こんにちは、オレンジエッグの小山です。
今日は全国的に衣替えの日、気仙沼も衣替えにふさわしい良い天気
そんな日の午後、今年春に支援学校の高等部に入学したT希君が「ただいまー!」と三日町終オレンジに帰ってきました。
いつものように「おかえりー!」と振り向くと、おー夏服ではないか!!
初めての夏の制服姿ということで、記念に1枚撮らせてー
なんかダラケてるなー、早くも夏バテですかー
もう一回撮りなおすからシャキッとして!
おー、いいねー、なかなか凛々しいよ
隣に腰かけていたトモちゃんは、T希くんのダラリ→シャキの変化がウケた様子?です
そういえば、駄菓子屋ぽっかぽか堂のほうにも衣替えをした輩がいたようです
写真の撮り方が悪くわかりづらいかもしれませんが、気づいていただけたでしょうか?
そうなんです、ぽっかぽか堂パックが衣替えをしたのです。
昨日まで白とクリーム色だったぽっかぽか堂パックが、色鮮やかな新緑色に衣替えをしたのです
ぽっかぽか堂パックとは、今年4月にそれまで被災者支援として行ってきた支援物資の無料配布に代わる新たな支援の形として始めた
「共に創ろう!プロジェクト」から生まれた商品の一つで、この商品をお買い上げいただくことにより、障がいを抱えた方たちや被災した方たち、そして被災し復興に向け頑張っている地元企業の支援につながるのです。
上の写真は特別仕様の3,000円パックで、ネットワークオレンジの始まりは3人の仲間がビーズアクセサリーを作りフリーマーケットで販売し活動資金を集めたことに由来するビーズストラップ「大吉根付」:これは震災で被災したり、職を失なったりした方たちによって作られています、障がいを抱えた方たちと地域の方たちの交流の場として始まった駄菓子屋ぽっかぽか堂の「お菓子とおもちゃの袋詰め」、気仙沼大島産のゆずを原料にしたゆずポン酢「ゆずヶ島」(発売元:株式会社カネダイ)、気仙沼の老舗ふかひれ加工業者(株式会社石渡商店)の「ふかひれスープ」、アロマスイーツキャンドル等々が入っています。ふかひれスープは震災の時に食料を買い求めることがままならないなか、たまたまあったこのふかひれスープと、冷凍庫にあったごはん(停電で溶けてしまった)をストーブでおじやにして利用者やスタッフが分け合って食べたこと、キャンドルは停電で電灯が使えない中結婚式のキャンドルサービスで使ったロウソクや仏壇のロウソクを持ち寄り明かりを灯し、夜な夜な活動再開へ向けての作戦会議を行った(この時、もしアロマキャンドルがあったら少し気がまぎれたのではないかと感じた)経験から選定したのです。
今日も三日町オレンジには製作スタッフが、ビーズストラップの製作に訪れたり、それぞれの家で作ったペーパーバッグを持って訪れたりしていました。