2008年1月28日(月)は、ロンドンにてグローバル・アピール(GA)2008の発表式典が催されました
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今年3回目を数えるGA。世界の指導者11人の賛同を受けた第1回目、世界のハンセン病回復者にして社会活動家16人の賛同を受けた第2回目に続き、今年は世界の人権NGO8団体とのアピールです!賛同団体は、
・アムネスティインターナショナル(Amnesty International)
・障害者インターナショナル(Disabled Peoples' International)
・ヘルプエイジ・インターナショナル(HelpAge International)
・国際法律家委員会(International Commission of Jurists)
・国際運動ATD第4世界(International Movement ATD Fourth World)
・国際セーブ・ザ・チルドレン同盟(International Save the Children Alliance)
・レオナルド・チェシャー・ディスアビリティ(Leonald Cheshier Disability)
・世界女性サミット財団(World Women's Summit Foundation)です。
貧困、障害、女性、子ども、様々なジャンルの人権を扱うNGOが協力してくれました。宣言文は、
こちらをご覧下さい
。毎回、編集の上に編集を重ね、あまたの知恵を結集して作られてるモノなのですが、いかがでしょうか。血の跡が見えるでしょうか
(笑)?
当日は、当財団笹川会長のスピーチがあったほか、ロンドンに本部がある国際セーブ・ザ・チルドレン同盟とレオナルド・チェシャー・ディスアビリティ、ヘルプエイジ・インターナショナルからの言葉、アメリカの回復者にして社会活動家、ホセ・ラミレスさん(GA2007の署名者です!)のスピーチ、そしてタンザニアの子どもたちによるGA2008の読み上げがありました。
タンザニアの子どもたちは、2人ともザンジバルという島の出身。ハンセン病回復者です。男の子のアーメッドは13歳、女の子のサヒーラは11歳。緊張でひざががくがく震えたそうですが、立派に読み上げてくれました。終わってほっとしたのか、ランチブッフェでは笑顔が炸裂!サヒーラはあまり英語が話せませんでしたが、ロンドン滞在の2、3日の間に恐ろしい上達を見せました
。子どもってすごい!それとも、サヒーラがすごいのか
最終的に、式典には126人、レセプション(夕食会)には49人、うち、メディアからは8社が参加しました
。感動も覚めやらぬうちにグローバル・アピール2009の準備始まりそうですが・・・とにかく、よい会になりました。そうそう、The Islandという、ギリシャのハンセン病島に関するベストセラー本の著者であるVictoria Hislopというイギリスの女流作家も参加してくれました
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