こんばんは、オレンジ齋藤です。
今日は日曜日ですが、総会が開かれました。
思えば一年前の3月、八日町オレンジで開かれた総会が夢のようです。
思い出深い南町、八日町での活動の場を無情に流し去った大津波でしたが、災害に会ってもますます結束も固く、日々の精進と発展を誓い合った事は言うまでもありません。
これから、6月になると、夢の実現に向け新たな活動をしていきます。
今後の報告を楽しみにしてください。詳しくは折に触れお伝えします。
さて、雨降りの午後、私たちは気仙沼市本吉町大谷の仙翁寺に、被災者の炊き出しのお手伝いに行ってきました。
ここ本吉の大谷でも津波の被害は甚大で、多くの皆さんが避難生活を余儀なくされています。
スタッフの発起人のおひとりが、「みんなが行くところではなく、小さな避難所に来たかった。」とおっしゃっていました。
そしてメニューは、京都発牛筋の煮込みです。なかなか家では味わえない丼ものでした。
そこへ、TUBEの前田亘輝さん登場
大喜びの会場のみなさん。
この女性は筋金入りのTUBEファンで、津波に流されたファン用の冊子(93年)を幸運にも拾い、この会場に持ってこれたそうです。
「津波で家が流され、家族とも連絡が取れない不安な日々が続いたが、こんなにうれしいことがあるとは…」と、とても感謝していました。
お母さんの楽しそうな姿に、娘さんまで楽しそうでした。
よかったですね。
我がネットワークオレンジ代表も、先日のフリマへのTUBEの突然の訪問やユーストリームの電話インタビューなどのお礼を申し上げ、一緒に記念写真。
東日本大震災の慰問で、各地を回り、前田さんもスタッフもたいへんお疲れで体調も芳しくないとのことでしたが、みなさん笑顔で好印象。プロ意識に感心しました。
「人を喜ばせられるのは素敵なこと。人を喜ばせるのはエネルギーがいるね。」
「人を喜ばせられる人になりたいね。」と帰りの車中での会話でした。
それから、気仙沼の仮設住宅にスタッフを一人下ろし、アットホームオレンジに戻りました。
さあ、これからオレンジもますます忙しくなりそうですが、通常の業務とともに、できるだけ被災した人々の心に添える活動を目指したいと思います。