• もっと見る
« ネパール | Main | 障害者支援全般»
Google

Web全体
このブログの中
リンク集
最新コメント
berry
それでは、また (02/21)
もりりん
それでは、また (02/18)
横内
国際協力G送別会 (02/14)
横内
国際協力G送別会 (02/14)
日本ASL協会 野崎
国際協力G送別会 (02/12)
Sonoko
国際協力G送別会 (02/12)
田中稔子
七宝焼き 田中稔子さんの世界 (01/16)
横内
復活 (12/09)
小池 裕子
復活 (12/09)
最新トラックバック
https://blog.canpan.info/p-coordinator/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/p-coordinator/index2_0.xml
湖水地方の洪水 [2009年11月26日(Thu)]
9月に訪れたイギリスの湖水地方が、4日ほど前から洪水被害に遭ってる。

APの写真を見ると、それはケズウィック周辺。そして、観光の中心、ウィンダミアやアンブルサイドも浸水している模様。

行った。その辺り、ひと通り回った。

お世話になったMeaburnのファームハウスの方々は大丈夫かしら。ウィンダミア湖畔のウォーターホテルも浸水してるのかなあ。あのとき、追いかけた羊たちが身を寄せ合って水から逃れているのを見ると胸が痛みます。

早くもとの美しい街に戻りますように。
英国旅行6:コッツウォルズの可愛い村々 [2009年10月07日(Wed)]


イギリスで最も美しい村と讃えられているらしい、バイブリー村。

そんな風に言われる観光地はがっかりさせられることが多いんだよね〜、なんて憎まれ口を聞きながら訪ねたその場所は、夢のような美しさでしたキラキラ。中央を流れる透明な水面に映る水草、その上で器用に羽を休める鴨や白鳥、蔦のからんだはちみつ色の家々。観光客は多いけど、観光地化されてない。生活感が漂っているのに、すれたものが感じられない。



ロンドンから2時間半で行けるコッツウォルズは、都会と田舎の良さを併せ持つところ。花いっぱいのイングリッシュガーデン、石造りの古い建物、洗練されたアンティークショップやカフェ、お城のようなマナーハウスの数々。点在する村を回るのは、ウッキウキの楽しさでしたラブ

この感じ、どこかで確か。そうそう、カリフォルニア時代によく行った、ナパ・ソノマバレーの街と雰囲気がよく似てる。好きだったなあ。ワイン、飲めなかったくせに・・・笑顔汗



どこに行っても水辺があるんですね。水鳥の行動は見飽きません。親鳥にくっついて一生懸命泳ぐやんちゃなヒナたちを見るのも楽しかったけど、何より面白かったのは、水面に頭をつっこんで何かを食べる光景。この写真、遠くにその様子が写ってるのがわかりますか?



クローズアップすると、こんな感じになってます。八つ墓村・・・笑いはてな



食事はほとんど安くておいしいパブで食べてましたが、旅行の終わりが近づいた晩は、立派なマナーハウスでコース料理をいただきました。中世の領主の館で、気分は貴婦人女の子

それにしても、イギリスは古いものだらけですね。時代物の映画を作っても、セットに困らなくていいな〜。
英国旅行5:湖水地方の小さな村 [2009年10月06日(Tue)]


湖水地方のMeaburnという小さな村で、ファームステイもしました。上は部屋の窓から眺めた風景。村の真ん中を通る小川、古い木戸、牧場、森。空気が澄んで、とってもきれい。



泊まったお部屋は、思わず歓声があがってしまう可愛らしさラブ!女性なら一度は憧れる(!?)、中にバスタブがあるお部屋ハート



そして、1階のダイニングで朝食を。ここは、1500年代に作られたお部屋(他は建て増したと聞きました)。古い、どっしりとした梁の下にアンティークの小物や古い家族写真がいっぱい。まるで、本当に田舎の友人の家に来たみたいヒヨコ家



朝食もゴーカ料理。焼きたてのスコーン、ブラックプディングやハギスなどのスコットランド定番メニュー、トマト炒めやベーコンや卵。イギリスの家庭の味、美味しかったです。

 

どのホテルよりも素敵だったMeaburn Farmhouse。本当の田舎の空気を感じられました。夜明けから外を歩いて、ゆっくり川沿いや牧場わきの道を登って。

歳をとったら、またこの道を歩いて、あっというまだったねーなんてゆったりするのかな。前を行く羊を追いかけながら笑って話してたら、何十年後の自分が一緒に歩いているような気分になりました。そんな日がくるように、元気に歳をとっていきましょう。
英国旅行4:アイラ島紀行2 [2009年10月01日(Thu)]


アイラ島の続きです。入り江を囲む、真っ白な町並み。



そして、かわいらしい教会。



蒸留所では、麦芽を発芽させている部屋で、実際に鋤を引かせてくれました。



鋤をひいて空気を通すうちに、麦芽はこんな風に発芽します。ここでピートの出番!泥炭で燻し、芽の発育を止めます。



そんなこんなで(笑)、蒸留されてウイスキーになっていくらしいですね。ボウモアは太っ腹で、ここでも蒸留中のウイスキーを味見させてくれたし、シェリー樽出し・垂涎の一杯も下さったし(たまたま品質チェック中だったらしい?)、最後には試飲もついてきました。

でも、私は飲めないので・・・(笑)、飲めないくせに何故かワイナリーや造り酒屋やこういう蒸留所の雰囲気も好きなので、雰囲気のみを十分堪能させていただきましたヒヨコダッシュキラキラ

なんで、好きなのかな・・・と考えてみるに、味わいのあるインテリアや古い木の香りに魅せられてる部分もあるんだけど、おそらくはそこに漂うクラフトマン・シップの香りが、品質を追い求めていく人の崇高さや、それに伴うどっしりとした安心感を生んでいるからかもしれないですねバラ
英国旅行3:アイラ島紀行 [2009年09月30日(Wed)]


スコットランドのアイラ島にも行きました。「ウイスキーの聖地」と呼ばれる、スコッチ・ファン垂涎の地です。



スコットランドらしい、物悲しくせつない風景。入り江に打ち寄せる波、荒野、ウイスキーのスモーキー・フレーバーのもととなるピート(泥炭)。うっかりすると、人魚に遭遇しそうな景色。



蒸留所の敷地内を流れる小川。小さな島でも水が豊かで、あらゆるところに湿地と天然の小川が流れていました。

 

この水の色、実は茶透明。アイラ・モルトの特徴とされる海草の香りも相まって、まるでウイスキーが流れているよう。そして、海岸近くではこんなビールのような光景もジョッキ



アイラ島で最古の蒸留所といわれるボウモア。ツアーに参加したら、最後にはこんな風にウイスキーがふるまわれました。海を見ながらの、贅沢なひととき。でも、私は飲めないのですべて旦那さんの胃のなかに吸収されました笑い

詩や歌の聞こえてきそうな美しいアイラ島。お酒のほとんど飲めない私ですが、この自然風土の美しさには感嘆。いつかは行きたいアイルランドも、きっとこんな風なんだろうな〜。風をさけた小部屋のなかには大きな暖炉がパチパチ。そのなかで、静かにこの土地の物語が熟成されていく気がしますクローバー
英国旅行2:空飛ぶピーターパンとエジンバラの街並み [2009年09月30日(Wed)]


英国旅行記の続きです笑顔

今回の旅行では、ロンドンに4泊してからエジンバラへ。街全体が世界遺産とは聞いていましたが・・・駅の階段をスーツケース片手にふうふうと昇り、地上で振り返ってその街並みを見て、思わず「うわっ」。みぞおちから何かが激しくせり上がってくるような感動を覚えました(私の写真力ではそれが伝えられなくて残念です・・・悲しい)。



ロンドンとは違う空気、天気も違うけど天気だけじゃなくて、街全体を覆う残酷な童話みたいにぴんと張った、厳かな美しさ。

塔のなかでは白雪姫のお母さんが娘の殺害計画を練ってそうだし、夜空に浮かぶスカイラインには、ピーターパンのシルエットが浮かんでたって不思議じゃない月



丘の上に立つエジンバラ城。スコットランドの旗が揺れる門のなかは、完全な「要塞」。繰り返してきた闘いの歴史を感じさせます。



実は、今回の旅行は新婚旅行でしたヒヨコ汗。というわけで、奮発して最も歴史のある高級ホテル、「バルモラル」へ。外観も見事ですが、なかもすごい。アメニティで出された良い香りのするボディーローションをまだちびちびと使ってます笑顔ハート
英国旅行 [2009年09月25日(Fri)]


イギリス、スコットランドに行ってきました。プライベートです!

カフェ巡りが好きな私ですが、今回はなかなか行けないヨーロッパに10日間もいたとあって、予定をぎゅうぎゅうに詰め込んでしまい・・・あんまりお茶を楽しむ暇がありませんでしたヒヨコ汗

でも、イギリス・スコットランドといえば、やっぱりパブですよね!ご飯はほとんどパブで食べていたような気がする。きれいなお花や緑があふれんばかりに飾られている素敵なパブがたくさんあって、見ているだけで幸せな気持ちになりました笑顔ハイビスカス

最近、私もベランダでお花を育ててますが、いいもんですね。朝起きて、ゆれる花たちと目が合うと、ピチピチっと元気が体中にみなぎる感じがしますキラキラ

旅行で撮った写真を参考に、また秋の庭造りをがんばろうっとサボテン

 
ロンドンで見かけたパブ。こんなお花のカーテンのなかで私も本を読みたい!


テムズ川対岸のジョージ・イン。誰も食事をとらず、ひたすらビールを飲んでるんだけど、なに、食事まずいの?と思いながら恐々注文したら、美味しかった☆古〜い昔の宿を、今はナショナル・トラストが管理。

 
イングリッシュ・ガーデン!コッツウォルズ地方のマナーハウスのお庭です。お花が・・お花があふれてる!!


野花のような静かな植物を、自然な配置で。派手さはないけど、一日ここにいたいような安心感。
久しぶりのジュネーブ [2008年05月21日(Wed)]
ジュネーブに到着しました!8ヶ月ぶりです。涼しいです笑顔

今回の旅の大きな目的のひとつは、WHO笹川健康賞の授与式に出席することです。この賞は、世界各国の保健衛生分野で革新的な功績のあった個人、または団体に贈られるもの。日本財団が1984年にWHOに設置した基金100万米ドルをもとに管理運営されてます。WHOの地域代表や各国の保健大臣が顔をそろえるこの授与式はまた、世界のハンセン病制圧活動を進めていく上でのキーパーソンたちと会える、重要な機会でもあります。

ということで、明日から、ブラジル、ネパール、モザンビーク、インド、DRコンゴ、マダガスカル、インドネシア・・・と、各国保健大臣とのミーティングは目白押し。そして、来月の国連人権理事会第8セッションに向けて、「ハンセン病と人権」に関する各国政府への働きかけもこれまた本格化しています。

医療面では、ハンセン病制圧まであと2,3カ国(未制圧はネパールとブラジル。そして、モザンビークが制圧した、と言えそうな微妙なところ)とカウントダウンに突入しており、社会面では、人権理事会での「ハンセン病と人権」決議採択にむけて大きな節目を迎えており、40年にわたる会長と財団の取り組みにひとつの答えが出る、正念場ですね。

明日からの会合が楽しみです。初めて参加する授与式も!

ということで、ひとまずはおやすみなさい月(現在11pm)
ハンセン病と差別の問題を世界に訴えるグローバル・アピール2008発表式典 [2008年02月01日(Fri)]


2008年1月28日(月)は、ロンドンにてグローバル・アピール(GA)2008の発表式典が催されましたロケット

今年3回目を数えるGA。世界の指導者11人の賛同を受けた第1回目、世界のハンセン病回復者にして社会活動家16人の賛同を受けた第2回目に続き、今年は世界の人権NGO8団体とのアピールです!賛同団体は、

・アムネスティインターナショナル(Amnesty International)
・障害者インターナショナル(Disabled Peoples' International)
・ヘルプエイジ・インターナショナル(HelpAge International)
・国際法律家委員会(International Commission of Jurists)
・国際運動ATD第4世界(International Movement ATD Fourth World)
・国際セーブ・ザ・チルドレン同盟(International Save the Children Alliance)
・レオナルド・チェシャー・ディスアビリティ(Leonald Cheshier Disability)
・世界女性サミット財団(World Women's Summit Foundation)


です。

貧困、障害、女性、子ども、様々なジャンルの人権を扱うNGOが協力してくれました。宣言文は、こちらをご覧下さいクローバー。毎回、編集の上に編集を重ね、あまたの知恵を結集して作られてるモノなのですが、いかがでしょうか。血の跡が見えるでしょうか病院(笑)?



当日は、当財団笹川会長のスピーチがあったほか、ロンドンに本部がある国際セーブ・ザ・チルドレン同盟とレオナルド・チェシャー・ディスアビリティ、ヘルプエイジ・インターナショナルからの言葉、アメリカの回復者にして社会活動家、ホセ・ラミレスさん(GA2007の署名者です!)のスピーチ、そしてタンザニアの子どもたちによるGA2008の読み上げがありました。



タンザニアの子どもたちは、2人ともザンジバルという島の出身。ハンセン病回復者です。男の子のアーメッドは13歳、女の子のサヒーラは11歳。緊張でひざががくがく震えたそうですが、立派に読み上げてくれました。終わってほっとしたのか、ランチブッフェでは笑顔が炸裂!サヒーラはあまり英語が話せませんでしたが、ロンドン滞在の2、3日の間に恐ろしい上達を見せました拍手。子どもってすごい!それとも、サヒーラがすごいのかヒヨコはてな



最終的に、式典には126人、レセプション(夕食会)には49人、うち、メディアからは8社が参加しましたクローバー。感動も覚めやらぬうちにグローバル・アピール2009の準備始まりそうですが・・・とにかく、よい会になりました。そうそう、The Islandという、ギリシャのハンセン病島に関するベストセラー本の著者であるVictoria Hislopというイギリスの女流作家も参加してくれました笑顔バラ

英国王立医学協会とグローバル・アピール2008 [2008年01月31日(Thu)]


今回のロンドン出張の目的は、いわずもがな一年に一度の大イベント、ハンセン病と差別の問題を世界に訴える「グローバル・アピール」の発表を行うため。1年目はインド、2年目はフィリピンで開催してきましたが、国際社会により大きな喚起を促すため、今年はヨーロッパの国際都市で行うことを早い段階から決めていました。最終的にGA2008の会場に選ばれたのは、ロンドンの英国王立協会(The Royal Society of Medicine)。英国の医学教育を200年に渡り支えてきた、王室公認の機関です。本日は、この協会の風景をちょこっと紹介カメラ



ロンドンのど真ん中、オックスフォードストリートやリージェントストリートに程近い場所に位置する白亜の建物。いかにも18世紀のイングランド建築らしい、格式高い外観ですキラキラ



が、一歩中に入ると、インフラは極めて近代的!GAのランチ・レセプション会場は、もと中庭らしき空間を使ったこじんまりとしたホール。さっそく「Leprosy and Human Rights」のパネルを設置。



集まった人々が夕食の時間まで交流を楽しめるように設置されたカクテル会場乾杯。あちこちに肖像画がかかり、ダークブラウンの木で作られた家具や壁が、荘厳な空気を作ってます。



ミネラルウォーターにまで、王立医学協会のロゴ入り!持って帰りたくなりました笑顔

今回、医学協会はグローバル・アピールの趣旨に賛同し、会場の提供と役員の参加という形で協力をしてくれました。おかげで、イギリスの社交界からLordの肩書きを持つ人々も集まり、なかなか見られない上流社会というものを垣間見ることができました。ハンセン病の問題というと草の根活動がまっさきに浮かびますが、社会の認識を変えるためには上層部への働きかけも非常に重要です。普段は、上層部といえば途上国の政府高官や国連組織の長などが相手ですが、今回は先進国の上流社会ということで、全くもって初体験。洗練された街並みと印象を同じくする、無駄のない優雅なしぐさ。調和を乱すことのない、ゆったりとした呼吸。ひとつの歴史と文化にふれる一日になりましたバラ
| 次へ