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大村はま(4)〜追求魂[2009年04月25日(Sat)]
さて、シリーズ大村はま女史最終回です。

私が彼女に惚れたのは、
ひとつ、言葉をこころの声を運ぶ手段だとする徹底的なこだわり。
これを(2)(3)で紹介しました。

そして、もうひとつは、そのこだわりを具体的に教室で実践する姿勢。
その慣習を疑ってかかるアグレッシブな様は本気でかっこいいラブ

しつこいけどさ、



こんな普通な感じなのに、すごいチャレンジャーなんだからびっくり。

真なる信念の所有者はきっと見かけはシンプルなんだろうな。

そう言えば、私も2年くらい前に比べてチャラチャラしなくなってきたかも!
mixiからご覧頂いてる方にはお馴染みのペディキュアもずっと塗ってないな。
(写真変えなきゃね)
20個くらい持ってた足用の指輪も、ほとんどどっか行っちゃった。
年取って構わなくなってきたのかってちょっと危機感感じてたけど、
へへっ、もしかして、芯が通って、無駄を排除するだけの自信がついてきた現われかな。
うん、そういうことにしておこう。

雑談はさておき、はま女史です。

国語の学習と言えば、これ!って言えるくらい存在感の大きい
読書感想文と漢字の反復練習にダメ出ししちゃってるんです。

読書感想文なんて課すから子供は読書嫌いになる。
感想文なんて書かなくたっていい読書はできるんだ。

漢字は何度繰り返して書いたって覚えないでしょう。
見て覚える子の方が多いでしょう。

全く筋が通ってるよね。 

大体、ワープロが普及しつつある現代(当時)にそんな正確に書けることが大事じゃないんじゃないの、とまで提起している。 

(そうかぁ、スペルチェック機能が当たり前のパソコンを使うんだから、
単語のスペルも完璧に覚えることもないのかも電球

本当に考え方が柔軟。 
はま女史自身語ります。

「教師たちというのは新しいことを考え出さなければいけないはず」
「新しすぎるぐらい冒険をして教室に向かわなければならない」

彼女は失敗することが怖くないいのでしょうか――?

あのね、怖くないみたい。

「ぜんぜん誤りのない安穏な世界よりも、多少の失敗を含む方が、人を育てるのではないか」

だって。 

本当にお見事〓

その通りだと脱帽するしかありません。

たどたどしくても、心が入った言葉に人は耳を傾ける。
NHKのような理路整然としてはいてもどこか冷たい言葉は頭に入りにくい。

心を偽らずにさらして向かうのが本物の教師のすることでしょう。
心は生ものであり、慣習やマニュアルで語れるものではない。

その時その時の真を追求してこそ、普遍的なものが見えてくるはずだし。

彼女の姿勢を見習い、私も真を追求する教育を実践できるように、
感性を研ぎ澄ましていたいと思います。

この記事のURL
https://blog.canpan.info/on-the-way/archive/584
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コメント
SNOW BOYさま

久し振りのコメントありがとうございます!

気に入って下さるんじゃないかって思ってました(^^)♪
Posted by:れーこ  at 2009年04月26日(Sun) 05:09

大村はま女史シリーズ とっても、面白かったよ。 真を追求する、揺ぎ無い姿勢が、カッコいい^^!
共感した。
Posted by:SNOW BOY  at 2009年04月25日(Sat) 07:48

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