先日、久しぶりに施設商品関係のセミナーでお話しをさせていただきました。
新潟県社会福祉協議会からお声掛けいただき、福祉のお店会員施設向けの研修会で講義とワークショップを行いました。
日時:2011年12月19日(月)13:30〜16:30
参加者:新潟県内の福祉施設関係者48名
13:40 講義@
「いろいろな施設商品を見てきて、感じたこと・考えたこと・気づいたこと」
パワポ資料と、写真のスライドをもとに説明
14:40 ワークショップ
「今どきのソーシャルな商品の売り方」
「自施設のオンリーワン商品の紹介」
(1)個人ワーク
ワークシートに記入(10分)
(2)グループワーク(6人一組)
・それぞれ書いたワークシートを回し読み(10分)
※読んで感想を書き込む
・自己紹介をしながら感想共有(15分)
【ねらい】
□一押し商品の「売り」となる部分を考える
□他の人から見た時にどこが売りになるのかを考える
□他の商品の「売り」を見て、気づきをえる
□地域内にいろいろな商品があるということを知ってもらう
「ロンリーワンではない、オンリーワン商品」
(1)解説(5分)
これからは施設が単独で行うのではなく、他の施設や企業、地域、NPOと連携して
販売をしていくのが今風である。自分一人だけの力はたいしたことはないが、
地域内で連携して、商品構成も豊富になり、営業力も増える。
最近の授産品で注目を浴びるのもそういうものである。
ロンリーワンでやるのではなく、オンリーワン商品のネットワークが大事。
自分の施設のものだけでなく、他の施設のものも一緒に販売するネットワークが重要。
(2)グループワーク
・アイデア出し(15分)
※各施設でどんな商品を作っていて、どんな販売方法をしているのか
※ポストイットを使いながらアイデアを書いて、各自発表しながら内容を整理する
・アイデア検討「コラボで販売」(20分)
※出された商品や販売方法、販路をもとにどんな販売戦略ができるかを考える
※連携して商品開発や販売を考える
(例:いくつかの施設の商品を組み合わせてお歳暮商品を作る)
【ねらい】
それぞれの施設でいろいろな商品があり、販売方法があることを知る
その上で一緒に協力することができないかを考える
このワークを通じて、地域の施設商品の魅力を見つけたり、
自施設の改善のヒントを得る
あわせて、一緒に行うことで得られる相乗効果を考えるきっかけにしてもらう
グループワークのまとめはこちら。
16:05 講義A
「NPO的な広報、ソーシャルメディアの活用」
16:30 終了
今回は施設商品に関する話だけではなく、情報発信の話をもさせていただきました!
ご参加のみなさま、主催者関係者のみなさま、ありがとうございました。
日本財団 山田泰久