心の声を繋げよう! [2011年05月21日(Sat)]
ネットワークオレンジの小野寺美厚です。
今日、小学校の避難所にいるという年配の女性から 支援物資についての問い合わせのお電話をいただきました。 ネットワークオレンジの取り組みが、市民の皆さんにも知られてきているようで、 最近、支援物資に関する問い合わせのお電話を沢山いただくようになりました。 困っていることをそのままにしない、あきらめないで行動するということは、どんな 時でも大切ですね。 担当のスタッフが伺ったところ「支援物資の中に、アイロンはありますか?」という 問い合わせでした。避難所生活をおくっていても、日常的な習慣は崩したくないと いうお話でした。 避難所の係りの人に言っても「優先順位ではない」と断られてしまったそうです。 こういうニーズは、贅沢とは違います。 同じような思いを持っていても、あきらめている人達がほとんどなのでしょう。 「自宅被災難民を甘やかすな」「自立してお金を地域におろしなさい」と言っている 人達には、こういった声は問題外なのですね。 失ったものが大きいほど、日常生活を取り戻していくための時間はかかります。 私たちも、このニーズに応えていけるように、最善の策を考えて行動していきたい と思います。 |