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2008年01月08日

『論理的思考の技術』

今日は暖かいですね〜。
仕事始めの昨日は試運転で、今日から本格的に仕事再開という感じです。

さて、昨年12月から年末年始にかけてかなり本を読みました。
久しぶりの読書月間でしたね。
今日の1冊はこれです。

論理的思考の技術
「考える脳」をつくる50の方法

アルベルト・オリヴェリオ著
川本英明訳
大和書房・出版

2004年に出版された本ですが、その当時購入して読んだ本です。
なので、今回は再読です。最初読んだ時も参考になりましたが、今回あらためて読んで、非常に面白い内容で、かつさらに参考になりました。

著者はイタリアの人で脳科学研究の世界的第一人者だそうです。
専門家による理系的な内容の本ではなく、具体例も交え、実践的でわかりやすい内容になっています。その一方で、内容は多岐に渡り、読み応え十分です。

・考える能力は、自分で身につけるもの。
・「論理のワナ」にはまる。
・認識することは真実とは限らない。
・記憶は不完全なもの。
・「先入観のワナ」にはまる。
・「直感」とは何か、「経験」とは何か。
・考えるプロセスとは、そこに潜むワナとは。
・問題を認識する。
・意思決定と論理的思考。

などなど、これまであまり考えずになんとなくやっている「思考」について、そのメカニズムやプロセスなどがわかりやすく解説されています。
普段行っている行動もなんとなく利があるように考えて実行していると思っていましたが、実は何の根拠もなくやっているんだなあということが実感できます。また、思考から意思決定のプロセスがどのようにされているのかも詳しく書かれており、これからの仕事にかなり参考になりました。
早速、年末のゴルフで論理的思考でコース戦略を考えて実行したら、かなりスコアがまとまりました、ハイ(笑)。

機会があればぜひ一度手にとって読んでほしい一冊です。

Shop人にやさしく 山田泰久
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