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2019年07月14日

出雲の山墾り_2019_sec.21

7月13日、21回目の活動セクションです。
 去年より火入れは1週間ばかり早かったはずですが、気候のめぐりあわせが悪く(高温下で梅雨入り遅く降雨少なく、梅雨入りしてからは気温が低い)、播種したものたちの生育は、遅い=よくないと感じます。

こちらは昨年2017年7月15日の陸稲。これとてずいぶん定植が遅れ、やきもきしたことを覚えていますが、こんな具合。
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そして、昨日の陸稲の様子。


そして、上の写真よりおそらく7日ばかり前に定植したものがこちら。
P1290479

ところかわって、ケタ地のアマランサス。ほとんどダメかと思っていたのですが、他の草をよりわけ「救出」したもの。



昨年、2018年7月28日のがこれ。あと10日でここまではとうてい無理ですが、10日遅れとして、8月7日にはここまでいきたいものです。

20180728-P128040102



posted by 面代真樹 at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 焼畑

2019年06月30日

陸稲苗の定植

 6月29日の土曜日、陸稲苗・ネリカの定植をした。育苗箱2つぶんである。6月5日前後に播種した同じネリカの種の様子はといえば、かなり成育が悪い。裏の畑の隅の日陰に植えた種と比べても、高さにして半分以下である。荒れ地では根が張るまではこんなものなのかもしれない……というレベルを超えているようだ。今日、定植をその成育の悪い場所の上方でやり始めたところ、あぁ、と今更ながら気づいたことがあった。
 これまで、牧場地内の焼畑も春に夏にいくつかの場所でやっており、それぞれ土質が異なっていたものだが、今回はどことも一線を画するような違いがある。通称でナラヤマと称している場所の北東傾斜部は礫が目立つ。目立つどころが礫しかないようなところさえある。火入れの前は一面、孟宗竹だったはずなのだが、同じ北東傾斜部でも上部にはかなり多様な植生が竹林下層部にあり、伐開後に続々と再生していたものだ。それに比して、下層の礫が多いところについては、再生竹と葛が出始めているのみ。火入れ前もそうだったろうか。
 そう、表面部だけみれば北東傾斜部はそうなのだが、冒頭にあげたネリカの成育が悪い場所も、今回、苗を定植しようと鍬をいれてみれば、真砂になる前のような砂粒が多かったのだ。植物の成育にはきびしいだろう、これは。
 てなことを考えつつ、定植予定の場所を変更して、東部の上方へ。こちらは赤っぽい、やや粘土質の土壌だ。陸稲にはいいかもしれない。ただ、この場所は9月をまわると日照が悪くなる。
 あぁ、そうそう。この場所、もともとは半分やけになりながら稗を鍬入れして条蒔きし、モチアワをダメ元でバラマキしたところでもある。
 稗はいまだ発芽せず、モチアワも同様。
 ダメ元はやはりダメであったことがわかったのだが、1本も芽が出ていないというのは、こたえる(た)なあ。
 雨が降り始めたので、13時40分できりあげた。


▲種から植えたネリカ(陸稲)。なんとか生きてくれ。結実したとしても粃が多くなるだろうなあと思いながら。


▲高知のモロコシもがんばれ〜。


▲島大で播種したモチアワは、ホンリーよりも出芽がよいようだ。こちらの斜面はもともと土の条件もよい。ここはホンリー、モチアワ、ツルアズキ、ハタササゲ、サツマイモの混植。


▲礫の多いナラヤマ北東部斜面
posted by 面代真樹 at 06:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 焼畑

2019年06月05日

火入れの翌日に

竹株が水を地下から吸い上げている(であろう)ものですが、こうした株の周囲に炭化物が多いと糸状菌なのか放線菌なのかが大量に発生することが春焼きではよく起こります。
可能であれば、採取して、少なくとも放線菌なのか糸状菌なのかを知りたい。







posted by 面代真樹 at 06:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 焼畑

2019年06月04日

春焼き備忘録

6月2日(日)、春焼きの火入れ終了。
播種も報告も遅延しとるので、思いつくまま、まずは残しておく。
…順次加筆予定につき、草稿として……
まずはレポート速報版より概要を。

1.実施日時…令和元年6月2日(日) 8:00〜20:00
2.実施場所…仁多郡奥出雲町佐白地内(ダムの見える牧場林地)
3.参加者数…火入れ従事者18名/見学者4名 ※総22名
  ※参加者住所地(松江市、雲南市、奥出雲町、出雲市/広島県、京都府)
4. 概  要
 11時30分着火、15時30分延焼終了、16時30分鎮火。
 天候:曇時々晴、最高気温28℃、湿度不明、風0〜1m(着火時)。
火入れ面積約18アール。2区画分の予定を変更して1区画(A区画)のみで実施。飛び火はなし。
 区画内の刈って伏込した草木含めてほぼ全焼。

次にまず当日の時間経過を。

7:40  先発着・準備開始
8:00  一般参加受付開始
9:30  学生団体到着
10:00 全体ミーティング後、配置確認、エンジンポンプ・ホース・ノズル配置と放水テスト
11:15 火入れ式(風0m…火入れ局地/気温28℃/晴れ/湿度不明)
11:30 西南斜面上部より着火(人員配置:点火部3、上部4、ポンプ2×2、シューター5 等)。開始30分までは火勢弱く、材の移動・火掻き棒での浮かしなどへ人員を投入。
12:10 延焼はじまる。
12:40 西南斜面側の延焼が竹積み部最下部へ到達。防火人員配置をシフト、東南斜面側上部より着火。
13:15 東南斜面側防火帯域を火入れ地内側へ移動。主にササ類茎部堆積の層を重ねて迎え火のラインを形成し上部から順次着火。内部の延焼が外側に広がる速度が早いため。
14:30 東南斜面側の延焼が最下部へ到達
15:00 東南斜面側最下部の火勢が強く、防火帯草地への延焼がはじまったため、エンジンポンプによる防火、消火の放水を実施。
15:40 主要部の火勢が落ち着く。北西部裾地の竹へ着火開始。防火ホースの破損など状況事態をみて、材の約半分を移動し、火勢を弱めた状態での燃焼に切替え。
16:15 火勢弱まったため、順次撤収準備。
16:30 鎮火。撤収開始。
17:15 終了ミーティング、全体解散。
18:00 現場見回り開始。斜面残置の炭火丸太の移動。南西部防火帯へのエンジンポンプによる防火放水。その他火切り線づくり、掻き出しや落葉堆積箇所の崩しと放水など。
20:00 火入責任者現場最終確認、退去


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posted by 面代真樹 at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 焼畑

2019年05月28日

出雲の山墾り〜竹の焼畑2019:sec.13

 5月25日(土)の活動について簡単に記しておく。
 10時〜16時、島大里管関係が3名、そして山村塾が私1名。雨が降らず、水が牧場でも足りないということで、水路からポンプで汲み上げる。防火用水タンクへの給水のためだ。この日、昨年里管で購入したエンジンポンプの試運転をする予定だったのだが、なんと放水ホースがない(使えない)ようで、そちらはそちらで現場の作業はできなかったようだ。最高気温は33℃をこえたのではないかというほどの炎暑だったゆえ、どちらにせよ山での作業はできなかったろう。
 もっと気温が低ければ、立ち枯れたままになって約2年がたつコナラの大木を伐採する予定だった。まわりの草木を切り払い、チョークで線をいれ、方向や手順などをさらって、いざチェーンソーで受口をつくりはじめようとしていた。ま、その前から、息があがり気味で、休み休みとりくんでいたのだが、「やめよう」と決断したのだった。
 直径がけっこうあり、せいぜい間伐用の非力なチェーンソーでもあり、ガイドの長さが半径に届くかどうかというほどのもの。けっこう、時間も体力もかかるだろうし、集中しつづけねばならない。倒すのなら雨を吸う梅雨入り前がよいのだが、ともかくこの日はやめ。



 あとはナラ山上部の草刈りを1時間半ほどもやっただろうか。1週間前とくらべて、切ったはずの灌木が株からまた枝葉をのばしているのには、驚きもしたが、やれやれという気持ち。
 
 翌日の参加人数の報告が来ていないのだが、おそらく4〜5名。エンジンポンプの試運転と防火帯づくりをやったようだ。裾野の草刈りはできていないので、水・木とひとりでチャレンジ! やるか、と気持ちを入れて前進なのだ。
posted by 面代真樹 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 焼畑

2019年05月18日

出雲の山墾り〜竹の焼畑2019:sec.12

2019年5月18日、曇り、最高気温23℃。
いろいろ。ほんとにいろいろ。

●スペルト小麦が食われた
 出穂を前にしてぜんぶ牛に食われてしもた。今日、柵の補修をしようと、そう準備していた矢先に。小麦はともかく、この先、ここを放棄(あきらめる)しようかと、うーん、里芋、キクイモ、サルシファイはすでに種をいれている。それらも同時にあきらめるのかいなか。
柵を補修しながら、秋まではやってみようと思い直した。
入ったのはおそらく新入りの一頭。竹の横棒を折っての侵入なのだが、ま、成牛の力でもって折ろうと思えば簡単に折れるくらいの竹だからね。来週には太いものと交換しよう。

●ホウコのこと
 牛が入った山畑のなかでそとでホウコ(ハハコグサ)がふえているのはなぜだろう。牛が運んでいるのか、人(私?)が運んでいるのか、もともとそこに眠っていた種なのか。
 牛が食べたあとも点々とある。そして昨年春焼き地(名称をつけたい。ひらはた=以後、平畑としよう)で今年ふえた。
 数本、牛が手(舌)をつけていないものを持って帰った。モチにつかうのだ。


●ウツギのこと
ウツギの花がにわかに咲き始めた岩伏。牧場内にも点々とあるのだが、下布施と日登を結ぶ道路沿いには多く見られる。

夕闇の道もたどらじ賤の男が山田の岨にうつ木さく頃
ゆうやみのみちもたどらじ しずのおが やまだのそはに うつぎさくころ

荷田春満の門下、荷田蒼生子の歌。ウツギが和歌にとられるとき、多く「ウノハナ」としてよまれるもののようにみえるが、ここでは「ウツギ」が「サク」となっている。
私たちがウツギを特別な花として認知するのは、ネットに浮遊する折口信夫の言説の断片によるのかもしれない。ふと、国学が生まれいづるところに、ウツギがサク、その光景があるのかもしれないと、思うた。
ウツギについては、また改めて。


●陸稲のこと
そろそろどこの田植えも終わる頃、、と書きかけて、え、うち、まだじゃないか!? 
陸稲のこと、半分忘れていた。いかんいかん。
ちょっと遅れたので、浸種、苗をつくって、植えようとか思う。
明日、えいやでじかまきするという手もあるのだが、、。ケタ地では草に負けそうだし、種籾が少ないので、ここは慎重に。梅雨入りしてからの植え付けのほうがいいだろうと決めた。
ネリカをはじめてためす。そして昨年イセヒカリの種籾をこれは、ネリカとの比較のためにうえてみるのだ。

●火入れ地準備
 帰ってから考えた。ポイントを3つ。
†. 攻めの姿勢で……守りに入っているようなので逆を。バランス大事。Bの区画もやれるならやりたい。風向からして飛び火の可能性は少ないが、0ではない。Aを焼いたあと、準備をしていないBに飛び火したらと思うとぞっとする。
†. 楽にやる……準備を周到に。その場の思いつきでやって、あとで苦労するのはさける。乾燥しており、経験者も少ない春はとくに。今回はこれまでにない状況として、「草」が燃える可能性が大。
今回手をつけるナラ山(昨年秋焼き地)は、笹の枯茎堆積があるところ、また竹の葉の乾いた堆積と他の燃えやすい材の堆積があわさったところなどがみえない形で点々と散らばっている。
防火帯は消しにまわりますが、傾斜の急な火入れ地内は、そうしたものも含めて「燃やす」ことが大事。
†. 積み方の最低量を試す
 積まれた竹を切ればわかりるが、過去4年には経験のない最高の乾燥度。九州地方の真竹の焼畑の写真でみるように、浅い積み方で延焼する可能性あり。もしさほど積まずに延焼するのだとしたら、楽にやれる型ができる。すなわち、「秋までに切ったものを1年近く乾燥させて春に焼くのが孟宗竹の場合はいい」ということ。

しかし、3日前あたりに雨が1日降れば、浅く積んだものがあだとなる。そこはリスク分散させつつ。それが「試す」ということ。

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折口信夫「花の話」(青空文庫)

posted by 面代真樹 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 焼畑

2019年05月12日

出雲の山墾り〜竹の焼畑sec.11

5月11日(土)。
 春焼きに向けて、火入れ地整備の日です。10:00〜15:30、山村塾1名、里山管理研究会5名、最高気温28℃。
 中山は里管で、楢山は塾で。
 塾の方は実質3時間で伐採竹の積み直しと生長してきた草木の刈り取り。急斜面でからまった竹をほぐしていくのは、想定していたよりも時間がかかることが判明。また、竹は最高度に乾燥しており、手ノコでは歯がたたないレベルのものもチラホラ。チェーンソーでもきついくらい。
 どこにどう積み直し、どこから火をつけて、どのように延焼させるのを基本とするか……も考えながらなので、そこも時間がかかった要因でもある。
 スパイク足袋でも気をつけないとすべるほどの急斜面なので、足場をとるのにも気をつかう。
 では、今後の段取りを見据えつつ、目論見を。
 堆積した竹葉は活かせるところはそのままいかし、延焼に巻き込むのが手数をけずるためにもいい。春焼きならば燃えてくれることは昨日のケタ焼きの状況からも期待できる。防火帯には昨年の秋焼きで炭がのこっているエリアを最大限利用する。
……以下、今晩加筆。

 写真は楢山から中山をのぞむ図。

posted by 面代真樹 at 06:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 焼畑

2019年02月18日

出雲の山墾り〜sec.6

 2月16日(土)。くもりと言えましょうが、数秒ほど陽がさしもすれば、1分ほど雨がパラパラときたりもし、風が一時的に強く吹いたりもする、そんなお天気。気温は6℃。11時頃から中山を歩き状態を観察した。30分ほどは学生らがカブの間引きをする間に、倒して玉切りしてある竹を積む。かれこれ2時間弱の仕事でした。



 例年ならば雪がつねに山の斜面をカバーしていたものですが、今年は10日くらい前から裸の草土がむき出しになっています。草のカバーがないところは土が流れはじめており、場所によっては崩れてもいますね。わずかではありますが。ロゼッタをなす越年草も里の方では葉を起こし、花をつけはじめているなあ、、と思ったのは10日ほど前か。
 雪がないことによる変化は牛の山あがりに顕著でした。けっこうあがっています。食べられる春の草は標高50mほどの里にはあふれはじめていますが、ここいら200mほどのところではまだ枯野でありますが、食べられるものを食べているのです。



 切り崩された崖地にある草ですが、それだけに土の跳ね返りがなくきれいな草であるし、食べやすい?位置にあるからか、よく食べています。12月ごろからそれとなく見る限りでは、再生竹の葉はきれいに食べ残しないほどに食べていることとの共通点があるように思えます。カビなどの菌類にきわめて強いものたちで冬の青さが目立つもの、竹の秋は春ですが、この写真にある草はどうだったでしょう。思いつきついでに記しておけば、枯草菌との関係性もあるのかな。

 牛が秋から冬にかけて歩くところは春夏とは違うのだろうか。そういう問をたててみることにしました。これから見てゆきましょう。
 冬は草のカバーがないことによる斜面土壌の流亡が激しいのだと、ここ数年、里でも山でも、人工的に削った箇所で、そう思います。
 雲南、奥出雲の山は上はなだらか下はストン。爺さんらがそう言うことの理由と歴史的利用の履歴が、気候とあわせてそこから読み取れそうです。

 ブラウンスイスは走ったり跳ねたりと体力を持て余しているようでした。春には卒業なのかなあ?
(現在は育牛状態。春から搾乳できる牧場へ移るのです、たぶん)


posted by 面代真樹 at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 焼畑

2019年02月02日

出雲の山墾り〜sec.5

 朝から青空が広がっていた。10時半頃に牧場に着いたが、日陰の水たまりは厚い氷が張ったままだった。北向きの斜面だと雪は2〜5センチ程度残っている。竹炭をつくるのにはちょうどいい。1時時点での気温は10℃。切り捨ててあった竹を集めはじめたが、思ったよりも時間がかかる。雪に足をとられるからかすぐに息があがってしまう。
 うまく着火したら儲けもの、火をつけながら積んでいけると、ガストーチでで火をあててはみたが、こりゃ無理だとあきらめた。やってできなくはないが、夕方までかかってしまう。今日のところは竹を切って積んでいくことにした。
 途中、ノグルミの枝に竹をかけてしまい、処理に手こずってしまった。だもんで、結局積めたのはこれくらい。



 来週の土曜日。雨がふらなければここで燃やして消し炭をつくる。雪はとけているだろうから、切り捨てたままの古竹や新たに10本程度を追加しよう。

 このくらいの寒さはブラウンスイスにはちょうどよいのかな。やたら元気でした。草が少ないのは気の毒だが。気候と土質もあるのだろうが、ま、いろいろ。



 今日の仕事は1名。来週もかな。
 


posted by 面代真樹 at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 焼畑

2019年01月13日

出雲の山墾り〜sec.2

昨日に続き、本日も暖かい。しかも数週間ぶりの青空が広がる晴天。思い立って遊びに出かけられる向きもずいぶん多かったようだ。
 牧場の牛たちものどかに日向ぼっこ。そしてわれわれは、山へ入った。
 気温は10時時点で7℃。最高気温は10℃までいったと思う。

◆大原山の荒廃地ー視察備忘
事前調査概要
・森と畑と牛との里山再生地として候補に。また火入れと雑穀類栽培地の候補。
・5〜6年前までは耕作に通っておられた。つまり耕作放棄後6年ほどが経過した土地。
・道はトレイルランコースに入っているため、年に一度は踏査と簡単な整備が入っている。山道ゆえ軽トラ4駆でのアプローチとなるが、道を補修しないと難しいだろうとのこと。
・水田面積は約8000平米。8反ほどある。グーグル・マップでの計測。住居跡の前に広がる平地は畑地だったかもしれない(H29の地理院地図では水田)がこちらが約3500平米。あわせて1町強ほどの耕作地。
・標高320m〜340m。かんな流し(砂鉄採取)の跡を水田にしたのだろうと地元談。
視察概要
・道は雲南市側からのルートを通った。軽トラを途中でとめ、約1kmを歩く。20分〜30分ほどか。道がえぐれているところがいくつかあるが、通れなくはなさそう。スペアタイヤは必須。一番の問題が大きな落石。1〜2トンほどはあろうか。造林帯を抜けて開けた谷底の水田跡に出ると、道は笹とススキで藪をなしている。
・谷が東西に走っていることもあり、日当たりはよい。
・水は小川からの取水も堰をつくれば容易。土嚢を積んでそうした跡もあった。
・炭焼き小屋は屋根がかろうじてもっていて、今春にでも補修すれば使えそう。木箱が積まれた小さな物置小屋も屋根の穴がなく、これも今春補修すれば維持できそう。
・水田の放棄地はススキがかなり大きくなっており、火入れが必須かもしらん。草刈りしてみての様子見。水のはけはよいようで水の溜りは見られなかった。夏に火入れしてカブをやり、春から雑穀。水はけがよく土が起こせるところであれば、畝をたててもよいかもしれない。
・1反ぶんからか。
・火入れをするには軽トラが入らないとポンプも入れられない。まずは車が入れるよう道を整備するか、佐白側からのルートの状況を踏査してみるべし。
・イノシシ除けの柵はない。すべて撤去されたのかそれほど出なかった場所なのか。
・北面南面とも山の斜面は多種の落葉広葉樹。クヌギ、コナラが多いようだった。アベマキもところどころに目立つ。日のあたる北面はとくに若い。近年まで薪炭林として利用されていたようだ。
・春の新緑はさぞかし美しいだろう。
・電線が農地の南方を東西に通っている。







posted by 面代真樹 at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 焼畑