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文化という地下水 [2010年03月14日(Sun)]
というわけで、ベトナムろう大学生11人の1週間の日本視察は終わりました。ホーチミン界隈とは全く違った気候、そして多忙なスケジュールのなか、誰も倒れず、最後まで元気に行程をこなせて本当によかったです。



学生さん達は、本当に真面目で礼儀正しく、心の優しい子たちばかりでした。ヴァンちゃんはそのなかでも、ちょっとアーティスティックな感性を持つお洒落さん。中央ろう学校での習字の時間にも、字だけでなく絵も書き添えて、持ち前のクリエイティブさを発揮してました。



一番おとなしかったトゥ・フォンちゃん。髪が長くて頭がちっちゃくて、スタイル抜群!控えめで真面目な頑張り屋さんです。

その後ろのゴツイのが、「気は優しくて力持ち」なフックくん。一団のカメラマンとして、毎日重いカメラを下げてパシャパシャ。南の地方出身の素朴で飾り気のない性格が魅力です。



ファム・タイのGF女の子、トゥちゃん。ほんわか、あったかくて可愛らしい女の子です。一緒にいてほっとするタイプですね。

1週間、忙しかったですが、彼らの姿勢には学ばされる機会が多かったです。あんなに先生を尊敬し(半分は恐れて?笑い)、その指示を重んじる学生の姿を見るのは初めてだったし、礼節を持って人と接するその姿はとても真摯で、心に響くものがありました。

社会性を学ぶ大学時代にアメリカで教育を受けて、他者と対等な関係を築くことや自分の意見をきちんと主張することの重要さを知り、個を重んじる文化の素晴らしさを実感したけれど。

翻ってアジアに視点を置いたとき、さりげない気遣いや相手を重んじるふるまいの美しさにもやっぱり感動を覚えるんですよねえ。明治の日本に来た欧米人も、こんな風に感じたのかな・・・なんて思ったり。それが美徳だからとか考えてるわけじゃなく、自然にきれいだなあと思うんですね。

ベトナムと日本は感性が似ているから、ということもあるでしょうが、結局一人の人間の背後にバックボーンとなる文化や価値観が見えるか見えないかの問題かもとも思います。

アメリカでも、一人の人間の背後にアメリカが守ってきたフェアネスとか、チャレンジ精神とかいう、共通の地下水を感じることありますもんね。その厚みが、国や民族や主義主張を超えて感動を呼ぶのかなと。

ベトナムの学生さんからも、ベトナムが大事にしてきた価値観が体から立ちのぼっているような気がして、それが敬意を抱かせたような気がします。

そう考えると、文化や伝統って本当に大切ですねー。日本の場合は、どうでしょう。私を見て、日本という国は素晴らしい、興味をもった、是非行ってみたいと思われるだろうか。ウッ、なんか痛いぞヒヨコ汗。突き詰めて考えるのはやめよう。って、違うか。



最後に、なんか、先生っていいなあと思いました。日々、こういう人の成長に触れられるわけですよね。人前で話すのもリーダーシップとるのも苦手なので、考えたことなかったけど、この1週間は社会見学の引率教師のような気分を味わい笑顔、なんだかハッピーでしたクローバー
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