月刊福祉のいいところは、自分の専門以外の分野のことが勉強できることですね。
日本財団福祉チームでは、福祉全般を扱っていてチームメンバーとしてもいろいろな分野のことを知っていないといけません。そんな中で、この本は最適な1冊です。
今回は児童福祉ということで結構勉強になりました。
特集「子どもの権利を守る」
総論:子どもの権利を保障するための視点
論文1:少年法の改正と児童福祉の課題
論文2:児童虐待の実態と対応の動向
論文3:子どもの権利擁護・権利保障と児童福祉施設−専門職の視点から
レポート1:里親支援の現状と課題
レポート2:子どもの権利を守るための児童福祉施設の取り組み
レポート3:自治体における児童福祉の相談支援機能の強化
レポート4:児童虐待の再発防止に向けた取り組み
レポート5:児童家庭支援センターにおける地域協働の実践
参考資料:児童相談所における児童虐待対応件数等に関する統計資料
初心者の人にとって、児童福祉を理解するキーワードは児童虐待、児童相談所、養護施設、里親制度、保育園、幼稚園、認定こども園です。この辺のことをおさえておけば、ある程度児童福祉の現状がわかると思います。今回の特集では、児童虐待、児童相談所、里親制度の現状を知ることができます。
ところで、最近少子化対策がよく話題に取り上げられます。これから生まれてくる子供を増やすということももちろん重要ですが、既に生まれてきている子供達が健やかに成長して、その能力を発揮できるような社会を作っていくことも重要だと思います。
障害があっても十分にその能力を発揮できるような支援や社会作り、あるいは児童虐待を防止し、幼くして命をなくす子供達を減少させること、そんな取り組みも少子化対策の一つだと思います。
Book人にやさしく 山田泰久