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「ここからつくろう!支援と啓発」 [2007年12月27日(木)]
今日ご紹介するのは、シンポジウムの報告書です。

TKK高次脳機能障害シンポジウム報告書
「ここからつくろう!支援と啓発」
〜オーストラリアBIAQの実践から学ぶ〜

東京高次脳機能障害協議会(TKK)発行


※写真は、東京高次脳機能障害協議会HPよりお借りしています。


こちらは、今年(2207年)の7月に日本財団ビルで開催されたシンポジウムの報告書です。そのシンポジウムには参加することが出来なかったのですが、その時の配布資料をもらって読んで興味を持っていたところ、職場の後輩から報告書が発行されたということでもらって読んだものです。
高次脳機能障害については、それなりに本を読んだり、関係者にお会いして話しを聞いたりして勉強していました。今回のシンポジウムは、そういった高次脳機能障害とは何か?という話しより、当事者やその家族、支援者、行政関係者などがどのような支援を行っていけばいいのか、どういった支援体制や制度が必要なのかということを学ぶためのものだったようです。

高次脳機能障害そのものについては、今回のシンポジウムのパネルディスカッションでコーディネーターをされた橋本圭司氏の著書「高次脳機能障害 どのように対応するか」(PHP新書)などの書籍やインターネットなどでも最近はいろいろ情報を収集することができますが、実際の支援の現場がどのようになっているのか、その現状を知ったり、情報を収集するのは難しいと思います。
そんな中で、今回のシンポジウムは、高次脳機能障害の支援について先駆的な取り組みを行っているオーストラリアの団体の方のプレゼンがあったり、東京で活動されている方のパネルディスカッションがあり、非常に参考になるシンポジウム(の報告書)でした。

報告書を読んでいて印象に残ったのは、先駆的な実践例として基調講演でオーストラリア・クイーンズランド脳損傷協会(BIAQ)最高経営責任者ジョン・ディキンソン氏の講演がありましたが、BIAQも初めから今のBIAQがあったというわけではないということですね。
いろいろな地道な取り組みを行ってきて、今現在、先駆的な活動を行っている団体がある、ということがよくよくわかりました。

日本国内では、まだ高次脳機能障害に対する支援は決して手厚いものではないと思いますが、各地の支援団体がBIAQの道のりのようにこれから発展することを期待しています。

報告書はこちらから購入することが出来ます。
http://www.brain-tkk.com/syompo/syompo.html

Book人にやさしく 山田泰久
Posted by 日本財団 山田 at 08:09 | 山田の本棚 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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