F村です。
本日、撃ウんとF村は仙台出張でした。
写真は定禅寺通り
撮影by撃l
仙台市内は年度末と雪のためか、大渋滞でした。
予定より少し遅れて向かった先は(特活)せんだい・みやぎNPOセンター
加藤哲夫先生の「NPO経営相談」です。
そのお話しの中で、加藤先生よりいただいた資料があります。
東北大学経済学部非営利組織論ゼミナール調査報告書
「NPOのアカウンタビリティは今、どうなっているか?」
‐みやぎのNPO法人事業報告書調査より‐
2010年3月
監修:加藤哲夫氏
編集:西出優子氏
著者:東北大学経済学部非営利組織論ゼミナール
発行:東北大学大学院経済学研究科地域イノベーション研究センター
この調査報告書は、仙台市内にある中間支援NPO、(特非)せんだい・みやぎNPOセンターと東北大学経済学部非営利組織論(西出)ゼミナールが共同企画し、ゼミ17名全員が、学生の視点から宮城県内448のNPO法人の事業報告書から見えてくるものを調査分析したもの。です(調査報告書より引用)
調査報告書の中には「NPO法人が事業報告書を作成する意義」や、「財務報告書から見えてくるもの」等々、実に70ページ近い量で、表やグラフ、数字的データをもとにした分析が綴られております。(すごい!の一言です)
§「アカウンタビリティ」とは?
日本語では「説明責任」と訳される場合が多いが、単に説明をする責任という意味ではない。〜中略〜NPO法人の理事(経営者)は、会員を代表とする市民社会全般に対してアカウンタビリティを負っていると考えるべきである。更には問いかけられたことに応える責任(りスポンシビリティ=応答責任)も含まれる。〜中略〜NPOが社会の中で活動し、他の企業、政府、人と関わっていく以上、そこには、問いかけられたことに応じる応答責任がある。(調査報告書より引用)
調査報告書の中に、ネットワークオレンジの名前もありました。
ネットワークオレンジは「優秀NPOウェブサイト」として下記のように評価いただきました。
ほぼ毎日、場合によっては一日に二度更新するなど、更新頻度が高い。写真を多く使用しており、活動の様子がわかりやすい。関連情報へのリンクがあって、利用しやすい。定款や事業報告書、財務報告書も掲載されている。(原文のとおり)調査報告書の内容を一通り拝読させていただき、過去の報告書の作成方法について、いろいろと反省点を見つけました。
平成21年度は残りあとわずか。
事務局や会計では事業報告書と収支決算報告書作成のための準備を進めてりますが、この調査報告書を教科書にし、より良いものに仕上げてゆきたいと考えます。
その後、仙台を後にし、続いて大崎に向かいました。
いつもお世話になっている(特活)くもりのち晴れが運営する「しあんくれ〜る」にお邪魔し、佐藤事務局長さんとお話しをしてきました。
とっても充実した仙台出張でした。
市内小中学校では今日から春休み。
明日は朝から地域塾(オレンジキッズ・オレンジエッグ)のみんなに会えます。
一方で、本日の新聞には「教職員人事異動」が発表され、日ごろお世話になっている先生方も数名が異動となられるようです。
さみしいですが、しかたありません。
別れは出逢いのはじまりですからね。