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石垣市消防本部PWCレスキュー講習 [2011年12月06日(Tue)]

先週の3日間、石垣で水上バイクを使用したレスキューのトレーニング会を石垣市消防本部の方々に行ってきました。

1日大体11〜14名の3日間。
合計で約40名。

石垣市消防本部の約7割にあたる人数だそうです。
事務方などを除くと、現場で活動しているほとんどのメンバーが受講。

10年越しの夢がかない、今年ついに石垣市消防にも水上バイクとライフスレッドが導入されたそうです。
今後の運用を考える上で、是非トレーニングをしてほしいと沖縄ウォーターパトロールシステムの石垣支部を通じて要望があり、開催させて頂く事ができました。

基本的な内容プラス、ちょっとした応用の技術や今後のトレーニングの参考になるような内容を行いました。









約1時間の座学からスタート。
水上バイクのレスキューの実際の映像をいくつか紹介し(実はこのような映像を見た事がある人はほとんどいません。)、このレスキュー方法の可能性を最初に伝え、その後リスクマネジメントを確認の意味でもお話させて頂きました。
終わった後は終わるまで実技。
雨が降ったり風が吹いたりと、中々厳しいコンディションでしたが、皆さん真剣にトレーニングに参加されていました。

水上バイクを使用したレスキューは、とても画期的ですが、その分大きなリスクを伴います。

確かな技術を持っていれば、これほど機動性の高い優れたレスキュー方法はありませんが、無い場合、出動することはほとんど自殺行為に等しい。
最近、水上バイクを使用したレスキューやパトロールにおいて事故の話をよく耳にします。
機材がそろうだけでは何にもならない。継続的なトレーニングが本当に必要です。
事故だけでなく、反対に十分なトレーニングをする事ができずPWCで対応できる現場に出動することができないような現状があることも耳にします。
とても残念です。

10年と少し前、ハワイで学び日本に持ち帰り、普及を始めた時とくらべると、明らかに広がりつつあります。
これからは、活動をするうえで本当に必要なものを、妥協できない厳しさも含めてしっかりと伝えていく必要があると思っています。

参加された皆さんには、沖縄ウォーターパトロールシステムから修了証を発行させて頂きました。
石垣市消防本部の皆さん、大変貴重な時間を頂き本当に感謝しています。
有難うございます。
サーファー向けレスキュートレーニング 救急法3日目 [2011年11月16日(Wed)]



昨日は、サーファー向けレスキュートレーニング救急法の3日目。

前回に引き続き心肺蘇生法を中心に実施。

今回はポケットマスクを使用した人工呼吸と、AEDの使用方法、色々な状況を想定してのシュミレーションを行いました。

次回まではCPRが中心。

次回はCPRのまとめ、乳児に対するCPR、喉に異物が詰まった時の対処方法を中心に行います。
サーファー向けレスキュートレーニング [2011年11月12日(Sat)]





昨日はサーファー向けレスキュートレーニングの日。

救急法2日目の昨日は心肺蘇生法。

映像を見ながら、説明を加えCPR(心肺蘇生法)の基本的な動作を中心に行いました。

2時間では限りがあるので、後2回は心肺蘇生法を中心に行います。

参加者の皆さん、かなり集中してました。

そして今日からはJrプログラムの為に渡嘉敷島へ。

今回は埼玉のNPOが主催するプログラムに講師として依頼を受けました。

埼玉から数人の親子と、沖縄から15人くらいの子供達が参加します。

遊んできます!
サーファー’sトレーニング5日目 [2011年10月21日(Fri)]

昨日は久しぶりに太陽が照りつけてました。

サーファー向けのトレーニング5日目。

昨日は、トレーニング形式で今までの内容を反復して行いました。

最初のトレーニングでは、「仮想」ロックトレーニングとして、買い物かごにブロックを入れてのロックランニング。



プールなので滑りやすいのですが、それもまた面白い。
けっこう楽しめました。

その後は、レスキュー実技を少しハードにして反復練習。
スイムダッシュの後潜水して溺者役をピックアップし、そのまま素手でのレスキュー、ボードを使用したレスキュー、ボードで人を引っ張ったりと、中々いい感じの内容、皆さん結構体にきてたような・・・。






しかし、皆本当に楽しみながら真剣に参加してます。
こんな意識が少しずつでも広がっていくと、海はもっと楽しみやすくなるなと実感してました。


サーファー向けトレーニング2日目 [2011年10月12日(Wed)]





今日は仕事の都合等があり参加者は5名。

軽く体を慣らした後は、浮かぶ為のトレーニング。
スカーリングとまき足の練習を行い、その後は素手でのレスキュー方法の基本を伝えました。

原則として、素手でレスキューに行くことは救助者自身にとっても非常に危険なので絶対に避けてほしいのですが、だからといってもしもの場合を考えると、知っているのと知らないのとでは大違い。
救助者自身の身を守るためにも必要な内容だと思っています。

最後はフィットネストレーニングをして終了。

今日は久しぶりに太陽が顔を出した沖縄。
水が気持ちよかったです。

次回は11日の火曜日に行います。
サンゴの日 [2011年03月09日(Wed)]





先週の土曜日は3月5日のサンゴの日。

読谷でビーチクリーンのイベントが開かれました。

クリーンピックとは、「掃除」と「オリンピック」のコラボレーションのこと!

いろんなチームが参加し上位3チームにはメダルと賞金も出るんです!

海部門と陸部門に分かれるのですが、各部門1位20万、2位10万、3位5万!!!

さらに、サプライズゲストで参加していたDef Techのマイクロから1位に10万の上乗せ、何と優勝賞金30万!

サンゴの養殖活動を行っている金城さんが、以前から海を綺麗にするためにビーチクリーンを仲間と行っていた時に、軽いノリで1万円かけてやってみたところとても楽しかったそうで、何かに活かせないかと今回の企画に繋がりました。

いつもはただのゴミが、この日はまるで宝の様。

自分達が集めたゴミを見ながら、笑顔でゴミについて話していました。

自分は海部門の手伝いをしていたのですが、出たかった。。。

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水難事故0(ゼロ)を目指して!!

NPO沖縄ウォーターパトロールシステム会員募集中!!

ホームページ → http://owps.jp/

☆ お知らせ ☆
沖縄ウォーターパトロールシステムでは、定期的に救急法の講習とPWC(水上バイク)を使用したレスキューのトレーニングを開催しています。

詳しくはホームページをチェック!!

○ ユニフォーム完成!!
「GUARD」さん(ホームページ/http://www.guard1997.com/)の協力を頂き、OWPSのユニフォームが完成しました!

第一弾はポロシャツです。



会員で無い方でも購入できます。

価格は4,000円。

吸汗速乾の格好いいポロシャツですよ!!
ウォーターパトロール [2011年02月17日(Thu)]









先週の日曜日は「2011 ぜんざいの富士家チームチャレンジ」のウォーターパトロール。

大会のコンディションは「最高」!!

風は無風、波のサイズはセットで肩〜頭、太陽は空から照りつけ、日中はTシャツか、短パンのみでオッケーという天気。

空は青く、海は綺麗に透き通り、日本の大会って感じじゃなかったですね。

ハワイみたいでした。

ポイントは、防波ブロックの目の前なのでみんな座って目の前で観戦できます。

みんな大盛りあがり。

今回、沖縄でPWCを使ってパトロールした大会の中ではサイズがあるほうでした。

さらにこのポイントでのPWCのパトロールは初。

沖縄の海は基本どこもリーフなので、浅いところは本当に浅いのですが、ここのインサイドは場所によっては膝くらい。

波の崩れ方や、波の水がある部分をうまく利用して操船しないと座礁してしまいます。

波のある海域をPWCでパトロールする時は、波の間の「セーフティーゾーン」を自分で把握しておかなければいけませんが、ここはそのゾーンがかなり狭いですね。

インパクトゾーンを避けるために、インサイドに逃げすぎるとリーフに座礁します。インサイドまでいかなくても、場所によっては飛び出たリーフがあります。暗岩です。さらにビーチとは違い簡単な逃げ道がありません。

ただ遊びで操船するだけだったら何とでもなりますが、いざレスキューする時のことを想定するとそう簡単にはいきません。

日頃から地形をチェックし、潮の干満と水深を意識し、波をよく見極め、どのような動きでレスキュアーに溺者を確保させるか、どのタイミングでピックアップするか、どこへ移動してどこから陸へあげるか。。。

想像力を働かせ、頭の中で細かいところまで何度もシミュレーションしていないと非常に難しい場所といえます。

色々な場所でパトロールさせてもらいましたが、沖縄をはじめとする南国のリーフの場所は一番難しい。波のサイズは置いといて、ハワイよりも難しいと思います。

特にこのポイントは、台風がくるとハワイのノースショアの様な波が目の前でブレイクしますからね。。。タイミングを間違うと大変です。



上の写真は去年の台風の時の波です。

今回の大会は改めていい勉強になりました。

そして何より楽しかった。

選手が待機している間、誰もいない海でPWCで波乗りをして遊ばせてもらいました。(パフォーマンスも兼ねて。。。)

もう最高です。(一番目立ってたなと後で言われましたが・・・。)

沖縄でもこのような形でのパトロールがどんどん広がっていけばいいですね。

そして最終的には理想とするパトロールシステムの構築を目指して行きたいです。

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スーサイドポイント [2010年11月09日(Tue)]



昨日は早朝から糸満のスーサイドポイントで仲間と波乗り。

自分達が入った場所の波は・・・まぁまぁでしたが、沢山のサーファーで海は賑わってました。

ここは、沖縄を代表するポイントの一つです。

コンスタントに波があり、ポイントが沢山あるので、波がある時はかなり広範囲にひろがります。

ハワイのダイヤモンドヘッドを思い出す場所ですね。

ダイヤモンドヘッドでサーフィンしている時、よくライフガードの水上バイクがパトロールにきてました。
前にも書きましたが、こういう場所でこそ水上バイクなどを利用してのパトロールが有効になると思います。
もちろんハワイの方法をそのまま沖縄に持ってきても地形等の違いがある為、それぞれの場所にあった有効な方法を考えていかなければなりませんが。。。

この場所はインサイドが浅くなっている(リーフ)のと、近くに船の上げ下ろしをする場所がないので、潮の状況によっては水上バイクがすぐに岸に接近できなくなります。
なので、陸上からのパトロールの設置と海と陸との連携が必要になってくると思います。

このエリアは、沖縄の自然のままの海岸線になります。
潮が引くと、潮干狩りやイノーの探索をする方も沢山います。

囲いをするのではなく、ありのままの海・自然を安全に安心して楽しめる環境を創っていきたいですね。

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台風スウェル in 砂辺 [2010年09月20日(Mon)]











昨日は、台風のうねりが砂辺にヒット。

ダブル前後のサイズの波がブレイクしてました。

自分も、午後3時間くらい波乗りをして、その後はレスキューチューブとダフィンを持って護岸に待機。
サーファー全員が上がるまで自主パトロールをしました。

砂辺は浅く、流れも発生します。
波にもかなりパワーがあり、下手にワイプアウトすると底のリーフに叩きつけられます。

自分も体験しましたが・・・。(詳しくは自分のブログをどうぞ^^;→こちら

ボードを折っている人、リーフで軽く怪我をする人はいましたが、特に大きな事故はなく無事に終了。

自分が見ていたポイント周辺で100名くらい入ってたと思います。
砂辺のエリアは広いので、他のポイントもあわせるともっと入ってたと思います。

こんな時に、数名で陸からパトロールし、沖で水上バイクでのパトロールみたいな体制がとれれば最高なんですが・・・。

早くそんな環境を創っていきたいです。
パトロール [2010年07月28日(Wed)]





上海沖にある熱帯低気圧の影響か、沖縄の西海岸には久しぶりに波が入ってます。

なので、今朝は砂辺の宮城海岸エリアで早朝から自主的ウォーターパトロール。

車に簡単な救急セットとダフィン(フィンです。泳いで救助に行くときに使用します。)を積んで、車でいくつかのポイントを回りながら仕事前まで大体2時間くらい海を見てました。

天候は曇り(自分が仕事に向かうときには大雨と雷になってました・・・。)、風は南西やや強く。

サーフィンするにはあまりいいコンディションではなかったですが、それでも結構サーフィンしてました。

初心者の外人サーファーも多数。

そんなにハードなコンディションでもなく、見ている間特に問題は無し。

それでも油断はできません。皆さん、海は安全に楽しみましょうね。
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