ボランティアアンケートから [2009年02月02日(Mon)]
フェスティバル事務局のカワイです。
来場者アンケートに続いて、ボランティアアンケートのご報告です。 ※丸カッコ内の%は07年の数値。 Q1.ボランティアの属性 <住まい>→大阪市内と市外で半々。 近隣 10%(6%) 大阪市内 36%(36%) 大阪市外 54%(58%) <性別>→圧倒的に女性。 女性70%(65%)、男性30%(34%) <年代>→20代までで76%と大幅に高校生・大学生が増加。逆にシニア層が減少。 20歳未満 27%(19%) 20代 49%(34%) 30代 12%(23%) 40代 5%(9%) 50代 2%(6%) 60代 4%(5%) 70代 1%(3%) <職業>→年代にあらわれている結果と同様。 中学生・高校生 14% 大学生・院生 35% 会社員・団体職員 29% 主婦 4%など Q2.ボランティアについてどこで知ったか教えてください→例年通り。 多い順に、 @知人から、Aポスター・チラシ、B学校、Cインターネット、D前回も参加したので。 Q3.参加回数→1回目が増加。 はじめて(1回目) 82%(72%) 2回目 11%(14%) 3回目 3%(4%) 4回目以上 3%(9%) Q4.参加理由→例年通り。 多い順に、 @国際協力に関心がある、Aいろんな方と交流したい、B外国(文化)にふれたい、C楽しそう、C情報収集、など。 Q5.自己評価→「よくできた」の評価が向上。「何とも言えない」以下が減少。 非常によくできた 3%(9%) よくできた 62%(44%) 何とも言えない 22%(28%) あまりできなかった 7%(7%) できなかった 0%(1%) 未回答 6%(11%) 以上です。 カワイの分析 ボランティアに関しては、とにかく20代以下の参加者の増加。 高校生も約20人の参加があり、2月の試験期間から12月開催による時期の変更や若者の関心の高まりが、ボランティア参加にも言える。 逆に会社員やシニアの参加が減少。 これも12月開催による年末の忙しさや、シニアについては、若者の参加が増えたことで「世代交代のため、参加を遠慮した」との声もあった。 幅広い層の参加による世代間交流もこのフェスティバルの特徴のため、呼びかけの工夫が必要と痛感。 参加回数が「はじめて」が増加したことは「裾野の広がり」の観点からは評価できるが、逆に経験の共有やリーダーシップの点からは経験者が減少したことは運営上、痛かった。 自己評価は比較的評価があがっているのはすばらしい。 一方で、減っているとは言え、「何とも言えない」の割合が一定数あることや、「非常によくできた」が減少していることは、【評価指標】が不明確なことの現れではないか。 事前からの参加を希望するボランティアが増加しており、今回もコーディネートはボランティアリーダーに任せて運営するなど、ボランティアの一層の活躍の可能性を感じる一方で、ボランティアのフェスティバルでの実行委員と事務局、ボランティアの役割分担と責任など、整理すべき課題も多いと痛感です。 |