを開催しています。
今回は約50名くらいの方が参加されていました。子育て中のお母さんや教育・保育関係者だったと思います。
発達障害については、地域レベルでこのような周知啓発のセミナーが大事ですね。
Shop人にやさしく 山田泰久




山田泰久