つぶやき 13日の金曜日 [2009年11月22日(Sun)]
13日の金曜日
って、みなさんどのようなイメージがありますか? 今から33年前・・・13日の金曜日・・・小学4年生の時でした。 学校で同級生の男の子達が言いました。 「今日は、13日の金曜日だぞ。今晩、不吉な事がおきるそうだ。白老に“かしま様”というお化けがやって来るぞ! “かしま様”は学校が苦手だから、寝る時、布団の周りに文房具を置いて寝ると安全らしい。 もし“かしま様”が現れて 「あなたは、ネコの手も借りたいほど忙しいですか?」と質問されたら、絶対「はい」と答えないと、暇だと思われて手を取られるらしいぞ。」 その夜・・・ 私は布団の周りに、ありったけの消しゴムと鉛筆を並べ、「はい」とぶつぶつ唱えながら、恐怖に怯え寝ました 翌朝・・・ 案の定、“かしま様”は、来ませんでした。手も無事付いていました。ホッ・・・ が・・・、 4年生にもなり、最大のおねしょをしてしまったのです 学校に登校すると、“かしま様”の話や不吉な出来事の報告会。 皆、何もなかったと話していました。 当然、私も、花の乙女でしたので、おねしょ話をうち明けることはできず、平然と“何も起きなかった”の顔をしていました。 しかし、心の中では、ドキドキ 「やっぱり、かしま様は私の所に来たに違いない13日の金曜日に不吉な事が起きるという噂は本当なのだ!」 と確信し・・・。 そして33年の月日が流れ・・・ いくらなんでも、さすがの私も“かしま様”は信じてませんでしたが、「13日の金曜日は不吉な日」というトラウマは残ってしまい・・・〓。 で、今月の出来事です。 小学4年生の下の息子Sは、運動苦手。書くことや音楽が大好き。いわゆる文化系。 今の言葉でいうと、草食系男子。 憧れのスポーツ界系の男の子とは程遠く、私も 「その子その子の個性なんだから仕方ないよな。好きなことを応援してやろう。」 と諦めていました。 そんな息子が、今年に入り、近所の子や同級生とする草野球や、日ハム応援を通して野球の楽しさを知り、野球の魅力にはまってしまったのです〓。 小心者の彼は、何度も少年野球を見学には行くのですが、そこ止まり。 入る勇気が出ません。1人で素振りと壁打ちをしている姿を近所の小学生や大人の方々が見かけ、「入れ〜」「一緒にやろう!」と幾度と無く声を掛けてくれ・・・ 数ヶ月後の今月についに彼は決心! 「お母さん、みんなと野球やってみる!」との大決心。 善は急げと、早速手続きを取り、入団当日。 私はカレンダーをふと見た。その記念すべき日は・・・ ガーン! よりにもよって不吉な日と33年間信じてきた「13日の金曜日」しかも、おねしょをしたあの時と同じ小学4年生 11/13(金)薄暗くなった夕方、息子と白小の体育館へ・・・何か嫌な事が起きなければいいが・・・〓 息子は緊張しカチコチ。 しかし、「待ってたぞ。」「やっと来たか」「こっちで一緒にやろう!」などの暖かい言葉。 息子は監督に紹介され皆の前で自己紹介。 もじもじしながらも、ペコンと頭を下げあいさつ。 少年野球にはいるなんて夢にも思っていなかった息子が、あいさつをし、皆とトレーニングをしている姿を見て(当たり前なんですが)、胸がいっぱいになったのでした。 私にとって13日の金曜日は、33年ぶりにやっと不吉な日から解放され、ハッピーな日へとなったのです→〓。 これも息子のおかげ。 いや、息子に温かく声をかけ続けてくれた周りの方々のおかげだと思いました。 いや、待てよ。。。少年野球を始めたからと言って息子が運動神経抜群になるわけではなく・・・。皆の足手まといになるのは、確実・・・少年団にとって13日の金曜日に入団した彼は不吉・・・?? そう考えると、ちょっと申し訳なく思うものの、みんなの笑顔を見てたら、足手まといの息子を少年団の皆さんは受け入れてくれるだろう・・・、大丈夫と不安は消えました。 (みなさん、不出来な息子ですが、よろしくおねがいします) その日の夜・・・ 「お母さん、いつか練習試合に代打でマウンドに立って、気持ちよくカキーンと打ってみたい!」(彼にとっては壮大な夢)を、笑顔で話してくれた息子は、ちょっとだけたくましくなったような、そんな気がした、ありがたい13日の金曜日となりました〓 息子同様、運動苦手なちゃんぶーより” |
Posted by
お助けネットスタッフ
at 15:16
13日の金曜日はそんなに悪い日ではありませんよ!
それは何故か・・・??
35年前の13日の金曜日に私は生まれたのです
子どもの頃に映画13日の金曜日を知り私は呪われた子?!・・・と思った時期もありましたが(笑)
現在、とりあえず幸せです
13日の金曜日に新たな1歩を踏み出した息子さんの夢が叶いますよーに・・・
くま太より